ワゴンRワイドの後継ワゴンR+は2回名が変わる

1999年5月、ワゴンR+が登場しました。
「ワゴンRワイド」の後継車です。

新規格「ワゴンR」をベースにしています。
プラットフォームが新しくなったことで、操安性が向上しました。

サイズ
全長3545mm×全幅1620mm×全高1665mm
ホイールベース：2360mm

ホイールベースは軽自動車ワゴンRと同一です。

エンジン
K10A型　直列4気筒DOHCターボ VVT
排気量：996cc
ボア×ストローク：68.0mm×68.6mm
最高出力：100PS/6500rpm
最大トルク：12.4kgm/3000rpm

K10A型　直列4気筒DOHC VVT
排気量：996cc
ボア×ストローク：68.0mm×68.6mm
最高出力：70PS/7000rpm
最大トルク：9.7kgmkgm/4500rpm

堅調な売れ行きでした。
K10A型ターボエンジンはスポーツ系のエンジンのために、ワゴンR+に合いませんでした。
2000年12月の一部改良でエンジン変更。

M13A型　直列4気筒DOHC VVT
排気量：1328cc
ボア×ストローク：78.0mm×69.5mm
最高出力：91PS/6000rpm
最大トルク：12.0kgm/4000rpm

M13A型はトルクがあって、K10A型より低速寄りのセッティングでした。

この一部改良でもう一つのトピックスは車名変更です。
「ワゴンR+」から「ワゴンRソリオ」へ。
M13A型搭載車は「ワゴンR RR」に似たフロントマスクになりました。



スズキは販売を維持するために特別仕様車を設定し続けました。

2003年9月に「ワゴンR」モデルチェンジして3代目へ。
「ワゴンRソリオ」とスタイルの共通性が無くなくなりました。

2005年8月一部改良。
フロントマスクを大きく変更して、ワゴンRとは異なる雰囲気になりました。
さらに車名変更。
「ワゴンR」がとれて「ソリオ」になりました。



2010年12月生産終了。
ワゴンR+→ワゴンRソリオ→ソリオと車名が変更続きでした。