
長崎県の雲仙地獄です。
人はなぜか湯けむりの場所に行きたくなる。

2016年5月1日、乗船した熊本フェリーのオーシャンアローが島原港へ到着。
この日は朝4時に宿泊した鹿児島のホテルを出発、えびの高原経由でもう時刻は正午前です。

国道57号で雲仙方面を目指します。

国道57号を走る。

仁田峠方面へ。

日本百名道の仁田峠循環道路に入ります。
710円の有料道路だったが2009年から無料開放、
しかし、かつての料金所で100円の協力金を支払って通行する。

新緑の中を進んで行く。

この道路は一方通行のため、対向車を気にすることなく走ることが出来る。

仁田峠第2展望所へ。

島原の街並みと有明海が見渡せ、その向こうには熊本が見える。

こちらは今通ってきた仁田峠循環道路、一方通のため戻ることは出来ない。

そして普賢岳と平成新山の眺望。

普賢岳の噴火により、後に平成新山と命名された山が形成された。

仁田峠の駐車場です。

雲仙ロープウェイに乗ります。

妙見岳駅とその右上の山の上には展望台が見える。

仁田峠の標。

ロープウェイ乗り場の仁田峠駅へ。

この横に展望台がある。

平成新山展望地ということだった。

海の方が霞んでしまったのが惜しいが、眺めが良い場所だ。
噴火の当時は愛知県に住んでいて、すごく遠い場所の出来事のように感じていたと思うが、
それが年数を経て、この地を訪れているとは何とも不思議な感じがする。

ロープウェイに乗車します。

上昇中。

海とは反対方向、ゴルフ場と池の間が有名な雲仙地獄になる。

妙見岳駅に到着。

ロープウエイを降りるとすぐこの場所に。

一方通行の仁田峠循環道路は写真左上から右下へ進み、その途中に大きな駐車場がある。

仁田峠循環道路をズームしてみる。

屋根のある場所がロープウエイを降りた妙見岳駅。
その先に見える展望台へ行きます。

まだ登り始める前だが、ここが妙見岳山頂?

3分ほどで妙見岳展望所に到着。

平成新山を望む。

島原港に向かって土石流が流れ下った跡が見える。

山をグルっと囲むように仁田峠循環道路がある。

眺望をしっかりと目に焼き付けて、次は雲仙地獄へ向かいます。

14時ごろ雲仙地獄に到着して、ちょうど空いた左側の有料駐車場に停めたと思う。

清七地獄です。
湯けむりの中、ホテルや旅館が立ち並ぶ。

振り返るとそこは国道のメインストリート。

遊歩道を進みます。

写真右側の建物で温泉たまごを買って食べたが、その写真は無かった。

さらに遊歩道を進む。

展望台のような東屋から歩いてきた方向を見下ろす。

火山ガスが噴き出る大叫喚(だいきょうかん)地獄。

泥火山、日によって表面の様子が変わるとのことだが案内が無いとただの濁った池に見えてしまう。

遊歩道を抜けると、こんな雰囲気の良い場所に出てきた。

雲仙地獄から島原港方面へ戻り道の駅みずなし本陣ふかえへ。

土石流被災家屋保存公園ということで、ほとんど埋まった状態の家が目の前に。

後方の建物が道の駅、土石流は住宅の1階部分をほとんど飲み込んでいることが分かる。

県道207号の島原まゆやまロードを進む。

噴火以降多発する土石流から下流域を守るための工事が続いている。

高度を上げてこの辺りが島原まゆやまロードのハイライトか。

有明海にたたずむクルーズ船にっぽん丸。

16時30分ごろ、平成新山ネイチャーセンターへ。

17時までということでサッと見ていきます。

施設の前を通り過ぎてこちらの展望台へ。

平成新山を目に前に見ることが出来るこの場所、夕方は逆光でした。
写真は撮っていないが、この後施設の中も覗いてみた。

18時ごろこの日の宿の『HOTEL AZ 長崎雲仙店』に到着。
この日は早朝に訪れたえびの高原が霧で遠くが見えなかったのが残念だったが、
全体としては晴天に恵まれ、目的に一つだった日本百名道の仁田峠循環道路を走ることが出来た。
熊本~島原のフェリーも利用してこの日の走行距離は322km。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2020/07/04 19:45:48