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2025年06月01日 イイね!

新日本海フェリー「らいらっく」で新潟から小樽へ 2025.04.24

新日本海フェリー「らいらっく」で新潟から小樽へ 2025.04.24新潟港に入港する新日本海フェリー「らいらっく」、2025年春の北海道の幕開けです。



朝8時半ごろ、新潟港フェリーターミナルに到着。
前日夜出発して関越道経由でこの日の走行距離は573km。
今回は行きから帰りまで完全に北海道一人旅です。



青森まで行くのに対して新潟だと約半分の距離で行きやすく、
12時出航の小樽行きフェリーに十分余裕をもって到着できる。



この2日前、乗船予定だった「あざれあ」は機関不具合によって欠航が決まり、
臨時便の「らいらっく」に乗船して新潟から小樽へ行くことになった。
「らいらっく」はスピードが遅いため、小樽港到着が1時間半遅れる予定。
現地の案内に使用船舶の入れ替えと書かれているが、この入れ替えが出来ること自体、
複数航路で多くのフェリーを所有している新日本海フェリーだからだと思う。



11時15分乗船予定、12時出航なのでけっこうギリギリの時間だが、
まだフェリーは新潟港に到着しておらず、これからが慌ただしくなる。



2日前の夕方、新潟港からの着信に気付いて折り返すもなかなかつながらず、
その間に新日本海フェリーのHPを見て乗船するフェリーが欠航になっていることを知った。



2階に上がると欠航になった「あざれあ」の模型が置かれていた。
臨時便のことは知らずに欠航の文字を見た時、今年は青森から行こうかなとも考えた。
北海道へ渡るフェリー会社は複数あって、まだ繁忙期前で探せばいろいろあったと思う。



8時45分ごろ、しまった、乗船する「らいらっく」がもうこの位置だった。



ダイナミックな入港シーンを見ようと毎年早目に来ているのに気付くのが遅かった。
この前の段階で前進で進んでいたフェリーは180度旋回して、今は後進で岸壁に近づいている。
この200m近いフェリーが180度旋回して後進する姿がダイナミックであり、
いよいよ北海道へ行けるという実感が湧いてくる瞬間でもある。



「らいらっく」は通常、新潟~秋田~苫小牧東を結ぶ寄港便で(週一で敦賀にも行く)、
このフェリーに乗船する日が来るとは思いもしなかった。



これから乗船する長距離フェリーの入港シーンを見られる機会はなかなか無く、
新日本海フェリーの場合は舞鶴や敦賀でも見られると思うが完全に夜の暗い時間なので、
この朝の明るい時間帯に見られるというのが良いと思う。



完全に停止して太いロープが張られるまでけっこう時間がかかる。



あとは乗船開始を待つ、写真はまだ9時ごろの様子。
11時過ぎになって11時15分乗船予定が11時40分になったことを伝えられる。
車内で待っている間もトラックが次々と入っていく。
新日本海フェリーは入港から出航までの時間が短く、なかなか予定通りにいかないこともある。



11時50分ごろ船内の車輛甲板に入る。
乗用車では早い順番で入れたが、この停めた場所はバックしなければ出られず、
小樽港に到着後は残念ながらすぐには出られないと思った。



案内所でカギを受け取ってから部屋へ、カードキーでも順次導入されているQRコード式でもない。
最初、オートロックだと思ってカギを閉めずに出て行って、戻ってきたら空いていた。



部屋はデラックスAツイン、「あざれあ」でもともと予約していた内容を引き継いでもらった。



「らいらっく」は2002年就航なので23年前、更新サイクルからあと数年で新造船になるかもしれない。



湯沸しポットにお茶セット。



冷蔵庫。



バス、トイレ。



個別空調はありがたい、冷房と暖房どちらも使える。



そして何と言ってもこの部屋の魅力はプライベートバルコニー。



進行方向右側の部屋を予約しておくと明日の朝、積丹半島の景色を見ることができる。
臨時便の乗船となって部屋番号はリセットされたため、電話でのやり取りの際に右舷側をお願いした。



2人用の個室を今日は閑散期のため、貸切料金なしで利用できる。
明日からは繁忙期に入って0.5人分の貸切料金が加算され、一日違いで料金が全然違う。



12時を過ぎているのでレストランへ行く。
ここは最上階の5階部分、この船は5層構造で3~5階部分が客室エリア。



一つ下の4階、オープン前のカフェ。



カフェを左手に進んだらここはグリルだった。
突然乗ることになった初めての船なので配置が分からない。



反対側にレストランがあった。



メニュー表。



昼はこの特製からあげプレートにする。



レストランに入って一瞬のけぞってしまった。



まだ新日本海フェリーでもカフェテリア方式が残っていて、
てっきりタブレット式だと思って席に直行しそうになった。
数年前まで、「らべんだあ」「あざれあ」もこのカフェテリア方式だった。



