
えりも町の庶野さくら公園にて。

優駿さくらロードのつづき、様似町の観音山展望台です。

この場所は初めてで、まだまだ北海道には行っていない場所が山ほどある。

展望台に上がったところ。

少し桜もある。

見たかったのはエンルム岬と親子岩。

親子岩、過去に国道沿いの親子岩展望台から見たことはあった。

そしてエンルム岬。

エンルム岬は一度あの階段を登ったことがあったが、曇り空だった。
今度は天気が良い時に登りたいと思っていて、まさにその日だったが、
今日はあそこへ行って登ろうという気持ちのスイッチが入らなかった。

遠くに霞んで見えるのが襟裳岬か。

観音山展望台、なかなか良い所でした。

10時頃、襟裳岬に到着。

襟裳岬に来るのも3度目となる。

初めて来た時は風の館に入って強風体験もした。

襟裳岬灯台。

到着した時の車の外気温計は9℃で空気は冷たい。

穏やかな襟裳岬、まだ風が強い襟裳岬を経験したことが無い。

いつもながらこの感じが好き。

遊歩道を進む。

襟裳岬に行ったらこちら側を見てみたかった。

襟裳岬でここの断崖の景色は初めて見た。

知らなかったらこの写真を見て襟裳岬からの景色だとはまず分からない。
まるで根室の海岸線のようにも見える。

5月上旬の襟裳岬はほぼ茶色の世界。

庶野さくら公園に到着したのは10時半ごろ。

初めて来たが駐車場はさっき停めた場所で合っている。

しかしながら、期待していた桜の見頃は驚くほど過ぎていた。

何日前か忘れたが地元の夕方のテレビで庶野さくら公園の桜が見頃という情報から、
たとえ二十間道路桜並木と優駿さくらロードの桜の見頃は過ぎていても、
このえりも町はイメージ的に寒い地域なのでまだまだ桜は見られると思い込んでいた。
ただ、地元のテレビで見頃という情報もそれを目にしてから数日経過したかもしれない。

それでもエゾヤマザクラは開花時期に差があるので、ポツンと咲いている桜もある。

海の方へ、ここも全部桜なので見頃の時は一面の桜ですごかっただろう。

海に向かって設置されたベンチ。

案内には庶野漁港と太平洋が一望できるとあるが、眺望はあまり良くない。

庶野稲荷神社。

桜の名所ということで数組の人が訪れて、少しではあるが咲いている桜を楽しんでいた。

帰ろうかと思った時にこの夫婦桜の案内が目に入る。

すぐ近くかと思ったら、けっこう奥へと進んで行く。
熊対策グッズを何も持ってこなかったので警戒しながら歩く。

夫婦桜に到着。

夫婦桜も見頃は過ぎていた。

桜が散って葉が赤っぽくなり、そして山が緑のグラデーション、この光景がキレイだった。
葉桜というと緑色を想像するが、北海道のエゾヤマザクラは赤くなる。
この赤っぽい感じがまるで紅葉のようにも見えて、普段は見ることが無いので興味深い。

駐車場を通り過ぎて国道336号方面へ少し歩いたところ。
庶野さくら公園の到着直前にこの大きな桜を目にした。

そして庶野さくら公園の駐車場でもこの桜があったので、
公園内でも桜がたくさん咲いているのかと期待してしまった。

黄金道路の石碑がある望洋台。

太平洋沿いを走る国道336号、この先はトンネルが連続する。

望洋台という名称だが、それを示すものは見当たらない。

フンベの滝のところ。

国道沿いの両サイドに駐車帯があるので、ここを通ると手軽に見ることができる。

フンベの滝は荒々しい空模様のイメージがあるが、この時は穏やかな感じ。

大樹町に入って、まだ行ったことが無かった場所へ。
脇道に入ると未舗装路なのは北海道ではよくあること。

目指すは晩成社史跡公園。

表示はないが駐車場らしきスペース。

桜が見られる隠れた名所だったら面白いと思ったが、遠くに3本ほど咲いている桜があった。
それでも桜が身近に見られるのが北海道らしいと思う。

ここからは徒歩で。

旧依田勉三住居、復元されたものと書かれていた。

相変わらずグリーンがキレイ。

豊頃町のトイトッキ浜に向かう道。

前回来たのは2022年8月、右の案内には餌付け行為禁止と書かれている。

海はもう目前。

到着。

目の前は太平洋。

トーチカと赤い鳥居。

バックが青空ならこの角度で赤い鳥居がすごく映えるのだが。
前回がすごく良かったので、どうしてもそれを基準に比べてしまう。

こんな時もあるさということで終わり。

昆布刈石展望台に立ち寄ったのはちょうど14時。

日差しが無くなってしまった。

この斜面がいつか崩れてしまうのではと心配になる。

春の時期はまだ茶色だが、夏に来ると緑色で晴れているとすごくキレイな景色が見られる。

昆布刈石展望台は北海道の中でも行きたい場所の上位にくる好きなところ。

尺別駅跡。

2019年3月に廃駅。

2018年の夏に秘境駅としてテレビで紹介された初田牛駅を訪れたら、その翌年に廃駅となった。
本州ではそれほどニュースにならないが、いつの間にか廃駅となっていることがある。

映画ハナミズキの紗枝の家。

映画は知らないがどんな所かなと来てみた。

少し離れると水色と白の良い雰囲気にも見えた。

入口付近は朽ち果てていた。

道の駅しらぬか恋問。

時刻は15時半でこれからどうしようかと思ったが、
雲も広がってきたので今日はこれで終わりにすることに。

本日の宿泊は釧路の東横イン、16時半に到着。

日差しもあって思いのほか天気も良かったが、明日もあるので今日はこのくらいで。
今日は二十間道路桜並木に優駿さくらロード、そして庶野さくら公園と初めての場所が多かった。
桜自体は見頃を過ぎていたが、まだ一部咲いている桜もあって十分楽しむことが出来た。
北海道全体で言えることだが、春はあちこちで桜が見られるので楽しむ要素が増えると思う。
本日の走行距離は418km。