
山川製塩工場跡から見る開聞岳。

鹿児島県の長崎鼻のつづき、山川製塩工場跡へ向かう途中。

山川製塩工場跡は砂むし温泉方面にあるが、ちょうど駐車帯を発見したので曲がる地点を通過。
この案内の「砂むし温泉」はよくテレビで放送される「砂むし会館砂楽」とは別の施設です。

電線が入るけど、ヤシの木の向こうに開聞岳が見えて良い雰囲気。

何でもないような道にヤシの木が続いている。

8時ごろ、たまて箱温泉のところに到着。
いつの間にか後方の山はスヌーピー山と名付けられていた。
もう少し別の所から見るとスヌーピーが寝ているように見えるとのこと。

山川製塩工場跡は駐車場から歩いてすぐ、もうこの先に見えている。

山川製塩工場跡は指宿エリアの観光スポットの一つとなっている。

歩きながらもすでに見えている海と開聞岳の景色。
ここは絶対良いに決まっている。

それほど大きな問題ではなかったが、工事中でこの先は行けない。

公園の整備中かな?もし行けるんだったら奥に回り込みたかったけど。

温泉熱を利用した製塩事業が昭和39年まで行われた。

パイプから蒸気が噴き出る様子は見応えがある。

そして蒸気と海の向こうに開聞岳が見られるというのが素晴らしい。

しかし、すぐに前回と様子が違うことに気がついた。

手前の大部分のエリアに水が全くない。
こんなに晴れているから青空が水面に映る姿を期待していた。

上の写真は前回訪れた2019年8月10日の様子。
水面に空の色が映ってまさに青い世界、このあまりのキレイさに感動していた。
これを見た時、ここは指宿エリア、あるいは薩摩半島で一番の絶景地だと思った。
当時のイメージすごく強くて、今回もこれと同じかそれ以上の景色を期待していた。

なんだろう、水の出方が変わってしまったのか、雨が降らないと貯まらないのだろうか。
ホントにこの時は晴れていてすごく期待して来たので、けっこうショックだった。
それでも西大山駅→長崎鼻→山川製塩工場跡の流れは変わらないので、次回も確認をしたい。

最後に振り返って、それでも蒸気と海の向こうに見える開聞岳は美しいね。

10時発のフェリーに乗船するために8時半ごろ山川港に到着。
予約は出来ないので早目に行って一番乗り、これで確実に乗船できる。

フェリーなんきゅうは初めて利用する。

今いる薩摩半島と佐多岬がある大隅半島を結ぶこのフェリーは貴重な航路だと思う。

乗船までまだ時間があるので周辺を散策。

すぐ近くの道の駅 山川港活お海道。

この道の駅も以前に来ているので、再訪すると過去のことを思い出す。

出港の20分前の9時40分、だいぶ車が集まっている。
全部乗れるのかな?

乗船するフェリーが見えてきた。

近づきながら車輛が通るスロープ部分が下りてきた。

フェリーなんきゅうは公式HPを見ると全長約34m、普通乗用車18台程度が積載可能とされている。

出港の10分ほど前に船内へ、車輛甲板はぎゅうぎゅう。

待機していた車は全部乗れたが、ほぼ余裕はなかったと思う。

10時に山川港を出港。

山川港を少し離れると開聞岳が見えてきた。

前方左手にホテルが2つ見える。
あとで確認すると指宿フェニックスホテルと指宿ロイヤルホテルということだった。

根占港までは1時間弱の船旅。
キレイな航跡に開聞岳まで見える後方デッキからの眺望は素晴らしい。

もし10時発のフェリーに乗船できなかったら、指宿エリアでゆっくりして、
その後、久しぶりに桜島でも巡ってみようかとも考えた。

仮に指宿エリアでゆっくりするなら、ちりりんロードを渡って写真右の知林ヶ島へ行こうと思った。

でもこの船に乗船出来たので、今からは4年ぶりの佐多岬を目指す。

クリアな空模様なら北の方向に桜島が見えるはずなのだが。

肉眼でもぎりぎり、桜島のシルエットが確認できた。
乗船していた人たちも北の方向を見ながら、指で見える桜島をなぞっていた。

乗船中、ずっと開聞岳を見られたのは良かった。

根占港の防波堤内に入って間もなく下船です。

大隅半島で最初に立ち寄ったのは道の駅 根占。

海の向こうには開聞岳、今日は開聞岳を見る日だ。

それでは佐多岬へ向かいます。

そして佐多岬へ行くならその手前でどうしても寄りたい場所があった。

すぐ下の海沿いの道は佐多岬へ行く時に通る国道269号。

ここは以前、ハ リ ーさんの記事で紹介された
「どこか教えてください(どこでしょうVol.20)」の場所。
最初、ハ リ ーさんの写真を見た瞬間はどこの都道府県かすら見当がつかず、
まさかここが大隅半島の海沿いの場所だとは思いもしなかった。
こうして海とは反対方向の写真を撮ると、海沿いの国道269号のすぐ近くとは思えない。
ハ リ ーさんの写真とは雰囲気は違うけど、行きたかった場所へ行けて満足。

少し高い場所になるので見晴らしが良く、海と開聞岳の景色が良い。

また、佐多岬へ行く時は寄り道してみよう。
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Posted at
2024/01/08 21:01:42