レストランを見渡すと窓際にカウンター席は無い。
まだほぼ空席の状態だったので一人だったがこの窓際のテーブル席に座った。



12時15分ごろ、まだ車の搬入が続いている。



カフェテリア方式だと写真中央にあるレジを先頭に人が並ぶ。
すごく人が多かったわけではないが、フェリー乗船時はなるべく早目にレストランに来た方が良い。



特製からあげプレート、チャーハンにからあげはぜったい美味い組み合わせ。
まだ出航前なので揺れは無いが、エンジンの振動がガタガタとハッキリ伝わってくる。
このガタガタする中での食事もフェリー乗船の時だと面白くて楽しめる。



食事を終えて外部デッキに出るとちょうど出航の時だった。



12時半ごろ、およそ30分遅れで新潟港を出港する。



新潟から小樽まで、今から18時間の船旅の始まり。
もし予定通り「あざれあ」に乗船していれば16時間30分の船旅となる。



この後方にある外部デッキは広い方だと思う。
敦賀~苫小牧東の航路に乗船すると、この人が出られる部分がけっこう狭い。
狭いと例えば夕日の時間帯に人が同じ場所に集中してしまう。



出港してしばらくは防波堤内を航行する。
毎度のことながら防波堤の中と外では色が全然違う。



防波堤を抜けて外洋へ。



空は全体的には雲が多い。



ちょっとではあったがこうして青空が見えていたので、海の風景としては良いものとなった。



出港を見終えて船内散策へ。



この階段で3~5階を行き来する。



色合いからクリスマスのイルミネーションのように見える。



案内所がある3階。



もともと秋田港に寄港するフェリーなので男鹿なまはげ凧。



3層吹き抜けになっていて、乗船前に想像していたより豪華な印象だった。



桜の装飾。



5階に戻ってこの奥がビデオシアター、普段の航行なら映画が上映されるが、
今回は臨時便でダイヤが異なるためであろう、閉鎖されていた。
「らべんだあ」「あざれあ」には映画の上映施設はない。



再び4階のプロムナードを通り抜けて後方の外部デッキへ。



日差しがあると航跡がキレイ。



あとは夕日の時刻まで太陽が出てくれているかどうか。



プロムナードの通路の幅がだいぶ広いと感じた。
「らべんだあ」「あざれあ」だと人とすれ違う時に気をつかう。



ショップがオープンしたので買い物へ。



「らいらっく」は初めての乗船なので御船印を買った。



そして部屋に置かれていた船内誌「夢人旅」、表紙にはよく使われる羊蹄山。
過去にこの表紙に有島記念公園からの羊蹄山の写真を見たことがきっかけで、
羊蹄山の近くへ行った時は有島記念公園へ立ち寄るようになった。



時刻はまもなく17時、部屋のテレビで現在位置を見ると男鹿半島付近。



バルコニーから男鹿半島方面を見るが、雲が多くてどこが陸地がよく分からない。



レストランや外部デッキへと続くプロムナードの途中にあるエアホッケー場。
エアホッケーが2台設置された専用の部屋で、他に類を見ないスペース。
最近の船はいろんな施設がコンパクトに設置されている感じに対して、
この乗船した「らいらっく」はゆったり広くとられている印象を受けた。



あと1時間半後の18時26分が日の入となっているが、この空模様だと夕日は厳しいか。



日差しが無くなると航跡のキレイな感じも劣る。



夕食のレストランは18時オープン、10分前の17時50分に行くとすでに10人くらい並んでいた。



昼と同じ席で厚切り熟成ロースとんかつ定食をいただく。



食後は外部デッキへ。



日の入時刻まであと15分、もう完全に曇り空なので夕日はあきらめる。



船は大きく揺れることなく順調に北海道へ向かって航行。



初めて乗船した「らいらっく」は目にするものが初めてなので、
こうした吹き抜け部分の装飾もいろんな位置から写真を撮った。



18時30分、この日の最後の写真は部屋のバルコニーから。
明日の北海道は全道的に天気が悪い予報で、期待というよりどうしたものかという無の状態だった。

21時30分、この日の最後の船内放送で新潟港の出航が30分遅れたが、
明日の小樽港には定刻の朝6時に入港する予定とのことだった。
Posted at 2025/06/01 19:50:11 | コメント(13) | トラックバック(0) | 北海道2025 | 旅行/地域

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「オホーツク・リラ街道からサロマ湖経由で天都山へ 2025.04.25 http://cvw.jp/b/2825379/48470565/
何シテル?   06/09 19:51
絶景を求めて日本各地を縦横無尽に駆け巡ります。  沖縄県を除く46都道府県を自分の車で走りました。
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