
駿河湾に突き出た半島の中に神池があります。

西伊豆スカイラインからは仁科峠まで行かずに、土肥へ出て黄金崎まで進みました。

こちらの展望台へ。

展望台からの景色です。
駿河湾と富士山の眺望を楽しみにしていたのですが、日差しがなく暗い感じになってしまった。
向こうに冠雪の白い富士山が見えるだけにちょっと惜しい。

よく見ると、相変わらず富士山には雲がかかっている。

『日本奇岩百景 馬ロック』の案内。

ハッキリと馬の顔に見えます。
海もキレイだ。

15年くらい前に黄金崎クリスタルパークへは行ったことがあったのですが、
この黄金崎公園へ来たのは初めてです。

さて、順番としてはこれから西伊豆を南に進みたいところだが、
上空を見ると写真右の北方向は晴れていて、南の方は雲に覆われている。
このまま南へ進んでも曇っていることは確実なので、北へ行くことにした。
今日は松崎町に泊まることになっているので、また戻ってくることになるが、
可能な限り日差しのある場所に行きたい。

県道17号の『大瀬崎700m先左折』の案内がある手前で左に寄せる。
前回、アッと思って通り過ぎてしまった場所だ。

ここからは駿河湾と富士山、そしてこれから行く大瀬崎が見える絶好の場所です。
しかし、富士山はどこだ!とよく見ると山頂がほとんど雲に覆われている。
雲が無ければ半島の先の上あたりに、写真だと右の方にクッキリ富士山が見えます。

大瀬崎の中にある神池はここからでも見えません。
テレビでよく見るのは上空から撮った写真ですね。

神池に行くには手前の有料駐車場へ停めます。

ここから歩きます。

金曜日の13時半ごろ、訪れる人は少なめでした。

駐車場から神池までの案内図。

神池について、海からの距離が15メートルにもかかわらず淡水池であると書かれている。
このことが神秘の池と言われる所以だ。

振り返って山の斜面、写真の真ん中あたりに見える白い建物のところが、
来る途中で停車して写真を撮った場所です。

『大瀬崎ビャクシン樹林図』と書かれた案内を発見。

その横に大瀬崎のビャクシン樹林についての説明があった。
ビャクシンという名前自体この時まで知らなかった。
開花時期は4月頃と書かれているが、木の陰でよく読めない。

大瀬神社の鳥居をくぐります。

マツの木かと思ったのがビャクシンだった。

よく見ると白い実のようなものがついている。

『伊豆七ふしぎの一つ大瀬の神池』、あとの六つも書いてくれると嬉しいのだが。

神池に到着です。
この池は淡水にもかかわらず周囲は海というのが不思議です。

近くにコイのえさが売られていた。
えさを持っていなくても、池に近づくだけでコイが寄って来る。
コイがいることからも淡水ということが分かります。

神池からすぐ近くの大瀬埼灯台へ行ってみます。

ここにもビャクシンの事が書かれていた。
説明によると陽当たりが良くないと育たないため、林の中では後継樹が育たない。
そのため、昭和56・57年度に計60本の補植を行ったとされている。

駿河湾の目の前に立つ大瀬埼灯台。

灯台のすぐ近くに太いビャクシンを発見。

御神木でした。

見上げると立派なビャクシンだ。

再び神池へ戻ります。

こちらは海のすぐ横に立つビャクシン。
太陽に当たって明るい。

時刻は14時過ぎ、今日は松崎町に泊まるのでそろそろ南へ戻ることにした。
大瀬崎も初めてだったが、神池を見てビャクシンを知ることができてなかなか面白かった。
富士山がクッキリ見えれば言うことなしだったのだが。
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Posted at
2019/12/07 20:35:27