
今回宿泊したホテルです。ホテル横の駐車場から歩いて、少し離れた場所から写真を撮りました。

大瀬崎から南へ1時間ちょっと、沢田公園に寄り道です。
初めて来ると最後の100mくらい、ここ入っていくのねという感じの狭いところを入ります。

階段下には露天風呂の案内があります。
露天風呂に入る人は近くにある管理棟へ行って料金を払います。
料金は町外は大人600円、町内は400円、営業時間は9時からこの時期は18時までで、
海に沈む夕日を見ながら温泉につかることが出来るということですね。

旅番組でこの場所と露天風呂が紹介されたのを見たことがあるのと、
『充電させてもらえませんか』でゴール地点にもなっていたところで、
こっち方面に行く機会があれば寄ってみようと思っていた。

露天風呂の温泉はこの上にあります。
温泉に入らず、ただ景色を見るだけならお金はかかりません。

夕日のスポットとして有名ですが、角度的に富士山を見ることは出来ません。

陽が傾いて来たので、今日の宿へ向かうことにします。

16時ごろに今日宿泊する松崎伊藤園ホテルに到着。

車の荷物を整理している間に一人でちょっと歩いて、夕日が当たるホテルを撮影。
建物左は伊豆まつざき荘で、右が松崎伊藤園ホテルです。

過去を調べると、ここは1986年から2005年まで松崎プリンスホテルだった。

中に入ろうとすると、この注意書きが目に入る。
『海側にヘッドライトを向け停めてください。』
海からの風が強いため、ドアが一気に開いて隣の車に当たるのを防ぐためということだ。
チェックインの時にも停めた車の向きについて聞かれる。
ここまで徹底するのは、過去にトラブルがあったのだろうと思った。

荷物を部屋に置いたら、先に10階にある展望ラウンジに行ってみます。

こちらが10階の展望ラウンジ、もう少しで太陽が沈みそう。
夕日を見るにはガラス張りで絶好の場所ですが、海側に置かれた椅子の数が少なく、
ちょうど良いポジションの席には先客がいます。

それでもホテルからの眺めが良いというのは、泊まる楽しみとしてはポイントが高い。

車は全て海側を向いている。
駐車場はこのあと満車にはならず8~9割の入りだった。

部屋へ戻ります。
全室オーシャンビューということで、写真右側にしか部屋のドアがありません。
一般的と言っていいのか分かりませんが、海側と山側に分かれているパターンが多いと思う。

泊まった部屋は3階の和洋室。
義母は隣の部屋で同じタイプ。

普段泊まる洋室の部屋にこの畳分が追加された感じで、
2人で過ごすには十分すぎるくらい広い。

4種類のお菓子まで用意されていた。
全て家に持ち帰って、食べたのはせんべいだけで、残りは義母にあげました。
特に食べてみたいとは思わなかったので。

部屋には洗面所があり、湯沸かしポットがこの位置にセッティングされていた。
ポットの口が洗面所の蛇口に上手く入らず、
水を継ぎ足すにはコップで何回か入れる必要があったが、特に不便はありませんでした。
過去、こんな雰囲気の宿でお湯が入った保温ポットが置かれていたことがあった。
それだと翌朝、部屋でお湯が作れないので、
念のため今回も自宅から電気ケトルを持ってきていたが、この湯沸かしポットがあればいい。

部屋の装備で初めてみたのがコレ。
セントラル空調タイプでL・M・Hで風量の強弱を調節するのは分かる。
説明には室温調節ダイヤルでお好みの室温に調節できますと書かれている。
試しに写真のようにMを押すと温風が出てきた。
そこでダイヤルを回して22℃から20℃へ下げると、出ていた温風が止まった。
冷暖房の切り替えは出来ないが、室温を一定に保つことが出来るようだった。
書いてある通りと言えばそうだが、このタイプは初めてだった。

そして部屋にはベランダがありました。

16時30分ごろ、ちょうど部屋から沈みゆく太陽を見ることが出来た。

海の水平線に沈んでいくという角度ではなかったが、しばらく眺めていた。

空のグラデーションがキレイだった。
今日はもっと晴れてくれれば南の石廊崎まで行きたかったが仕方がない。
明日の晴天を願う。

夕食バイキングは18時から。
開始時刻の20分前に2階の夕食会場へ向かうと、まだ1組が待っているだけだったが、
18時直前になるとどんどん人が増えて、ざっと40人くらいが集まり、
2階のエレベーター前の場所が人で埋め尽くされた感じだった。

ブリにマグロ、2組目で会場へ入ったのでこの写真だけはプレートを持ちながらサッと撮影したが、
一気に人が集中してとても写真は撮れないので、まずは自分が食べる食事を取ることにした。

一番人気はカツオのタタキ。
だいぶ減った後だったが、少なくなると何度も補充されていた。
他の料理も補充されていたので、食べたいのに食べられなかったということはない感じ。

最初に取った料理、カツオのタタキが好きなので、その近くのテーブルを確保した。
左の黒いのはイカ墨の焼きそばだったと思う。

カツオは何度か取りに行って20切れは食べたと思う。

カニもあったが自分と妻はカニが嫌いではないものの、
この状態から身を取るのが面倒で、触っていると手がかゆくなるので手を付けなかった。
義母は喜んでカニをたくさん食べていた。
かつて新婚旅行で北海道の羅臼に泊まった時、夕食にカニがたくさん出てきたが、
頑張って食べてはみたものの殻の処理の仕方とかがよく変わらず、
それ以来カニには進んで手を付けなくなった。それでもカニの身の味は好きで、
今年の春に長万部駅のホームで食べたカニの弁当は美味しかったんですけどね。

夕食会場には料理の減り具合をチェックする人と、補充する人がいたくらいで、
従業員の目を気にすると写真が撮りにくいが、今回はいろいろと写真を撮ってみた。
うちは3人ともアルコール類は飲まないが、これにビールやお酒の飲み放題も付いていて、
夕食バイキングとしては満足度の高いものになった。
温泉もあったが地下に小さい浴場があるだけで、うちは誰も入らなかったので様子は分からない。
眺めが良いとか露天風呂があるとかだったら温泉に行っていたかもしれないが、
なんとなくまあいいかなと思い部屋のユニットバスで済ませた。
宿泊料金は一人税抜き7800円で、税込みで8580円、これに入湯税130円がプラスされて、
合計で一人分は8710円となり2人部屋でも1人部屋でも一人当たりの料金は同じ。
この宿泊料金で夕食バイキングに加えて朝食バイキングも付いていて、
料金から考えれば非常に満足できるホテルだった。