我家のミゼット君は先日書いたようにGASタンクと燃料フィルターの間は安全性を考えて銅パイプにしました、そしてそのパイプにも保護のためウレタンホースを被せてあります。今回は加工法を詳しく説明したいと思います。

購入した銅パイプは6X0.8というもの、通常丸めてくるので使うときに真っすぐに伸ばして使うがこれが長くなれば余計に真っすぐにならない、そしたらあるサイトでこんなのを見つけました。チューブストレートナー、その名のとおりパイプを真っすぐにする道具。よく見ると上下に並んだコロに挟み引っ張るだけのようだ。さっそく作りました、コロには戸車を使用、見えない中側は赤丸のように入っています。黒線の位置に通して左右に動かしながら上のねじを締めて調整する。これを使うと柔らかく細い銅パイプでも簡単に真っすぐにできる優れもの。

次はパイプの抜け止め加工です。ミゼットの場合ここは圧がかかるわけでもないがただ差し込んでバンド止めでは嫌なので抜け止め加工をしたわけですがこれがちょっと大変。パイプ径が6mmなのでどうするか?内径が10mm以上あると結構自作工具で加工している人は多いい。探しました、こんなもんを。
RUNMAXRACINGのUビートミニと言うもの。各サイズ出ているが今回は内径4.5mm用を購入。構造は分かったので勝手にまねして作ろうと思ったが4.5mmとあまりに細いのであきらめました。黒矢印のところに鋼球があり右のボルトを締めると鋼球が出てきてパイプを押しひろげる。

これ自作した抜け止め加工機、使用サイズは19mm以上

こんな感じにできる、もう少しガッチリ作れば鉄・ステンもできると思う。

ホースの保護にかぶせたウレタンホースですがこれは機械のエアー配管に使われているものです、今回は10X6.5を使用した、銅パイプにかぶせれば変形しにくくなるし保護にもなる。またブレーキ配管の保護にも使いました、こっちは8X5でぴったりです。50年以上前はあんまり安全対策など考えていなかったが今はまず安全が優先の時代、自分でできることは取り入れトラブルを減らしたい。
さてこの続きはいつかな。
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2016/06/17 09:36:21