
阪九フェリーの『やまと』、2020年6月就航ということでピカピカの新造船です。

神戸行きのフェリーの乗船するため新門司港へ、前方に見えるフェリーは泉大津行き。

新門司港には17時前に到着、3列目でこの時は小雨だった。
18時40分の出航までまだ2時間近くある。

フェリーターミナルの赤い建物が目を引く。

阪九フェリーのHPによると『奈良時代の平城京の大極殿を模した造り』と書かれている。

混み合う前に乗船手続きへ。

運転手と同乗者は分かれて乗船する。
フェリーさんふらわあのように長距離フェリーで同乗者も一緒に乗船できたのは珍しいと思う。

予約時に車両登録していても車検証の提示が必要となり、
この辺りのルールがフェリー会社によって異なる。

手続きを終えて、乗船するフェリーを見に行く。

やまとの後方に泉大津行きのフェリーの存在も確認できる。

徒歩乗船の待合所となっている4Fからフェリーが見えないかと行ってみる。
この時、本降りの雨模様となっていた。

4Fへ上がると待合所から外へ出ることが出来た。

新門司~神戸の行き先表示。

位置的にやまと全体を写真に収めることは出来なかった。

出航まであと1時間だが、1Fは乗船手続き待ちの人であふれていた。

車両乗船の予定時刻になってもなかなか車は動かない。
出航40分前になって車は船内へ、まだ外には多くの乗船する車が残っている。

久しぶりにヘッドライトを消してくださいと言われたが、OFF出来ませんと伝える。

結局、出航は30分遅れた。

停めた4階の車両甲板から客室へ向かいます。

『やまと』は5階から7階が客室スペース。

予約したのは7階。

この船に20室あるスイートルーム。

出発時は雨が降っていたものの揺れが少なく、船の中にいるのを忘れてしまいそうな感じで、
約12時間の乗船では寝てしまうのがもったいないくらい快適だった。

大きな窓が2枚、この2枚というのがスイート感がある。

机も広めでいろいろ置いてある。

ふねこクッキー、後でいただきました。

冷蔵庫には水とお茶が2本ずつ入っている。

スリッパの手前、黄色のポーチにはふねこタオル。

バス・トイレ付。

さっ、夕食だ。

記念撮影場所、船首が飛び出て見える。

6階にあるレストランへ、まだ混雑してなさそうだ。
この時18時30分ごろで出航前です。

さあ、どうしようかなと。

あらかじめ並べられている料理を取っていくカフェテリア方式。

下段の右はダチョウのたたき、その左は鶏のたたき。

種類は豊富でいろいろある。

メインに「イベリコ豚のカツレツ レモンバター」を選択。

海側の席は埋まっていたので、中央の空いている場所へ。
出来立てではないので電子レンジで少し温めた。

食後は5階のショップへ。

テーブルに置かれたパイシュー、カスタードパイシュー、アップルパイが人気で、
次々と無くなっていた。自分もパイシューを買って部屋でいただくことに。
その写真は撮り忘れた。

ショップの向かいには大きな吹き抜けのロビー。

就航してからまだ5ヶ月、こんな新しいフェリーに乗れる機会はなかなか無いだろう。

すぐ横の乗降口から外へ出ることが出来た。

雨の中、新門司港を離れていく。

展望デッキはどうかなと7階へ。

荒天のため施錠いたしますということだった。

歴代の阪九フェリー。

ここには記載が無かったが、『やまと』の全長は195m。
全長が200m以上になると来島海峡大橋の夜間通行不可など他にも制約があるので、
瀬戸内海航路のフェリーは自動的に200m未満となる。

行きに乗船した『さんふらわあ きりしま』も就航からまだ3年ほど、
新しいフェリーというのは快適だ。

日付が変わって0時20分ごろ、もうすぐ来島海峡大橋を通過するので部屋の窓から外を見る。

橋の下を通過するとき、結構スピードが出ているんだなと思った。

そして朝5時40分過ぎ、部屋のモニターに間もなく明石海峡大橋を通過すると表示が出た。
展望デッキへ行くが、まだ閉鎖中。

5階へ降りて外へ出ると、ちょうど明石海峡大橋を通過する直前だった。
後方に淡路サービスエリアが明るく輝いている。

朝食は6時からなので、そのままレストランへ。

フレンチトーストを選択、海側の席に座れたがまだ外は真っ暗。

6時半ごろ、結局最後まで展望デッキには出られず残念。

「やまと」にはスイートの上にロイヤルがあり、この船に2室しかないロイヤルだと専用バルコニー付き。

目的地の神戸港に近づく。

出航は30分遅れたが、定刻の7時過ぎに到着となった。

7時半ごろ下船してそのまま帰路へ。
今回は往復フェリーを利用したため、鹿児島まで行きながら走行距離は約1100km。
疲労がほとんど残らない、サクッと九州を訪れた旅でした。
4年ぶりに訪れた都井岬、何度行っても感動する絶景が待っているだろう。
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Posted at
2020/12/30 21:56:26