
桜と紅葉の共演、豊田市の川見四季桜の里にて。

朝7時30分、豊田市小原町の四季桜公園からスタートです。
11月に入っても暖かい日が続いていたが、到着時の車の外気温計は3℃、さすがに寒い。

今日の目的はこちら。

四季桜です。

ちょうどこの時間に太陽が出てくる。
秋の時期でさらに山間部ということで明るくなるのは遅い時間になる。

黄色く色付いている木。

イチョウではなくナンジャモンジャ。

前方のモミジもほぼ緑、昨年の同時期に訪れていた写真を見ると真っ赤だった。

四季桜は見頃ということで11月最後の日曜日に出かけることにした。

四季桜の花はソメイヨシノなどと比べると小さく、近づくとそれほど咲いていないかのように見える。

その四季桜が紅葉と同時に見られる旧小原村エリアは年々訪れる人が増えている。

この年末に近い11月下旬の時期に桜が見られるということが何とも良い。

7時45分、この時間にしては車の数が多いと思った。
毎年のことながら今日も混雑しそうな感じがする。

7時50分、小原ふれあい公園の臨時駐車場へ。
この時間でも続々と車が入ってくる。

今回も高齢者を含む3人で来ているので無理せずシャトルバスを利用します。

シャトルバス乗り場はまだ8時で誰もいないのですぐ並ぶ必要はないが、
このあとたくさんの人が並ぶので最初に出るバスには必ず乗りたい。

シャトルバスは小原ふれあい公園がある小原支所と川見四季桜の里を往復するのみに変わっていた。
昨年は行きは直行で、帰りは和紙のふるさとを経由したので降りようかと思ったが、
補助席にも人が座っていて降りるのはあまりに大変そうだったので止めたことがある。

並ぶまでのちょっとした時間で周囲をサッと見に行く。

トイレ横の自販機は四季桜のラッピング。

今は余裕がある駐車場も川見四季桜の里へ行って戻ってくるころには満車になっているだろう。

イチョウとモミジに四季桜。

すごく鮮やか。

まだ太陽の光が当たっていないので、また戻ってきてから見ることにする。

桜が咲いている光景に川見四季桜の里に到着する前から期待が膨らむ。

8時20分、シャトルバス乗り場に人が並んでいる様子が見えたので並ぶことにした。

8時35分、最初のシャトルバスが到着する。
バスを待っている時に「だいぶ並んでいるから一本出せない?」という電話の声が聞こえて、
ひょっとしたら早くバスが来るかもしれないと思っていた。

8時40分、バスは小原ふれあい公園を出発した。
一昨年は9時ちょうど、昨年は8時50分くらいに第1便が出発したので年々早くなっていく。
少しでも早く川見四季桜の里へ人を送って、この小原ふれあい公園の混雑を回避させたいのだと思う。

8時50分には現地に到着。

毎年楽しみにしている川見四季桜の里に今年も来ることができた。

昨年に続いて今年も山の遊歩道は歩けないことは分かっていたが、
来年の秋には遊歩道が復活するとのことで安心した。

来年はこのグリーンのシートは無くなって、再びあの山に登れるということだ。

5月に北海道で桜を見て以来、半年ぶりに桜と出会えるこの日は気分も高まる。

このあと次々とシャトルバスがやってくるので、今日はこれからすごく混雑するはず。

8時55分でこの状態、だいたい9時あたりに山全体が明るくなって、9時半ごろには手前にも太陽が当たる。
あまり早くこの場所に到着しても結局、明るくなるのを待つことになるので、
シャトルバスの第1便に乗車して来るのがちょうど良いのかもしれない。

桜と紅葉、どこを見ても素晴らしい景色。

6月2日の豪雨と書いてあるのは今年ではなく昨年の2023年のこと。

遊歩道の入口、これより先は立入禁止で昨年と状況は変わっていない。

来年の秋はこの左の道へ再び行けるようになるということだ。

昨年もこの場所から写真を撮っているが、モミジと桜、これを同時に見られるのが良い。

そして川見四季桜の里に行ったらすぐ横にある薬師寺には必ず行きたい。

この階段を登った先に薬師寺がある。

こうして見るとちょっと紅葉が見られるのかなと思う程度かもしれないが、
実際に登ってみて初めてその素晴らしさを体感できる。

ここから階段の登りのスタート。

遠くから見ると一直線に伸びる階段のように見えるが、
途中に2ヶ所、休憩場所ではないが階段の横に出られる場所がある。

薬師寺の素晴らしさはこの階段の途中から見る紅葉にある。

紅葉の先には四季桜。

もう一つ上に登る。

ここだっていろんな色が混ざって良いじゃないか。

2段目の休憩所ではないが、階段から横に出られる。

ちょっと横に出ると、真っ直ぐ階段を登っていたときには気付かなかった素晴らしさがあるので、
ここで一息ついて、その光景をじっくり楽しみたい。

最後の登りの部分。

薬師寺に到着。
この場所でも紅葉が見られるものの、やはり階段の途中の紅葉の方がずっと良い。

ということで、この場所自体は長居せずに早々に戻ります。

また今年も薬師寺の紅葉を見て、一つの目的が達成できた感じ。

約15分後に再びこの場所へ、さっきより人が多くなったと思う。
シャトルバスが次々に到着するので、人は増える一方になる。

薬師寺から少し南へ歩いて、左へ行くと柿ケ入り遊歩道。
柿ケ入り遊歩道も四季桜と紅葉の観光スポットとなるが、
この時間帯は太陽が当たっていないので、右側の明るい道を進む。

この先の四季桜が咲いている所へ行きたいところだが、立入禁止となっていた。

上仁木駐車場まで歩いてきた。

道路側には満車の表示、たまに車が一台出るとその一台分だけ入れていた。

上仁木駐車場自体、四季桜と紅葉を楽しめる場所でもある。

どの地域も紅葉が例年より遅い状態で、ここも翌週の12月に入っても紅葉そして四季桜が楽しめそう。

左の空いている部分はバイク専用の駐車場。
紅葉は色付き半ばではあったものの上仁木駐車場も自分の中では好きな場所。

再び川見四季桜の里に戻ってきた。

立入禁止が解除になる来年はこの先へ必ず登りたい。

あと1ヶ月ほどで一年が終わろうとしてる時期に桜を見られる幸せ。

この山に登れなくても、四季桜と紅葉をたっぷり楽しめて満足感もすごくある。

四季桜が見頃で天気も良いとその光景はまさに圧巻。

9時45分、到着して1時間程が経過。
まだ太陽が当たっていない部分もあるが、だいぶ明るくなった。

四季桜が白く輝いているかのようにも見える。

豊田市川見(せんみ)町、合併前は小原村の川見町だった。

昔は四季桜が見頃の時期でもこの駐車場に有料で停められて、実際に停めたことがある。
ここ数年で一気にトップクラスの観光地となって、混雑する時期は停められなくなっている。

9時50分、シャトルバスに乗って小原ふれあい公園へ戻る。
ちょうど1時間ほど滞在したが、まだまだ今日はこの旧小原村エリアで四季桜と紅葉を楽しみたい。