
早朝の昆布刈石展望台から見る太平洋。

宿泊したスーパーホテル釧路・黒金を5時に出発。

5時半、道の駅しらぬか恋問。

一昨日泊まった網走のホテルで夕方の番組をみていた時に、道の駅の特集があって、
古平町の「道の駅ふるびらたらこミュージアム」がオープンしたことは渡道前に知っていた。
そしてこの道の駅がGW中に移転オープンすることをその番組で初めて知って驚いた。
その情報を知らずにこの状況を見たら何があったのだろう?と思っただろう。

新しい道の駅は2日後の4月29日オープンで、それまで旧道の駅はトイレのみ利用可能となっていた。

ポスターを見つけて、名称は最後に「館」が追加されて「道の駅しらぬか恋問館」。
今思うと4月29日は道東を中心に雪が降った日、寒い中のオープンとなったのだろう。

2022年に音更の道の駅が移転オープンした時は混んでいる情報があってその年は近づかなかった。
その後、音更の道の駅は「豚丼のぶたはげ」も入っているのでお気に入りの道の駅となっている。
ここもひょっとしたら数日後にまた来るかもしれないけど混んでいるかなと思いながら、
結局、今回の渡道で翌日以降、このエリアを再び走行することはなかった。

まだ入れないので移転先の道の駅の写真は撮っていないが、
すぐ近くの国道38号沿いなのでまた同じ様に目の前に海がある。

恋問海岸の標柱やオブジェが無くなっているので、移転先に移動したのか?

この展望台に登るのも最後になるのだろうか。

展望台からこれから進む方向を見る。

今日のルート選択はなかなか難しくなりそうで、午後は帯広が晴れそうなのでそちらへ行きたい。
午前中は海沿いを進みながら空模様を見て襟裳岬へ行くかどうかを分岐点となる広尾町で決める。
もし釧路を出発して襟裳岬まで行ったら普通ならそのまま苫小牧方面へ海沿いを進みたいが、
今日は襟裳岬より西側は天気が良くないので、どちらにしても帯広方面へ北上する予定。

この霞んだ感じはこのエリアの海沿いではよく見る光景。

もう少し雲が多いかと思ったが、ときどき日差しもあった。

国道38号から道道1038号に入ると交通量は減って北海道らしい雰囲気になる。

電柱や電線の人工物があっても青空に雲があるおかげですごく良い感じの直線道路。

そして太平洋沿いの道へ。

この太陽の光に気分も上がる。

北海道へ渡ってこの晴れた海沿いの道を走れるほど良いことは無い。

昆布刈石展望台、外気温計は5℃だが日差しがあると寒くはない。

変わらないこの雰囲気。

時刻は6時半ごろで東方向は逆光となる。

午後の時間帯で時期ももう少し夏に近づけばグリーンがキレイな景色を見ることができる。

来るたびにこの崖がそのうち崩れるのではと心配になる。

目の前は太平洋。

釧路から襟裳岬の海沿いで昆布刈石展望台だけは外せないスポットとして毎回来ている。

少し車を移動させて次の行き先を考える。

国道336号から海岸方向へ。

ホロカヤントー竪穴群遺跡と書かれた場所へ向かう。

晩成温泉を通過して進んで行くと通行止め。

あ~行けなくなってしまったのかと思ったら、手前にこの案内。
目的地とは違う方向になるが案内に従って進む。

すぐに左折の案内。

迂回して向かうのだと理解した。

十勝ホロカヤントー竪穴群に到着。

まず車両進入禁止の先がどうなっているのかを見に行く。

かつてはこの海沿いの道から来て、さっき車を停めた場所へ上がって行ったのだと思う。

その海沿いの道は途中から崩れて無くなっていた。
おそらくもう復旧させずに、う回路を使い続けるのではと思う。

ここは初めて来たが、だいぶ前に調べた記憶ではこの辺りのイメージが残っていた。
説明には竪穴住居を復元したものであると書かれている。

強風で復元された竪穴住居が崩れてしまったのだろう。

手前は復元ということで、奥は本物の竪穴住居群の跡になる。

釧路から襟裳岬にかけていろいろ立ち寄りたい場所はあるが、
国道からいったん海側へ出てそして戻るというパターンが多く、
順番に寄って行くとあっという間に時間がなくなってしまうため、
今回は行ったことがなかったこの場所を選択した。

こうした穴があちこちにある。

太平洋と右はホロカヤントウ沼。

この先の襟裳岬へ行くか、あるいはパスして帯広方面へ北上するか決めかねていた。
ちょうど山に沿って雲がかかっているが、天気予報だと日高山脈周辺は雨が降っていると思う。

全体の風景がなかなか良い場所だと思った。

8時、十勝ホロカヤントー竪穴群を出発する。

9時、フンベの滝に立ち寄る。

途中で最新の天気予報を確認して襟裳岬へ行くことにした。
そしてその後は戻る形になるが帯広方面へ向かう予定。

フンベの滝。

このまま襟裳岬でも晴れてくれますように。

黄金道路の石碑がある望洋台。

この望洋台を起点として広尾町までの国道336号が黄金道路と呼ばれる。

フンベの滝からここに来るまでの間に少し雨が降った。

襟裳岬方面。

反対側を向いているが右にある木製の案内には「これより黄金道路」の表示がある。

庶野さくら公園。

昨年来た時は桜の見頃は完全に過ぎていた。

逆に今日はまだつぼみが膨らんだ状態。

探すと少し咲き始めのものもあった。

木の枝で多少視界は遮られるが太平洋が見える。

桜が見頃の時はかなり良さそうだと思う。

庶野さくら公園を後にする。