
富士岬から見る利尻富士。

利尻島を巡るドライブのつづき、大磯駐輪駐車公園です。

ここからの利尻富士の眺めはそれほどでもなかった。

利尻空港に比較的近い場所で、右はサイクリングロード。

富士岬へ行こうとしてして、何も案内は無いがここかなというところを入っていく。

途中から未舗装路に。

初めての利尻島、そして初めての道ということでこの先の期待が高まる。

この辺りが終点かなという場所。

辺りを見回したが、富士岬の名称を示すものは無かった。

最果て感が漂う雰囲気。

富士岬から利尻富士を望む。

富士野園地に立ち寄った時には11時ごろ。

この雲は取れてくれるのだろうか。

前日の朝に利尻島へ行こうと決めて急に来た感じだったので、まだ夢の中にいるようだった。

ポンモシリ島にはウミネコがたくさん。

展望台へ。

海の方もなんともスッキリしない空模様。

富士野園地の展望台から見る利尻富士。これでも悪くはないんだけど、
前日に利尻島へ行こうと決めた時点の天気予報からするともう一つという感じ。

向こうに見える丘というか岬。

人が登っているね、ここも滞在中に行ってみたい。

石埼灯台近くのところへ、灯台へ入る道もあったが狭くて車での侵入は無理そうだった。

利尻富士も見える。

テーブルとイスということで置かれているのだろう。

この場所、なんか面白いなと思った。

青空が広がったら絶対良い所だろうな。

神居海岸パーク。

海の近くへ。

海岸線を望むデッキ。

下が覗けるようになっているが、よく見えない。

海岸の岩は溶岩が固まったものなんだろうなと思う。

利尻富士は目の前に大きく見える。

現在地から少し歩くと売店と海岸テラスがあるとなっていて。

この先が売店と海岸テラス。

しかし誰もいないので行かなかった。

駐車場にあるトイレ、この建物自体が風景の中に溶け込んでいるようだった。
利尻島を回ってみて、24時間利用できるトイレが各所にあったので便利だった。

沓形岬へ。

一方通行となっている沓形岬の外周道路、なかなか気に入った。

沓形埼灯台と利尻富士。

沓形岬の北側の場所。

礼文島まで約12kmとなっている。

海の向こうにうっすら見えるのが礼文島なんだろうな。

沓形港は6月から9月までの間、利尻島と礼文島を結ぶフェリーが運航される。
その期間が繁忙期で、訪れた5月上旬はまだその観光シーズン前といった感じ。
この5月でも利尻島の鴛泊港から礼文島へ渡れるが、フェリーが1日1本しかなく利便性は悪い。

沓形岬の看板と共に。

見え方はそんなに変わらないけど、右の展望台にも行く。

展望台から見る利尻富士。こうしてキレイに見えているからいいけど、
この利尻島へ行くのは利尻富士を見るのが目的なので、
もし利尻富士に雲がかかっていたらかなり悔しい思いをするだろう。

利尻富士の手前に見えるのはホテルアイランド・イン・リシリ。
初めて利尻島へ来て分かったことはほとんどの大きなホテルはこの5月の時期は休業中、
利尻島の観光シーズンは6月からということが、島内のホテルの営業開始時期からも分かる。
この沓形岬へ来るときにホテル利尻の横を通った時、ガランとしていたので廃業しているのかと思った。

14時過ぎ、富士野園地に戻ってきた。
利尻島から稚内へ戻るフェリーは16時40分発が今日の最後。
もしそ午前中で利尻島を満足したら、もう1本早いフェリーで戻ろうと考えていた。
しかし、想像していたほど晴れてくれなかった。

お昼を過ぎたころから利尻島にもう1泊しようかと思うようになった。
稚内へ戻るか利尻島にとどまるかは時間的にここで決めなければいけない。
かなり迷う決断だったが、明日も利尻島は晴れということで利尻島にもう1泊することに。

15時ごろオタトマリ沼へ。

完全に曇り空になってしまった。

沼浦湿原のところに遊歩道があるので歩いてみるか。

茂みを歩いていると。

オタトマリ沼と利尻富士が見えてくる。

オタトマリ沼の半分近くを歩いたところで、この道がどこまで続いているのか分からず、
こんな空模様だったこともあってここで引き返した。
あとで確認するとオタトマリ沼をグルっと一周する道でした。

宿泊する北国グランドホテルに到着したのは16時ごろ、本日の走行距離は236km。

しばらくしてストーブを点火。
外から部屋に入ると最初はいいけど、だんだん寒いと感じる。
この日の予想最高気温は10℃、実際に島内を走行中の外気温計は11℃が最高だったと思う。

車はホテルの正面、到着した時に宿泊者用の駐車場があると思ってホテルをグルっと回った。
ホテルの人に聞くと停める場所はここでいいそうだ。
右の4台のバスや車はホテルのもので、利尻島へそれほど車で来る人はいないのか?

5月はまだ休業中のホテルが多い時期、大きなホテルで唯一営業していたと思われる北国グランドホテル。
前日もここに宿泊しても良かったが空きがなかった。
満室というより稼働している部屋がかなり少ない状態だったからだと思う。
ホテルに入った時、ロビーはひっそりとしていて客も従業員もいなくて呼鈴を鳴らした。

今日は悪くは無かったが思い描いていた利尻富士の姿ではなかった。
前日朝の利尻島へ行くかどうかの選択とともに今日もかなり迷う選択だった。
利尻島でもう1泊した決断が良かったかどうかは明日の結果次第。