ドライブシャフト、やっと抜けたぜ！！　

運転席側のドライブシャフトが、プレスを使ってもびくともしなくて、駆け込み寺の如くいつもお世話になっているディーラーへ持ち込んだのが１１月中旬のお話。そして先週の１２月１４日（土）、メカニックからドライブシャフトが抜けたとの連絡がありました！ヽ(≧▽≦)ﾉ"ﾜｰｲ

この１ヵ月間、メカニックといろいろやり取りしながら作業していただいてて。最初は１週間後に取りに行く予定だったんだけど、やっぱり抜けなくてそのままお預かりに。

プレスをかけてもダメ、焼いてもダメ、もちろんスプライン部分に浸透液をたっぷりと入れてるにもかかわらずにね。(つд；｀)

もうダメだ、諦めよう…。

新車から２５年、一度も外したことがないリアのドライブシャフト。助手席側はすぐに外れたのに、運転席側がここまで四苦八苦するとは思ってもみなかった。

新しいドライブシャフトを用意するにも、新品は片側約９万円。もちろん左右同時交換が基本だから１８万円。もちろんそんなお金はないし、出せやしない。救いのリビルトもフロントはあるんだけど、リアはないようだし、中古品も素性がよくわからないし。(;´・д・)=3ハァ

普通の車ならともかく、ＧＴ－Ｒともなればチューニングが当たり前だし、そのパワーを受け止めるリアのドライブシャフトにかかる負担も相当なはず。だから素性が一番よくわかってる自分のをどうしても使いたかったし、使えるものだと思ってた。

メカニックはもう少し預からせてほしいとのことだし、ゴン太もこのドライブシャフトを使いたいので、ナックルを破壊してでも外してほしい旨を伝えました。

作業中も何度かディーラーへ足を運ぶ用事があったので、その都度ドライブシャフトの作業状況を聞いたりはしていたんだけど、やっぱり抜けないようで、メカニックも相当困惑の様子。だけど、それが逆に彼に火をつけさせたようで、「何としてでも抜いてやる！」というメカニックとしてのプライドがヒシヒシと伝わってきました（笑）

その後、ハブを焼いて膨張、その隙間に浸透液を染み渡らせ、プレス。これを何度か繰り返し、ようやくドライブシャフトを抜くことに成功しました！＼(^o^)／

ナックルは、プレスしている途中で折れちゃったみたい。と言うのも、プレスをかけてもアルミ製のナックルでは、ゆがんでプレスの圧が逃げて、思うように力を加えられなかったとのこと。

ここまで来たら再使用は不可なので、足を切断してナックルの一番強度がある部分で固定し、プレスの圧がしっかりと掛けれるようにしたのが功を奏したとのことでした。

抜けた運転席側のスプライン部分。

全然錆びついてないのが不思議だねって、メカニックと話をしていたんだけど、固着していた原因は何だったんだろう？？

むしろ簡単に抜けた助手席側のが錆びついてるし。

ゴン太が叩きすぎて、ナットが入りにくくなっていたので、ネジを切り直してくれました。(^_^;)

助手席側のは叩いてないのに、ナットが入って行かなかったので、こちらもねじ切りをしてもらいました。

諦めていたドライブシャフトが抜けてくれて、本当に嬉しいね♪メカニックには本当感謝しています。

しかもね、ドライブシャフトに関わる費用はすべてサービスしてくれました！！メカニック曰く、ＬＳＤのオーバーホールを待っていただいてるからだって。

でもね、それだけじゃないと思うんだ。

メカニックとの１５年以上にもなる長い付き合いの中で、お互いの信頼関係や友達としての付き合い、そしてゴン太の３２への思い。このドライブシャフトもメカニックがわざわざ仕事帰りに自宅まで持って来て下さったりね♪

だからまたメカニック、そして３２との絆が深くなる。ゴン太の３２は、いろんな方からのご好意や思いがたくさん詰まってるの。(o≧▽ﾟ)oニパッ

早く３２を組み上げて、走りたいなぁ。今はそれを夢見ながら整備を進めています♪