少し前にエンジンを下ろしたので最近はエンジン廻りをいじってます。今日はメンテナンスに必要なパッキン作りを少ししたので紹介します。

作ったのは上から燃料ポンプ、インマニ二種類、ミッション上蓋の四種類です。パッキン紙は30年以上前に買ったものがあったのでそれを使った。物はスリーボンドで調べると中面圧用で使用温度は150度締付け面圧は16MPaなかなかのもの、さすがスリーボンド!30年以上丸められていたので焼いたするめの様になっていて濡らして板にしばらく挟んで延ばした。作り方は普通は型を取り穴はポンチで抜き他はハサミやカッターで切るのが一般的だが今回はレーザー加工機で作った。(下から二番目のインマニヘッド側は熱的に無理かも?)

これがそのレーザー加工機、以前油圧リフトを作ったとき動作確認用で1/5モデルを作ったのもだ。買ったのは三年位前、国産の物は安くても30~50万はするがこれはお馴染み中華製、値段どおりの代物、取り説はもちろん中国語、ソフトも中国語、英語に切り替えられるがこの英語が翻訳機で変換しただけの物で余計混乱する始末。いまだかって上手く使えない。国産ならこんな事はないが安いだけの中華製、遊びで使うのでよしとしよう。加工できるのは金属以外、木材、紙、皮、樹脂など、厚さは最大で5~6mm。何と言っても切断スピードが速い、切り口は焦げるがきれい、非接触なので材料は置くだけ(マスキングテープで止めるいい)

レーザー加工機のソフトでも書けるはずだが使い方が全く分らないので、少しは使ったことがあるJwwCadでパッキンの図面を書く、このように直線が多いいのは案外簡単、複雑なものはA.I(アドビイラストレーター)を使えばいいのだがこれまた俺のように普段から使っていないと大変難しい、何とかデーターを作ったがどうも中華レーザーと相性が悪いようで上手くいかない、本当は俺の使い方が悪いのかも!

中華製レーザー加工機にパッキン図面を読み込みこれから切断開始、文句不満だらけのレーザー加工機だが値段の安さを考えればある意味納得する。

試し切りで普通紙(何でもいい)をカットした。パッキン紙も耐熱の物は切りにくい、またゴムは柔らかいのだがこれまた切りにくい、薄くても炎ばかりあがってなかなか切れない。今回はちょうどレーザー加工機を持っていたのでこれを使いましたが通常は数枚作るのならアナログ手加工のほうがはるかに早いです。寸法取り、図面起こしソフトの設定なんかしている間に出来ちゃいます。

文句不満ばかり言った中華レーザー加工機だが最後にこんな事もできます、切断だけでなく彫刻も出来、データーさえあればこんな事も。素材はMDF3mmあとカッティングシートも切れます。案外やるじゃないか中華レーザー!このデーターもちろんネットで拾った物で俺には一生かかってもできませ~ん。
ではまた、この続きはいつかな。
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2016/02/05 11:10:14