
大井川鐵道の奥大井湖上駅です。

次の列車まで40分余りをこの駅で過ごします。

2015年以来の5年ぶりにこの駅に降り立った。
鐘の横にあるベンチが下灘駅にあるような『らぶらぶベンチ』に変わっていた。

自販機が設置されているな~と思ったら。

1箱600円のお茶の自販機でした。

ホームの端まで行ってみよう。

ここまで行ける。

エメラルドグリーンの湖面と紅葉がキレイだ。

多くの観光客で賑わっているが、秘境駅の雰囲気を楽しむことができる。
ちょっとだけ列車に乗って秘境駅へ行くという感じで、いつか北海道の小幌駅を狙っているが、
礼文駅からの折り返しとなると間違いなく同じ列車で訪れる人は多いだろう。
それでも一度は行ってみたいと思っている。

前回は対岸から奥大井湖上駅を眺めたが、今回はパスした。
あの辺り、バリケードで車の侵入が出来なくなっていたのと、
ちょっとした駐車スペースらしき場所も停められないようになっていた。

ホームの上にいつの間にかできていた『湖上駅カフェ 晴耕雨読』、
写真の案内には『週末オープン ※冬季休業』と書かれている。
このお店がいつから営業を始めたのだろうと見てみると今年の8月からだった。

お店の1階はフリースペースとして自由に出入りできる。

お店少し横からの風景がなかなか良かった。

この先も行ってみる。

狭いので人とすれ違う時は体を横に向ける。

この階段を登って。

赤い橋が見やすくなって良い眺め。

もう少し階段を登ろうとしたが、大勢の人が階段を降りてきた。
大半が団体ツアーの人たちで、バスで下車してこの駅から列車に乗る感じだった。
あまり時間もないし、その人の流れに逆らって階段を登るのは止めた。

混雑具合が気になるところだが、この奥大井湖上駅はまた紅葉の時期に訪れたいな。

列車到着まであと数分、こんなに多くの人が乗るのかというくらいホームにずら~っと人が並ぶ。

千頭行きの列車が到着、立っていた場所まで車両は届かず客車まで戻る。

帰りの列車はギリギリ座れ、その座った場所から撮った写真。

長島ダム駅で下車、そのままアプト式電気機関車の連結作業を見学できる。

連結作業の場所にも多くの人が集まった。
この記事を書くときに2015年の写真と比べたが、今回はとにかく人が多かった印象だ。

連結作業を終えて長島ダム駅を発車。

日本一の急勾配を下って行く。

正午過ぎ、道の駅川根温泉へ。

間もなくSLが通過するはず。

大井川を渡るSL。

2日前の11月12日に開業したばかりの大井川鐵道の門出駅前を通過。
併設する『KADODE OOIGAWA』へは臨時駐車場が用意されていた。

やってきたのは茶草場農法ビューポイント。

説明によると茶草場農法は茶畑の畝間に刈敷を行う農法とある。
茶畑と『茶』の文字が見られる。

ここから粟ヶ岳山頂へ向かうが、手前の東山いっぷく処で警備員に停められる。
上りと下りの時間が区切られていて一方通行になるということだった。

上りの時間になって山頂へ進む。
離合できるポイントが少なく、週末は交互通行になるようだ。

15時ごろ、粟ヶ岳の山頂駐車場に到着。

2019年5月に『粟ヶ岳世界農業遺産茶草場テラス(愛称:かっぽしテラス)』がオープン。

茶草場テラス?かっぽしテラス?どちらが良く使われているのだろうか。

展望台へ行ってみよう。

遠くには駿河湾も見える。

ここはまた午前中に訪れたいな。

雪が無いので分かりにくいが富士山も見えます。

1階の静岡茶屋へ。

夕方近いこの時間帯でも席はほとんど埋まっている。

景色を眺めながらお茶のソフトクリームをいただく。

ここには以前も観光施設があった。

新しい展望台が出来て手すり部分がガラスなのが良い。

山の形は富士山をイメージしているのかな。

茶草場テラスは地元の静岡県でもまだ認知度が低い感じがする。
しかし、なかなか素敵な場所なのでこれから人気が出て訪れる人も増えそう。
日が傾いてきたのでここから帰路へ、この日の走行距離は265km。
オクシズの紅葉、アプト式列車、そしてこの茶草場テラスを楽しんだ一日だった。
Posted at 2020/12/19 21:38:11 | |
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