乗り乗らないクルマ：その2

画像はポルシェカレラ4。
首都高湾岸線の大黒PAで撮りました。
バトルは無しか、もしくは堂々と桜の代紋付きのクルマと、闘ってみてくださいね(´д｀|||)

さて、本題は「乗り乗らないクルマ」その2。
トヨタ・カリーナGTです。型式はAT210型、6速MTが設定されてました。
エンジンはAE111レビン・トレノと共通の4A-GE型1,600cc、専用スポーツサスペンション、スポーツシート、革巻きステアリングと、欲しいスポーツセダンの典型でした。

なので、初めてのクルマ選びでは、大本命でした。
宇都宮市は、市内をマイカー無しで移動するには無理がある地方都市ですから、レンタカーの日産キューブを借りて、トヨタ店に乗り付けました。

ここで対応してくれたのは、女性の営業さんでした。
私、
「あの～、カリーナなんですけど、置いてますか？」
営業レディ、
「もちろんございます。こちらのマイロードがお買い得ですよ♪」（ニコッ）
みたいな感じ。

まあ、まさかGTは置いてないと思ってたので、予想通りですが、正直言って、おじさん向け特別仕様車のマイロードは、印象が薄いです。
インパネの木目調パネルが、かなり安っぽい感じ。

私、
「あの～、GTを検討してるんですが。。。」
営業レディ
「左様でございましたか。ではカタログをお持ちします。」

とりあえず、カタログはゲット！
そのあと、カタログを挟んでしばしお話。
とりあえず、笑顔はゲット！

そして、見積りを作ってもらいましたが、これが激シブの7万引き、カリーナなのに軽く200万円オーバー。
当然ながら、予算オーバーです。

「月刊自家用車」では、トヨタは値引き幅が大きいと聞いてたのに、残念。
そのあとしばらく話はしましたが、条件が変わる雰囲気が全く感じられず、撤収しました。

キューブの中で作戦タイムとし、カローラ店に向かいました。レビンの試乗をさせてくれたので、4A-GEと6MTの感覚は分かるかなと期待して行きました。でも、これがかなり？なクルマでした。単にガチガチで動いてる感じがしないサスペンション、シフトストロークは短いけど、各ギアみんな入りにくくて難儀しました。エンジンはレーシングさせてしまいましたが、これがかなりうるさい。気持ちいいサウンドではなく、ノイズなんですよ。
AE111のファンの方には、わかるんかもしれません。あくまで私の感覚です。

これで一気にカリーナGT推しの気分は醒めてしまいました。営業レディさんからはその後なんのアクションもないし、こちらから電話で探りを入れても、言葉遣いの良さと笑顔のイメージは感じられるんですが、どうも「売る気」が感じられず。

その他、同じエンジンのカローラGTとスプリンターGT、E11#系の見積りも取りましたが、カローラ氏もオート氏も、GTについては全く売る気がなくて、やっぱり値引きはヒトケタ。

これでは、「トヨタにはトヨタ」の値引きのセオリーが通じません。

なかばやむなく、商談のほうは日産のP11プリメーラカミノと、ホンダのMBドマーニ、EKシビックフェリオに転戦しました。

トヨタのGTの売り方には、正直言って負けました。
値引きが無くても、「欲しいヒトは買ってくれる」トヨタのGTだったんでしょうね。