
就実の丘から残雪の十勝岳連峰を望む。

前日は釧路を出発して襟裳岬や日勝峠を経由して富良野まで移動。
宿泊した富良野ホップスホテルで迎えた朝4時、外気温計は0℃の表示でフロントガラスは凍っていた。

夜明け前の十勝岳連峰。

ホテルを出発すると残雪の芦別岳がキレイだったので車を停めて写真を撮った。

4時20分、深山峠さくら園。

昨年はここで十勝岳連峰をバックに桜を見たが、今日は桜はまだ咲いていない。

今日は美しい十勝岳連峰が見られそうだ。

東川町の大雪遊水公園に到着したのはちょうど5時。

昨年の北海道滞在最終日は雨が降る中、傘を差してここを歩いた。

今日は桜は咲いていないが、晴れた時の大雪遊水公園がどんな感じなのか見たかった。

太陽は雲に隠れている。

これは十勝岳連峰だ。

昨年はここでたくさんの桜を見たことを昨日のことのように覚えている。

これより先は進めない。

水面に桜の木が映る。

5時20分、雲の中から太陽が顔を出す。

この写真だけを見ると早朝の静かな公園という感じだが、
実際にはゴーッという水の流れる音が響き渡っている。

昨年は雨で遠くの山の様子もまったく見えなかった。
その時に思ったのは天気が良ければ目の前に大雪山系が見えるのではと。
十勝岳連峰はこんな感じでやや視界が遮られながら見える。

大雪山系はこの雲が無ければ見えるのかもしれないが、
どちらにしてもドーンと大きく山が見える場所ではないと分かった。

しかしながら、雰囲気の良い場所であることには間違いない。

この建物。

早朝だからだと思うが上には行けず。

少し高い位置から見れば、またちょっと違った風景が見えると思う。

どちらにしてもまた桜がキレイに咲いている時に再び訪れたい。

北海道へ渡って晴天と見頃の桜の日が重なるともうそれは素晴らしいものとなる。

昨年は雨が降る中、ここから天人峡まで行ったが今日はそちらへは行かない。

5時半、大雪遊水公園を出発。

就実の丘へと向かう。

この感じ、好きだ。

就実の丘に到着したのはちょうど6時。

春の時期に就実の丘へ来たのは初めて。

6時ですでに太陽はこの位置、GWの北海道は早い時間から一日を楽しめる。

雲で見えにくいが大雪山系。

十勝岳連峰、牧草地のグリーンも美しい。

反対側の長い坂道はジェットコースターの道に似ていることからここを訪れる人もいる。

そしてここまで上ってきた坂道の向こうには芦別岳。

雪が残っていることで芦別岳の姿が遠くからでもハッキリと分かる。

春の北海道の魅力である残雪の山々、この就実の丘に来ると大雪山系、十勝岳連峰、
そして芦別岳を見渡すことができる素晴らしい場所であることが分かった。

過去に来た場所でも、残雪の山の風景となると全く違った美しいものとなる。

以前、新栄の丘から残雪の十勝岳連峰を初めて見てあまりの美しさに驚いたことがあったが、
この就実の丘もそれと同じことが言えて、就実の丘がこんなに素晴らしい場所であることに驚いた。

就実の丘から美瑛町に入って聖台ダム公園へ。

ここは桜が見られるスポット。

深山峠さくら園や大雪遊水公園などの状況からもまだ桜は咲いていないと分かっていたが、
これまで来たことが無かったのでどんな場所だろうと来てみた。

これも桜の木だろう。

カタクリ群生保護地の案内。

この先にカタクリの花の見学遊歩道があるが、案内に4月下旬頃から顔を出しと書かれていて、
まだ咲いていないだろうと行かなかった。

聖台ダムの方へ。

真っ白な十勝岳連峰の一部が見えている。

聖台ダム。

手前の山で全体は見にくいが十勝岳連峰の上の方が見える。

桜のスポットだけに桜が咲いていればまったく違った世界になるはず。

ここからの桜と残雪の十勝岳連峰の様子はいつか見てみたい。

この桜並木だけでも咲いている時に来たらすごく良さそう。

聖台ダム公園を後にする。
Posted at 2025/07/12 20:33:07 | |
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