
川見四季桜の里で見られた四季桜と紅葉の見事な共演。

11月下旬の土曜日、愛知県豊田市の四季桜を見ようと3人で出かけた。
まずは小原ふれあい公園手前にある松月寺へ。

国道419号を走行していて、もうすぐ小原ふれあい公園に到着するところで、
のぼりが立っていたので入ってみた。

朝7時半ということで、まだ太陽は上の方しか当たっていない。

その太陽の光が当たっている上の方へ登る。

紅葉のトンネル。

四季桜もけっこうあるので、全体が明るくなればなかなか良さそうな所。

しかし、いろいろ回ってからここへ来ると混んでいるだろうなと考えると、
明るい時の様子を見たい気持ちはあっても、再び戻って来るかは悩むところ。

8時前、小原ふれあい公園の臨時駐車場へ。

マップに桜のマークがたくさんあるように、この辺りは各所で四季桜が見られる。
前年は川見四季桜の里手前にある上仁木駐車場へ入ろうとしたが、
ちょうど満車になった直後で、結局、小原ふれあい公園へ戻ってきた。
高齢者も同伴なので今回は最初から無理せず、ここからシャトルバスに乗ることにした。

トイレ横の自販機も四季桜まつりのラッピング。

前年はシャトルバスで戻ってきたらこの駐車場は満車で外の道路まで渋滞していた。
今日は土曜日で紅葉も四季桜も見頃ということで、混雑する条件が揃っている。

シャトルバスは予定通り9時にならないと動かないことを確認して、一人で周辺を散策。

9時直前になるとシャトルバス乗車の人が結構並ぶので、あまり遅くなってはいけないが、
それでも近くの四季桜公園の様子を見に行ってみよう。

あのイチョウの下も行けるか?

歩きなので歩道脇のちょっとした紅葉も楽しめる。

前方左手に四季桜公園。

これまで四季桜公園は最初に車で寄ってからというパターンだったので、
今回もまずここへ車で来ればよかったが、忘れていて小原ふれあい公園へ入ってしまった。

四季桜のトンネルを抜けていく。

四季桜と紅葉が目を楽しませてくれる。

色付いた山をバックに四季桜が立ち並ぶ。
一人で歩いて来るんじゃなくて、みんなで車で来ればよかった。

戻りながらイチョウのところへ。

登っていくとイチョウのすぐ近くまで行くことができた。

イチョウの後ろもキレイ。

下から見上げると大きいな。

自分の中で新たなスポットを発見した。

小原ふれあい公園へ戻ろう。

国道419号の交差点から小原ふれあい公園を見たところ、四季桜に赤色と黄色が加わって鮮やか。

シャトルバス待機中、ここも明るくなればかなり良さそう。

9時始発の30分ほど前から並ぶことにしたが、運行ルートを見ていると昨年と違うことに気付く。
行きは川見四季桜の里へ直行で、土日祝の帰りの便は「和紙のふるさと」を経由する。
それならば、あとで「和紙のふるさと」も寄ってみようと思った。

8時50分ごろ最初のシャトルバスが到着、補助席も使って満席の状態で出発する。
シャトルバスを乗る前ですでに四季桜と紅葉を満喫した感じだけど、ここからが本番。

昨年はピッタリ9時出発だったが、少し早い時間に出発してくれて、
ほぼ9時には川見四季桜の里に到着。

川見四季桜の里に降り立つ。

小原村が豊田市に編入合併されたことで、この辺り一帯は豊田市になった。

目立つ場所に大きな緑のシートが掛けられている。

訪れる5ヶ月前、2023年6月の大雨でさくら山の一部が崩落してしまい、
遊歩道が通れない状態になってしまった。

遊歩道が通行止めのことは知っていて、川見四季桜の里へ行こうか迷った時期もあった。
ここへ来たらさくら山の遊歩道を登ることが普通のことになっていたからだ。

それでもこの光景を目にするとやはり来て良かったと思う。

以前はこの場所に車を停めたこともあったが、来場者は年々増える一方で、
そのうちに混雑する期間中は駐車不可となった。

河津桜の鮮やかさとは対照的に四季桜はどちらかというと白に近い。
その四季桜が山一面に咲きほこると、辺り一帯がまるで光り輝くかのよう。

これより先は行けず。

テンションが上がる景色の連続。

さくら山の遊歩道、少しくらい行けるかと思ったらホントの入口で立入禁止だった。

真っ赤。

この先へ行けないのは残念だけど、立入禁止手前から精一杯の紅葉と四季桜。

さくら山が登れないならこちらの階段を登ってお寺へ行くことにした。
瑠璃光山薬師寺と書かれているが、ここでも斜面にシートが掛けられていた。

階段を登ると、いや、ここすごいぞ!

今回、初めてこの階段を登ってお寺へ向かっている。
これまでさくら山で満足していて、階段の下からのぞいた時点ではこの光景は分からなかった。

ここも真っ赤。

階段を登り切ってお寺に到着。

こんな良い場所があったとは知らなかった。

今後さくら山の遊歩道が復活したとしても、こっちの階段も登ろう。

この階段の途中がいいのかな、両サイドに行けるスペースがある。

元気をもらえるオレンジ色。

見上げて目に入る光景は素晴らしいの一言。

美しい。

この場所、楽しいな。

遠くから見て楽しんで、そして紅葉に近づいてまた楽しむ。

ちょっと南にある柿ヶ入り遊歩道へ。

まだこの時間だと四季桜がある場所に太陽が当たっていないので、外側を歩く。

絶え間なく車が通る国道419号。

良いなと思ったところで立ち止まる。

上仁木駐車場、前年は8時前に到着したが満車のため小原ふれあい公園へまわった。

この時も満車だが、たまに一台出ると一台入るという状況。

ちょっとした四季桜と紅葉が楽しめる。

四季桜と紅葉が同時に見られるというのは特別なものを感じる。

シャトルバス乗り場がある川見四季桜の里へ戻ります。
旧小原村のあちこちで紅葉と四季桜が見られ、この周辺だけ別世界というか異空間のよう。

その中でも川見四季桜の里は別格。

訪れる人は増える一方で混雑する中での見学となってしまうのは仕方がないが、
それでもここへ来る価値はあるし、また来年も来たいといつも思う。

さあ戻ってきた。

何が良いって、もうすぐ一年が終わろうとしているこの11月下旬に桜が見られるということ。

最後に通行止めの遊歩道入口から、今回はここが一番キレイだと感じた。
四季桜と紅葉の共演はお見事!