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今夜は収穫が多かったです。

私はもともと移動は苦にしないタチですが、最近はさらに定規が延びて1000キロ単位は平気になってきました。ちなみに今回は往復2400キロです。

今夜は上海駐在の同期と会合でしたが、よもやま話というよりはまじめな仕事の話が多く、勉強になりました。今回のメンバーは根がまじめなので、自然とそういう話になりました。

日本企業の駐在員と、私のようなローカル企業の現地採用では立場がまったく異なるんですが、そこは同期のよしみで、分け隔てなく今までどおりに付き合ってくれた友人に感謝でいっぱいです。

今回は「顔つなぎ」のつもりで来ましたが、それ以上に歓迎してくれた友人たちに重ねて感謝したいです。私自身は自分の判断で会社を去りましたが、かんばっている同期がこれほど気遣いをしてくれて、また上海来訪を歓迎してくれたことは、一生忘れないと思います。

次回は年明け以降ですが、今から楽しみです。

1時間ほど前に同期会が終わり、ホテルに戻りました。

気分的に飲み足りないので、「高いなあ・・・」と思いつつホテ1のバーでウイスキーを飲んで、先ほど自室に戻りました。まあ。気分ですから、コストは仕方ないです。。。
（バーのピーナッツが辛すぎるのはNGです）

さて、今夜はいろいろ収穫がありました。
もともといた会社の同期と最新の研究開発について話せたので、自分の知識をアップデートする手がかりが得られたのが一番大きいです。自社の設備が業界でも評価されていることがわかりました。もちろん、自分でも実際に試運転の実績から実力があることはわかっていたつもりですが、外の技術者の裏打ちコメントがもらえて、確信しました。

今回わざわざ長躯上海まで来たのあ、業界で最先端を行っているパートと付き合いがないと、そのうちメッキが剥がれて陳腐化するからです。

FMCG（非耐久消費財、すなわち日用品。）業界はそれがどんどん加速しています。中国のローカル企業の研究開発を預かる立場としては、敏感に自分の創る商品設計が市場に合っているかどうかは、日常常日頃考えるところです。

とはいえ、現状ではさほど私の発言権はないので、自分の出番が来るまでリサーチを広げつつ、かつ深めて、いざ、というときには事業全体を提案できるように、準備しておくしかないなあ、と思っていますy。

それまでは「我慢の子」ですね。

昨日、広東省シンセンから上海に移動し、今夜は前の会社の同期やもと上司と会食の予定です。

1200キロのフライトは疲れますが、たまには大都会の空気も吸わないと時代に乗り遅れる気がします。
ちなみに今日の大気汚染はPM2.5が90μg/ｍ3で、11月訪問時の200μgに比べると半分です。

昨日はシンセン宝安空港の周辺は雲が多かったですがその割には飛行機は揺れず、順調なフライトで20分ほど遅れただけで上海虹橋空港に着陸しました。荷物受け取り口のところで、BMWの新型7シリーズの大看板が出迎えてくれます。中国語では「宝馬・全新7系」です。宝馬は「バオマー」と聞こえますが、BMWのことです。



迎えのクルマもきれいなメルセデスベンツ・Eクラスで、市内の渋滞もいつもよりマシだったのでラクにホテルに到着しました。


（イメージ図）

先日中国製の旅客機ARJ21の記事を書きましたが、中国国内の幹線は今でもなかなか週末のチケットが取りづらいので、大型機材が増えていく余地も大きいと思っています。

今回は中国南方航空のA330-300型機で、エンジンがロールスロイスのトレントというタイプ。エンジンの騒音が小さいので、巡航時の機内も比較的静かに感じます。A330はメーカーのエアバス社の開発投資の回収が進んでいるので、機体価格は割安とのことですから、これから需要が伸びる中国国内線やインド発の国際線などにも、導入されていくでしょうね。



夕刻のフライトでしたので機材の写真はありませんが、チケットとバゲージタグの画像を載せておきます。

"China ARJ-21" by Peng Chen - Flickr: China ARJ-21. Licensed under CC 表示-継承 2.0 via ウィキメディア・コモンズ - https://commons.wikimedia.org/wiki/File:China_ARJ-21.jpg#/media/File:China_ARJ-21.jpg

画像は中国商用飛機のARJ21型です。上記のごとくWikiよりお借りしました。

飛行機に詳しいかたなら、「どっかでみたな・・・」という後部からの画像ですが、よくよく調べてみると
ありし日のアメリカの航空機メーカー、マクダネル・ダグラス（MD）社がMD-95を中国企業にライセンス生産させる計画があったらしく、MD社の遺産である原設計とそれに合わせた生産冶具で、このARJを造り上げたとのことです。

機首からの映像を中国国営放送で見ましたが、コックピットの窓配置なんかはMD-95（元はDC-9）のまんまですね。

ちなみに、キャパが70～100名と小さいので、エンジンも小さいものに交換しています。元はBMW・ロールスロイスのBR700系でしたが、GEのCF-34に載せ換えたとのこと。道理で、垂直尾翼付け根からエンジンポッドの配置が不自然です。。。

年明けから中国の国内線でデビューとのことですが、さて、実際に乗客がどう評価するかは？ですねぇ。


なお日本の三菱・MRJとライバル関係にあるがごとくの日本の新聞記事を見かけますが、正直航空ファンからすればまったく勝負にならない、違うカテゴリーといっていい機体です。

ARJは中国の耐空証明しか取れていないのに対し、三菱・MRJは欧州と米国運輸当局の証明取得が前提です。

ですので直接のライバルはエンブラエル・E-Jet（JALグループとFDAが導入ずみ）と、ボンバルディア・CRJやQ400シリーズ（ANAグループ）あたり。製造国の日本で置き換えが成功しなければ、輸出先でのセールスは見込めないと推測しています。

こんにちは。

当面中国でのドライブ生活は、交通安全と資金の両面で時間が必要ですので、
街角情報と国内長距離移動（飛行機がメイン）についての投稿が多くなりますが、あしからずご了承を。。。

さて、最近は香港のダブルナンバー車両をご紹介しましたが、今回は大陸ナンバーのトラクターです。
メーカーは東風汽車。大陸の乗用車では日本の日産・本田、フランスのPSAと合弁で事業を展開しています。

いっぽう商用車（特に大型トラック）は、独自ブランドで大小さまざまなトラックを造っています。他の中国商用車メーカーにもいえますが、いすゞのデザインが好みらしく、「なんちゃってエルフ」とか「なんちゃってGIGA」みたいなのもありますね。

今回はトラクターで、比較的新しくきれいなクルマの画像が取れたのでご紹介しました。



ドイツ・ハンブルクを母港とするハパーク・ロイド社のオレンジ色の海上コンテナを牽引しています。
ここ華南エリアもドイツやオランダのような北西ヨーロッパの国の企業の進出も多いので、本国との取引も
もちろんかなりのシェアがあると推察します。

以前のJRコンテナのように、貨物の中身がわかるタグを表示していればなお面白いですが、海上コンテナではそういうものはないので、中身は想像するしかないですね。