
大阪港から乗船した「さんふらわあ きりしま」、まもなく志布志港へ到着しようというところです。

朝6時半ごろ、前夜は大きく揺れたが朝になると波は穏やかになっていた。

朝食は7時からということで、前日の夕食の事もあって30分前にレストランへ、10人程が並んでいた。

実際には6時45分からレストランへ入ることができた。

朝食もバイキング形式。

窓際の席に座る。

海を眺めながらの朝食、これが船旅の醍醐味だ。

食事を終えレストランから出ると、入口には入場待ちの数人の列が出来ていた。

食後は展望デッキへ。

朝食の間に日の出を迎えたようだが、フェリー乗船中は食事を優先したくなる。

のんびりとしたデッキの様子。

7時半ごろ、前方右手に宮崎県の都井岬が見えてきた。

青い海が広がる。

後方に同じ方向に進んでいる船に気付いた。

船体にA''LINEの文字が見えるのでマルエーフェリー。
マルエーフェリーというと鹿児島~沖縄航路が頭に浮かぶが、
後で調べると東京を出て志布志に朝9時に到着する貨物船の琉球エキスプレスだった。

7時45分ごろ、都井岬の南を航行。

右の方に都井岬灯台があって、左に小松ヶ丘広場から登る斜面が見える。
今回はフェリーからどんな感じで都井岬が見えるのか、自分の目で確かめたかった。

写真は2016年4月に都井岬を訪れた時。
その時はこのフェリーが何かもわからず馬と一緒に撮った写真だったが、
後で先代の「きりしま」か「さつま」のどちらかと分かる。
その航路のフェリーに実際に乗る機会が来るとはこの時は思いもしなかった。

志布志到着まで時間があるので船内に戻る。

これは8階だったかな、客室エリアを船首方向へ行くと通路に窓があった。

ただし、それほど眺めが良いということはなかった。

この日はすべての部屋が満室。

時刻は8時15分、志布志到着まであと40分というところ。

進行方向左手に見える大隅半島。

桜島ってこの船が航行中に見えるのかな?とそちらの方向を見ると
大隅半島の向こうとなるので距離があるが、うっすら見えるのが桜島だと思う。

防波堤内に侵入。

志布志港到着が近い。

8時45分、到着まであと10分というところ。

あの場所に着岸するんだな。

着岸後はトラックが全部出てから乗用車の下船になると案内放送で伝えられていた。
すぐには出られないということで、こうして展望デッキから着岸の様子を見学。

定刻ピッタリに到着。

到着から40分後の9時半すぎに船内から外へ出る。
トラックが出た後、乗用車は停めた1階の車両甲板から出ることが出来た。

「さんふらわあ きりしま」をバックに写真を撮る。
早朝や夜間に到着するフェリーとは違って、ゆっくり外の景色を眺められるのは良かった。
初めてこの航路に乗船したが、到着前に都井岬が見えて旅への期待が高まる感じがした。
ちなみに、2021年12月マリックスラインのクイーンコーラル8に代わる新造船が就航予定で、
その新造船のデッキプランをちょっと楽しみにしています。
まだ沖縄だけ自分の車で行っていないので、そのうちにと思っている。
船はだいだい20年を過ぎたあたりから30年を超えない範囲で更新されていて、
その1年後の新造船就航の後、沖縄航路の船の更新はしばらくなさそうな感じだ。
もう一つ、博多と対馬の比田勝を結ぶ九州郵船の「フェリーげんかい」、
1983年竣工から40年近くたった今も現役で航行中。
2等のみの客室にフィンスタビライザー無しで大きく揺れる可能性があるということで、
以前、対馬へ渡ろうかと真剣に考えていた時にこの「フェリーげんかい」を選択するか迷った。
しかし、「フェリーげんかい」に代わる新造船「フェリーうみてらし」が来年に就航ということ。
これは対馬へ行くのもそう遠くはないかも。
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Posted at
2020/12/22 20:13:46