
残雪の羊蹄山はまさに美しい。

北海道滞在最終日の朝4時、宿泊したホテルの窓から見える山はニセコアンヌプリか?
手前は倶知安駅、昨日は夜に到着したため分からず突然現れたような感じで写真を撮った。

ホテルのすぐ目の前にある倶知安駅へは徒歩で、列車はまだ動く前。
今日はフェリーに乗船するために夕方前までに苫小牧西港へ行くようにする。

3年前にもほぼ同じ時期に倶知安駅を訪れているが、その時の天候はみぞれ状態。
この時期の北海道は雨どころか気温が低くなると雪になるので注意しなければいけない。

時刻は4時半、まず近くの望羊の丘へ行こうと思っていたのでゆっくり目のスタート。
羊蹄山に雲はかかっていない。

八幡ビューポイントパーキング。

倶知安駅前で写真を撮ったわずか10分後にはこの雲、あまり広がらないでと願う。

道の駅名水の郷きょうごく。

桜が満開か?

そして道の駅近くの尻別川沿いでも。

この辺りは北海道滞在の初日にも来ているが、こんなに桜がキレイな場所だったんだ。

望羊の丘へと向かう。

望羊の丘に到着。

残雪の羊蹄山は何度見ても美しい。

看板を掛ける右側の柱は折れたまま変わっていない。

左を見ると尻別岳。

時刻は5時半くらい、太陽の角度が低くて少しでもカメラを下に向けると自分の影が映ってしまい、
写真が思うように撮れないことが分かったので、少し時間をおいてまた来ることに。

到着してわずか10分程で羊蹄山に雲がかかってきた。

北海道滞在の初日に望洋の丘へ来て、そして今日再び来たのは午前中の晴れた時に来たかったから。
羊蹄山周辺が午前中、確実に晴れそうなタイミングをずっと見計らっていたら最終日になった。

望羊の丘から少し進むと羊蹄山の裾まで良く見える。

これまで望羊の丘へ来て引き返していたが、
望羊の丘からその先もすごく良いことが今回の北海道滞在で分かった。

この辺りまで来ると尻別岳と羊蹄山の両方が所有するカメラのレンズに収まるようになる。

後方から雲がどんどん流れてきているが大丈夫か?

その後もゆっくり写真を撮りながら進んで行く。

どこからでも羊蹄山と尻別岳の風景が見られる。

白樺の木に入ると眺望が無くなる。

ということで戻ります。

雲の量は増える一方。

羊蹄山の山頂付近の雲は生き物のように動いている。

望羊の丘まであと少しということろで太陽が雲に隠れてしまった。

北海道については次の週末、天気良さそうだからちょっと行ってみようかという感じは無理で、
次に残雪の時期に望羊の丘に来るのは早くても一年後になるため、しばらくここで待つことにした。

雲が流れていくのを待つと美しい羊蹄山の景色へと変わった。

時間にして40分ほど待った。
待っている間は長く感じたが、まさに待った甲斐があった。
「北海道上陸の初日は羊蹄山へ 2022.04.30」の記事で書いたように、
望羊の丘は車で行くことができる場所として日本一の絶景だと思う。

望羊の丘からさらにその先の風景も美しいことが今回北海道を訪れて分かった。

この道は京極町が管理する民有林林道「脇方錦連絡線」で、
望羊の丘が日本一の絶景なら、この林道が日本一の道ではないかと感じた。

Y字に分かれるポイントがあり「脇方錦連絡線」は右下へとそれて(写真では左下方向)、
実際に行ってはいないが眺望は無くなりそう。

Y字をほぼ直線方向の左へ行くと「大富・脇方線」となり、写真の前方右側にその看板がある。

尻別岳が後方になり羊蹄山と共にまさに絶景。

この2つの林道「脇方錦連絡線」と「大富・脇方線」を自分の中で日本一の道と決めた。

雪化粧の富士山が美しいように、残雪の羊蹄山の時期に来ると最高の景色が見られると思う。

雲が一面に広がった時はもう今日はダメかなと思ったが、素晴らしい青空となった。

尻別岳をバックに。

山頂付近の雲の状況は刻一刻と変化している。

羊蹄山が見えなくなったところで引き返えす。

2019年にもこの時期に望羊の丘を訪れていて、同じような羊蹄山を見ていたが、
その先の道がこんなにも素晴らしいとは当時は想像もできなかった。

あと景色の中に緑が入っているのが良い。
「望羊の丘から冠雪の羊蹄山を望む 2019年4月28日」を見るとまだ雪が多くて緑が少なかった。

この記事のタイトルを迷ったが「脇方錦連絡線」と「大富・脇方線」は自分の中で日本一の道であり、
望羊の丘を含めて今後も静かな場所であり続けてほしいと思う。

前方は望羊の丘、どの地点から見ても素晴らしい景色ばかり。

そして望羊の丘。

望羊の丘に到着して2時間ほど滞在していたが、最後に写真を撮って望羊の丘をあとに。
はるばるフェリーで北海道へ渡って、この羊蹄山の景色が見られたら最高だ。
北海道が好きな人、そして羊蹄山が好きな人はきっとこの場所が気に入ると思う。
Posted at 2022/08/27 14:26:56 | |
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