
翌日朝10時ごろ、すれ違う苫小牧東へ向かう『すずらん』。
乗船した『すいせん』は予定通り20時半頃敦賀へ到着。

敦賀へ向かう『すいせん』の後方デッキから、この日も北海道の天候はあまり良くなさそう。
自分の休日からいくと、もう1~2日ほど北海道に滞在したいところですが、
家に戻らなければならないこともあり、制約の範囲を目一杯使いました。
今年は道東中心に北海道に4泊5日の旅でした。
・霧が立ち込めた岬で写真を撮って引き返すのはやはり残念
・予備日を設ける形で釧路に連泊したが、天候ばかりはどうすることも出来ない
・新婚旅行で道東を周ったが、15年も経つと過去の記憶が薄く、また来たという感じがしなかった
・帯広方面や襟裳岬など初めての地を訪れるのは楽しい
2017年夏、2018年夏と北海道を旅して、次の2019年の予定を立てています。
来年の北海道は4月に行くことに決めました。
周るのは積雪の心配が少ない道南中心で、札幌と苫小牧を結ぶラインより東へは行かないつもり。
ただし、桜の開花状況によっては新ひだか町の二十間道路の桜並木まで行くかもしれない。
これまで利用した港と宿泊地は、
2017年夏 小樽港→稚内→網走→旭川→室蘭→函館港
2018年夏 苫小牧東港→大空→根室→釧路連泊→苫小牧東港
2019年春は、行きは新潟→小樽便、帰りは室蘭→八戸便を利用したい。
今年は予約開始時刻である9時の10分前からインターネットが繋がらなくなり、
予約画面から進むことすら出来ず、ようやく繋がったときには希望の新潟→小樽便は完売。
やむなく空いていた敦賀→苫小牧東便を往復利用となったわけです。

2017年8月10日午前9時前、新潟港へ入港直前の新日本海フェリー『あざれあ』。
昨年はこの船に乗って新潟から小樽へ行きました。
やはり小樽港に朝4時30分着の新潟→小樽便がいろいろ都合がいい。
金額を考えると青森まで車で行くのがいいが、時間に余裕を持っても、
道路事情などで予約した便に乗り遅れるリスクがあるので避けている。
繁忙期なので次の便へ乗るというのはさすがに無理だと思う。

写真の部屋は新日本海フェリー『あざれあ』のステートA、また今度もこれを予約したい。
ちょうど真ん中あたりのグレードながら洋室ツインルームでトイレとシャワールーム付き。
冷蔵庫や電気ケトルなどのお茶セットもあり、超コンパクトなビジネスホテルといった感じでした。
北海道行きはやや無理をして行くので、船旅を楽しむというのではなく、
約16時間の乗船でしっかり寝て、疲れた身体を一旦リセットして北海道へ上陸したい。
帰りの室蘭→八戸便はまだ利用したことが無いシルバーフェリー。
乗船時間が6時間40分、青森の八戸港に翌朝3時30分着なので、しっかり寝てから動ける。
函館→青森便と迷うが津軽海峡フェリーは個室を取って寝るには時間が短い、
座って過ごすにはちょっと長い、というわけで室蘭→八戸便がいいかと。
今から宿の予約は出来ても、フェリーの予約は乗船2ヶ月前となる来年2月です。
たぶん今度は予約の方は大丈夫かと思ってます。
今年は乗船2ヶ月前が日曜日となったため、予約できるのが月曜日朝9時となりました。
そうすると、2日分同時に予約可能となってしまうため、パンク状態だったのでしょう。
2017年に新潟→小樽便を予約出来たときは繋がりにくかったものの、今年ほどではなかった。

2017年8月15日北海道島牧村にある歌島高原にて。
周りに人はいなく、お盆休みの雑踏から解き放たれた感じで、このすばらしい景色にめぐり合えた。
有名観光地など混んでいる所はすごく混んでいるが、こんな絶景を静かに楽しめる場所もあります。
現状、北海道へは繁忙期にしか行けませんが、昨年、今年と雨が多かったものの、
それでもまた行きたいと思う魅力がいっぱいあります。
自分の車で北海道へ行くということはいろいろな条件をクリアする必要があります。
2017年に初めて自分の車で北海道へ渡ったのは自分を取巻く環境が少し変わったからです。
最初はいろんなところへ旅してきたムーヴで北海道へ行くつもりでしたが、
思い切って車をCX-5に買い替え、このみんカラを初めました。