年に一度のジャパン・ロータス・デー。
ついに、その日を迎えました。
宿泊先のカーテンを開けると、夜の内に一雨あったけど今は降っていない、という天気。
こりゃ、雨は大丈夫なのかな。
がっちゃけさんのチャレンジA受付が6時半からなので、6時前に身支度を整え、チェックアウト。
息子と二人での外泊、そういえば初めての経験でした。
広島の3台で変態・・・・
じゃくて編隊を組み、到着しました富士スピードウェイ!!
パスを事前に準備していなかったので紙袋から探したりパタパタで、肝心のゲート写真を取り損ねました。
割と早めの到着。
仲良く3台で並べられました。
3台ともエリーゼS2ですから、停めるエリアは一緒です。
息子は今日も元気いっぱい!
到着した時には小雨程度。
これくらいで持ってくれたら・・・と思いますが、遠くは暗雲垂れ込め。
風が強くて、ゼッケンを貼り付けるのも難儀しました。
がっちゃけさんも大変そうでした。
お!
何だか空が明るい?
・・・って空の一部分はあるのですが、やはり今日は波乱の天候のようです。
と、
スタイリッシュな中部の皆さんが到着!
かな♪さんご夫妻とはお久しぶりの再会でした。
変わらず気さくなかな♪さん。
プリさん、Yossy!s@Eliさんはみんカラではおなじみの方ですが、初対面。
イメージと違うとこもありましたが、素敵な方でした。
雨もですが風は強め安定。
傘を使うのも危険な雰囲気。
飛ばされちゃいそうです。
なのに・・・
「イエーイ!」と我が息子。
何なのだろう、このハイテンションは。
ハイテンションな息子、代打ジュニア(以下、DJ)はとりあえず放置し、サーキット・エクスペリエンスの受付に。
免許証とかでの本人確認はなく、「誓約書」の提出であっさり完了。
同乗者の有無くらい質問されるかな?と思ったけど、それもないので逆に申告しましたけど、特に記録はされなかったようです。
さらっと流すだけのサーキット・エクスペリエンスだから、そんなもんなのか。
戻ってくると
「お、久しぶり~」と、緑のフードのおじさん。
ん?だれ??
あー!
sh21さんでした。
この方もお会いしたかった方です。
秋に広島でお会いして以来の再会でした。
「広島のロータス乗りは趣がない。紅葉を見もしないで飛ばしまくる・・・」との発言が記憶に残っています。
確かにsh21さんは、趣のある写真や文章を書かれるので、広島あさらかんに関与する構成員としては、グゥの音も出ません♪
sh21さんのロニー・ピーターソン号は広島の3台のすぐ後ろにいらっしゃいました。
ぜひお会いしたかったもう一人、ヤジキンさんともお会いできた頃、会場では、開会式を知らせるアナウンスが。
しかし、ほとんどの方は動きません。
雨風も相変わらずひどいし。
ま、行ってみようか、と息子を連れてステージへ。
LCIの偉い方のご挨拶。
「雨でごめん」って内容だったと思います。
主催者さんも大変だ。
司会進行は飯田裕子さん。
ナチュラルな雰囲気が好きだったりします。
ステージ前に集まる人が少なく、司会もやりにくかっただろうなぁ・・・
ステージ横には「LOTUS」のコンテナ。
3-elevenが入っているそうです。
いつかのタイミングでアンヴェールされたのでしょうけど、僕は結局、見れませんでした。
考えてみるともったいない・・・。
雨風はますます強く。
出走するヘリテージモデルたちを見物にパドックへ。
モデル6はずんぐりしたセブンみたいでした。
ノーズ部分、職人さんが叩き出して作った曲線が味わい深かったです。
他にもクラシックなフォーミュラたち。
ゴールドリーフのカラーリングは、何だか雅な日本的な雰囲気。
戦後武将が好みそう、なんて。
ブルーメタリックのエランスプリント。
もの凄くキレイなクルマでした。
オーナーさんの愛情なんだろうな。
ツインシャーシのF1、モデル88。
ステルス戦闘機のような独特の雰囲気です。
息子・・・じゃなくてDJもそれなりに楽しんでいました。
屋外にも色々なマシン。
コルティナロータスは、これ以外のカラーラインナップは無かったのかな。
以前、広島の呉道路で見たことがあります。
エキシージV6はやはりイカツい。
エヴォーラ400は愛媛輸入車ショウで見ましたが、シャープな造形ですね。
外は寒いし、パドックはいまいち居場所が無いし、DJとレストランへ退避することにしました。
DJ用に買ったドリンクバー300円で粘る作戦です(スミマセン)。
ちょうど、がっちゃけさんが走るチャレンジAの時間になったので、レストランの窓越しに観戦。
先導車つきでゆるゆると出走。
結局、先導車ありの走行で終わってしまいました。
残念だったろうなぁ。
DJがラーメンが食べたいというので、買い与えました。
寒い時には暖かいものだよね。
熊本の被災者の皆さんも、暖かい食べ物があるといいのですが。
富士の空、雨はとどまることを知らず。
DJ就寝・・・。
僕はサーキット・エクスペリエンスのブリーフィング(響きがカッコいい!)の時間が近づいたので、がっちゃけさん、葉月さんにDJを預かってもらい、レストランを出ました。
目指すは、向かい側のピット建物。
傘は役に立たない。
ダッシュだ!
