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今日は、朝からタクシーネタを書いていたせいか、無性にタクシーに乗りたくなりました。

画像は、日本交通の黒塗りのトヨタ・クラウンセダン。たまたまですが、メルセデスベンツ・Vクラスとの2ショットです。

今日はゆったり贅沢に、上野から渋谷まで、4,400円也♪
電話で黒塗りのいいクルマを呼ぶか、拾うか迷ってたら、幸運にも黒塗りのトヨタ・クラウンセダンタクシー（5ナンバー車）、私の好きな日本交通のクルマが来ました。

それで渋谷まで行き買い物を済ませ、今度は品川まで、2,690円也♪
渋谷駅南口のタクシーのりばからなので、たまたま乗ったのは緑のトヨタ・クラウンコンフォート。東京無線タクシーグループの国産タクシーのクルマでした。

ちなみに、どちらもメーターは同じレートで回ります。

で、インプレッションです。
前者はかなり新しいクルマで、後者はかなりお疲れぎみのクルマでしたから、走行距離がかなり違うとは思います。
それを差し引いても、後者のクラウンコンフォートはダメダメでした。原設計は80系マークⅡですが、25年前と同じような落ち着かないフワフワした乗り心地、回転数が上がれば上がるほど、「ヒュイーンヒュイーン」と古いLPGエンジン特有の安っぽいエンジン音、あと、内装が今どき？なビニール張りで、シートは全部白のカバーで、モケットがないのがバレバレ。

一方、さすが「ビジネスクラスタクシー」を名乗るだけあって、日本交通の黒塗りクラウンセダンは、きっちりクラウン品質を演出できてました。昔ながらではありますがブルーグレーのモケット内装、インパネからセンターコンソールは木目調パネル、大型化されたヘッドレスト、シートはハーフカバーでモケットの肌触りを楽しめますし、何よりエンジンが静か。

運転手さんによると、黒塗りはキャリアを積んだベテランのドライバーでないと、担当させてもらえないそうです。
当然ながら、お話も弾みます。
私は海外でのタクシーやハイヤーの乗車体験を、パリ、上海、バンコクの3都市分話しました。
運転手さんからは、日本交通のタクシーとハイヤーの違いについて、教えてもらいました。

また、そのうちブログに載せたいと思います。

それにしてもクラウンコンフォート、もう廃盤になりましたが、やはりクラウンを名乗るだけの商品力は無かったんでしょうね。でも、緑やオレンジや、その他私鉄系など、クラウンコンフォートはまだまだ走ってますから、流しやタクシーのりばで拾うと、かなりの確率でハズレを引くことになりそうです。

クラウンコンフォートに比べれば、まだ、ただのコンフォートのほうがマシですね。ほんとは中型料金を払いたくないクルマなんですが、何故だか東京、神奈川ではコンフォートは中型扱いです。地方に行くと大体どこでも小型車扱いで安いんですけどね。

サムネイル画像は、京急久里浜駅前の、京急中央交通専用のりばです。クルマは日産のY31セドリックまたは、トヨタのコンフォートです。

さて、好きなタクシー現在編ですが、個人タクシーは東京では本当にいろんなクルマがあって、楽しいです。こちらはまた別稿にて。

という訳で、法人タクシーを中心に書こうと思いますが、先ずはトヨタ、クラウンセダンタクシーのS10系、3ナンバー車ですね。

基本設計が、80系マークⅡにまで遡るので、新しいけど中身は古いクルマです。でも、80系マークⅡセダンタクシーも好きなクルマでしたから、このクラウンセダンもなかなかいいんですよ。

ただし、全体のデザインは、5ナンバー車はクラウンらしい押し出し感が足りないので、パッと見るとコンフォートと変わらないんです。だから、3ナンバー車が引き立ちます。前後バンパーを大型化、サイドモールも肉厚でメッキ加飾です。ここまでコストを掛けて、車内は広がってないわけで、ほんと3ナンバー登録したいだけですね。ある意味徹底してます。

この3ナンバー車を標準で導入してるタクシー会社は、東京でも少ないし、台数も少ないと思います。個人タクシーだとクラウンロイヤルサルーンのほうが多いので、都内でもこれに乗るにはかなり運まかせ。東京MKタクシーや、日本交通には在籍してそうですが、まだ予約はしたことがないです。

鉄道が発達していて、特に都心は「東京HEART」を自認する東京メトロで、大体どこでも行ける23区内ですが、たまにはタクシーで皇居の周りなんかを走りながら、首都東京の景色を眺めるのも、贅沢な時間だと思っています。

画像は現行型トヨタ・コンフォートです。現行型ですが、登場から20年は経ちましたね。

さて、私の好きなタクシーですが、やはり子供のときに、母の実家の最寄り駅の、国鉄甲子園口駅前につけてた、草色の2トンカラーの阪神タクシーです。車種はクラウンセダン、型式はS110系です。

当時、地元の和歌山では、父はわざわざ安い有田交通の小型タクシー、日産ブルーバード810系ばかりに乗るので、15分以上乗ると車酔いがひどい私は、乗車時間が長く、道路も整備されてない田舎のタクシーには、苦しい思いでしかありません。

今思えば、道路も広く乗車時間も短い甲子園口の阪神タクシーでは、クルマの良さとあわせて、乗り心地がいいと感じてたんでしょうね。

画像は、いつもながらですが、Wikipediaをご覧下さい。

あまりにクルマネタが少なくて、見て下さる方々には申し訳ないので、毎日ひとつはクルマネタを入れたいと思います。

さて、画像は京急タクシーのトヨタコンフォート。

一見へんてつもないこのタクシー、よく観ると社外品のアルミホイールに、フロントリップスポイラー、また、自動ドアにはLEDの縁取りが付いてて、夜に乗るとやたら足元が明るくて忘れ物防止になりそう。

ただし、全社的に上記特別仕様ではなく、一部の担当メカニックの趣味が含まれてるとの、運転手さん情報です。

日産セドリックを代替えしてる途中なので、クラウンでないただのコンフォートだと格下げみたいですが、この特別仕様はいいクルマですよ。

釣具屋さんで、お馴染みの店員さんと話してたら、肝心の所用の時間に遅れてしまいました。

遅れるのが確定したんですが、にわか雨が降りそうだったので、渋谷駅のタクシー乗り場から小田急タクシーのトヨタクラウンに乗りました。

サムネイル画像は、小田急のキャンペーンの広告です。
今日気付いたのですが、小田急タクシーの車体色は、小田急ロマンスカーと同じ色使いだったんですね。

今も、クラウンタクシーはLSE車と同じ色ですし、
プリウスは、VSE車と同じ色。

小田急さん、 なかなか芸が細かいです。
ついでに、バスもロマンスカー色、お願いします。

余談ですが、渋谷駅前で、赤の初代ホンダシビックを見ました。ナンバーを隠す処理ができないので、画像は遠慮しましたが、かっけーです。