
新ひだか町の二十間道路桜並木にて。

洞爺湖や羊蹄山周辺を巡った翌日、宿泊した苫小牧の東横インを4時出発。

サラブレッド銀座駐車公園に立ち寄ったのは5時過ぎ。

遠くの方に馬が見えて、写真右の民家には桜が咲いている。
北海道に来て毎日桜を見ているので、この場所に桜は咲いていないか探してしまう。

私有地のため立ち入ることが出来ない新冠泥火山。

牧草のグリーンがキレイ。
遠くに道の駅隣接のレ·コード館、そして太平洋が見える。

今日は苫小牧を出発して襟裳岬経由で釧路まで行く予定。

新ひだか町の二十間道路桜並木。

画面奥から来て停められるところはないのかとだいぶ進んで、
このあたりでようやく駐車帯の表示があり車を停めることができた。

時刻は朝6時前、車は間隔をあけてポツリポツリ程度。
この駐車帯がギッシリ車で埋まる様子をテレビや写真で見たことがある。

この駐車帯のある場所まで通り抜けてきて、桜並木全体としては見頃は過ぎていたが、
部分的に見ればそこそこ咲いている桜も見られた。

周辺を少し歩く。

このあたりはけっこう咲いている。

この時期に北海道へ来ると、桜と牧草地の風景をよく目にする。

今回は北海道に到着したのは4月26日で、その翌日が二十間道路桜並木の満開日となっていた。
初日は小樽から桜がけっこう咲いていそうな帯広方面へ行っていた。

小樽港で下船して最初の行き先を決める時、二十間道路桜並木方面は候補になかった。

もし北海道上陸初日にこの場所に向かっていれば、こんな人や車が入っていない写真は撮れないが、
ほぼ満開の二十間道路桜並木だったということが今になって分かった。

桜がいっぱい咲いている場所へ車を移動。

初めて来たのでこういう表示が一瞬、駐車禁止かと見えてしまうが、
駐車帯なのでご利用くださいと書かれている。

満開の発表から1週間以上たってもこうして桜を楽しめることが分かったのは収穫。

来て良かったと思える桜並木の風景。

来年は桜の開花状況を考慮しつつ、小樽港に着いたら襟裳岬方面へ向かうルートも考えよう。

二十間道路桜並木から少し東へ進んだこの場所。

観農台と書かれている。

立地的には良さそうだったが、手前の木が伸びて眺望はイマイチだった。

道の駅みついし。

時刻はちょうど7時。

ここにも桜があった。

この道の駅で晴れている時は初めて。

丘を登って海を見てみる。

ようやくこの道の駅で青空の下の太平洋が見られた。

そしてグリーンもキレイ。

浦河町の優駿さくらロード、ここも初めてで入口近くの臨時駐車場と書かれた場所に入る。

しかし桜の見頃は完全に終わっていた。

二十間道路桜並木のようにまだ残っているのではと期待したのだが。

近くではこの木が一番残っていた桜、奥には馬がいる。

初めてなのでいろいろ見てみようと、うらかわ優駿ビレッジアエルのゲートを入る。
最初の駐車場ではもう桜は残っていないかと思ったが、この辺りはけっこう咲いている。

この先に見える建物はホテルだと後で知った。

白樺の木と桜、北海道らしい清々しい風景。

桜まつりのイベントは5月3日と4日ということで昨日と今日だ。
例年の開花状況であれば、今日あたりが桜の見頃なのだろう。

桜並木のスタート地点の感じだと桜のイベントとしてはあまりに寂しいが、
こうして一部ではあるが咲いている桜があるのがまだ救い。

ここなんて満開、最初の桜並木を見た時はこんな桜が見られるとは想像もつかない。

満開の桜と完全に散った桜。
北海道で面白いのはエゾヤマザクラは開花時期がマチマチということ。
本州で見られるソメイヨシノだと、ここまで極端な様子はまず見られない。

グリーンをバックに桜が映える。

うらかわ優駿ビレッジアエルのゲートまで歩いてきた。

ほとんど咲いていない桜並木を北へ進んでこの光景を見た時、これは面白そうだと思った。

様々な開花状況の桜だが、足元に立札があるように複数の品種の桜が立ち並ぶ。

通り抜けてきた桜並木、5月1日から5月8日までライトアップと書かれていた。

枝垂桜がキレイ。

左の桜並木と枝垂桜が対照的。

二十間道路桜並木、そして優駿さくらロードも今回は桜の見頃を過ぎていたが、
いきなり満開の様子を見てしまうとそれが基準となってハードルが上がってしまうので、
また来年以降もこの場所へ来て、今回の桜はどうかなという楽しみができたとも言える。

優駿さくらロードはまだ続く。

ここがゴール地点、案内にある百年桜と長寿桜を歩いて見に行く。

1週間前はここもたくさんの桜が咲いていたのだろう。

一本の桜に出会って、これが百年桜かと思ったが違った。

しかし、ここの雰囲気はすごく良かった。

百年桜の案内板を見つける。

その百年桜は完全に見頃を過ぎていたが、立派な大きな木だ。

咲いている桜の下に案内板がある。

探していた長寿桜かと思ったが、寄り添い桜だった。

長寿桜は完全に散っていて、紅葉のように色付いていた。

対照的な左の寄り添い桜と右の長寿桜。

優駿さくらロードは全体としては見頃を過ぎていたものの、咲いている桜もあって楽しめた。
また来年の春も再び訪れてみようという魅力がある、そんな場所だと思った。