一瞬でびしょ濡れです・・・。
レストランでせっかく乾き始めていたのにな。
2階のブリーフィングルーム。
お隣に座られたのは、かな♪さんご夫妻でした。
先導車ありでの走行なので、講師からのレクチャーはごく簡単なものでした。
かな♪さんが質問されたおかげで、サーキット走行の基礎知識を改めて教えてもらう機会になりました。
戦闘的な音が聞こえたので行ってみると、GTのエヴォーラがエンジンをふかしているところでした。
排気管の後端が上向きなのは、空力的な何かの狙いがあるのかな。
雨が降ったらマフラーから水が入りそうです。
真上にウイングがあるので、屋根になるのかもね。
サーキット・エクスペリエンスまでの間、ピット建物2階の一室が開放されていたので、そちらへ。
がっちゃけさん、葉月さんと一緒にレストランから居場所を変えていたDJとも合流です。
観戦するには良い場所ですが、なにせ雨。
3-elevenやエヴォーラGTの走行を待っていたらサーキット・エクスペリエンスに遅れてしまうので、時計を見ながら、そろそろ移動、と部屋を出ました。
やや小降りにはなってきたものの、この雰囲気、晴れた空の下で味わってみたかった。
愛車へとスタスタ歩いていると、
ん?
紫に黒のストライプ。
間違いない、これはKAZU..さんのエリーゼだ。
エロい雰囲気だなぁ、都会の夜が似合いそうだなぁ、と刹那の白昼夢に興じていると・・・
きっと、ご本人!
すかさずご挨拶できました~
サーキット・エクスペリエンスは、先導車に続いての走行。
同乗者OKです。
参加されるがっちゃけさんたちと一緒にいざ出発!
エンジンON!
シューズがびちゃびちゃで、いやな感じです。
一応、コンデジで動画を撮りましたが、お見せできる画質と眺めではありませんでした・・・。
先導車のスピードはまあゆっくりですが、前車のがっちゃけさん号との間隔があいたらちょっこっとアクセルを踏み込んでみたり。
長いメインストレートの先、下りながらの右1コーナーでタイヤロックし、ビビりました~
雨って怖いですね。
なんちゃってサーキット走行はあっと言う間に終了。
ここを発つ時が迫ります。
DJは昼寝が効いたのか、この時も元気でした。
俯瞰して見ると、午前より明らかに台数が減り、途中離脱の方が多いのが分かります。
主催の方も残念でしょう。
悪くないイベントなのに、ここまで天気に祟られるとは。
がっちゃけさん、葉月さんと帰り支度をして、
まるしさん、ヤジキンさんにご挨拶し、手を振りながら富士スピードウェイを発ちました。
がっちゃけさんたちは、御殿場で履物を買ってから高速道路へ乗るとのこと。
僕らは先行し高速道路を西へ。
往路が東名高速だったので、復路は新東名を選択。
時折、同様に家路を急ぐロータス車とアイコンタクトしながら1台と2人の旅路。
僕が旅の帰りの寂しさを感じていると、DJが
「もう皆に会えないの?」とぼそり。
息子も旅の哀愁を感じていたようです。
出会いがあれば別れがあり、
でも、いつかの未来に再会が待ってくれているのかもしれない。
けれど、それは不確かなもの。
息子は、何か成長の鍵のようなものを手に入れたのかもしれません。
「大丈夫、またきっとみんなに会えるよ。会えるといいね」
と、返してやりました。
一度、給油と休憩のためにサービスエリアに寄り、名古屋を抜けた頃、起動していたハイドラのスマホ画面、緑のアイコンが目に留まりました。
がっちゃけさん、葉月さんのエリーゼです。
近い!
スピードを緩め、助手席の息子がリアウインドウ越しにグリーンの車体を探します。
「来たっ!!」
助手席にはこちらへ手を振る葉月さん。
広島までのもう少し、僕と息子が感じた旅の終わりの孤独感のようなものを、少し和らげてくれた微笑みのスポーツカー、がっちゃけさんのエリーゼでした。
一期一会の縁が、再会に繋がる場所なんですね、ロータス・デー。
お会いできた皆様に感謝!
また、来年!!
(なのかな~)