というわけで、
ベクターに交換したのち500km強走ってみましたよ。
まず静粛性は特に可もなく不可もなく。確かに30~40km位の速度でパターンノイズは出るっちゃ出ますが、何かに共鳴してグワングワン言う訳でもなし。
乗り心地ですが、これも特に可もなく不可もなく。空気圧を300kまで入れてしまうと流石に硬さを感じましたが、270k程度程度で問題なし。
ただし、摩耗したLSEXEでは時速50~60km程度でまるで魔法のじゅうたんのような独特の乗り味があったのですが、それが無くなったのが少しだけ寂しい、かな。多分あれは、硬化&摩耗したLSEXEの物理的特性とWINDの足回りの特性とのマッチングが偶然ぴったり合ったことによる産物だと思います。車の挙動は力学なのです。タイヤ・ホイール・バネ・ダンパー・車体重量などの多要素が絡んでくる力学なのです。
グリップは、夏タイヤ以下スタッドレスタイヤ以上、でも現時点ではスタッドレスタイヤ寄りかな?という感じ。もちろん普段使いに困るようなことは全くありません。フルブレーキング時の制動距離はLSEXEの方が短いですが、まあこんなもんかと。
燃費は、高速道路を80km/h巡行で400km弱走行し、5.6L/100程度でした。走行中の挙動としては、走行距離300km台でほぼ5.7L/100、条件が良いと5.6になり、またすぐ5.7に戻ったりを繰り返し、到着時5.6で終わった感じです。従って実質的には5.7L/100ですかね。計算するとリッター17km強。ただし、純正よりも3.7%外径が大きなタイヤを履いているため、実質的にはリッター18km強かなと思ってます。
ちなみに、これまで最も燃費が良かったのが175/65R15のアイスナビZEA2でした。盛岡までひたすら80km/h巡行したところリッター20kmを超える数値を叩き出しましたよ。
今回14万km丁度という切りのいい数字でタイヤ交換した方が自分の中で距離の目安が付いていいよね、ということもあったのですが、ホイールに組んで長いこと放置していたベクターの表面がガサガサになっていて、
これ、もしかして早めに使わないとヤバいんじゃね?
という気分になったのも実は大きかったりします。
もっとも、500km走って表面が一皮むけた今、取り立てて心配するような状態では無かったので、やっぱり当初の予定通り車検直前に交換でも良かったかな??などと思ったりもしつつ。
まずはそんなファーストインプレッションでした。多分、さらに1000km、2000kmと走ってタイヤが馴染んでくるとまた感覚も変わってくると思います。
現時点の硬度は70弱位です。店で売ってる新しい品物はどの位なんだろう?ジェームスに行って展示品をこっそり測定してこようかしら?笑
(5月29日、ジェームスで展示品をこっそり測定してみました。硬度65位でした)
溝は8mm弱。7.5位かな?
現在の走行距離は140527km。
我ながら、良く走るねぇ。
Posted at 2021/05/25 03:05:33 | |
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