スズキのコンパクトカー「バレーノ」

スズキから登場した「バレーノ」。

インドの「マルチ・スズキ・インディア」で生産される世界戦略車です。
インドから輸入してから、静岡県内にあるスズキ湖西工場で完成検査が行われて、それから販売となります。

今までAセグメントで展開で進めてきたスズキ。
Aセグメント用の新型シャシは、イグニスとソリオに採用されています。
バレーノはBセグメント用新型シャシを採用。

ボディサイズ
全長3995mm×全幅1745mm×全高1470mm
ホイールベース2520mm

ボディサイズが近いのはアクア。
全長3995mm×全幅1695mm×全高1455mm
ホイールベース2550mm

バレーノは全幅が3ナンバーサイズですね。
また全高は低めです。アクアは低すぎるくらい(^_^;)
ヴィッツが1500mm、ノートとフィットが1525mm。

エンジンは２種。
イグニスやソリオに搭載されている「K12C」型。1200ccNAエンジンです。
組み合わされるのは副変速機構付CVT。
最高出力91ps/6000rm　　最大トルク12.0kgm/4400rpm
JC08モード24.6km/L

そして新登場したのが「K10C」型。直噴1000ｃｃターボです。
組み合わされるのは6AT。
最高出力111ps/5500rpm　　最大トルク16.3kgm/1500-4000rpm
JC08モード20.0km/L

今回の目玉は直噴1000ｃｃターボのでしょう。
ただし！
プレミアムガソリン指定です。
さらに！
JC08モード燃費の数値が足りないので、エコカー減税には対応していません。
（ちなみにK12C型搭載車は、取得税60%/重量税50%減税）

驚くのは重量。
ノートX DIG-Sが1090kg。
フィット13G・Fパッケージが1020kg。
ヴィッツFが970kg。

バレーノは910kg（1200cc）と950kg（1000ccターボ）。
軽い！

スズキらしい、気合の入ったコンパクトカーです。
ただ売りの目玉となる1000ccターボが、プレミアムガソリン指定でエコカー減税無し。
これは厳しいでしょう。
今はエコカー減税が無い車の販売台数って伸びてませんから。

販売のメインは1200ccNAになりそう。
ただ、1200cc搭載車はローグレード扱いで装備が落ちるのが難点。

1200cc搭載XG：141万4,800円
1000ｃｃターボ搭載XT：161万7,840円

お買い得な価格は魅力的です。