
道の駅なとわ・えさんから見る恵山。

道の駅しかべ間歇泉公園のつづき、大船遺跡に到着したのは13時過ぎ。

海沿いと並行して内陸部へ国道278号の新しい道が建設中。

亀田半島のこの辺りはすべて初めてとなるので、とにかく行ってみよう。

ひょっとしたらここでも桜が見られるのではという期待もあったが、
遠くで少しだけ咲いている桜が見えたものの、桜が咲いている様子はごく一部。

遺跡のある場所に到着。

竪穴住居、骨組みはクリの木を使って再現したと書かれている。

その先には噴火湾が見渡せる。

遺跡と噴火湾、またこれまでとは違った北海道の風景を見た感じだった。

道の駅縄文ロマン南かやべ。

道の駅の周辺の様子を見てみる。

遺跡の定時解説と発掘体験の案内が写真右に書かれている。

展望デッキの方へ進む。

大船遺跡と同じようにここも噴火湾が見渡せる。

一隻の船が目に留まった。
自分のレンズではあまりズームできないので詳細は分からなかったが、船は左へ進んでいる。
時間的に津軽海峡フェリーの青森~室蘭航路の船かと思った。

買い物で立ち寄った国道278号沿いのサツドラ。

この通りに桜がいっぱい咲いていた。

特に観光名所という訳でもなさそうなのに、これだけの桜並木はスゴイ。

こうして写真を撮っている人は見当たらない。

ここで桜が見られるとは思っていなかったので、このサツドラ前の桜並木には驚いたし感動した。

恵山岬灯台の手前。

海の景色と桜が見られた。

15時ごろ、恵山岬灯台公園に到着。

前回この場所に来たのは2017年の夏、完全に曇り空だった。

しかし、今日は晴れて青い海が見渡せる。

遠くに見える陸地は青森県の下北半島か?

そして恵山岬灯台。

ブルーをバックに恵山岬灯台。

7年前の曇り空の時の写真を見たが、晴れていると全く違う。
今度は晴れた恵山岬灯台を見たいという願いが今回かなった。

道の駅なとわ・えさん。

この周辺は7年前に一度来ただけで、曇り空の時の景色しか知らなかった。

つつじの時期に渡道は難しいが、5月下旬の時期が恵山周辺が一年で最も賑わう時なのだろう。

景色を見るために屋上へ。

晴れていると全然違う。

海の向こうに見えるのは青森県の下北半島。

前回はこの下北半島が全く見えなかった。

そして恵山。

前回は雲がかかって、こんな近くに見える恵山ですらその姿は分からなかった。

ため息が出るような美しさ。

この道の駅がこんなに素晴らしい場所だったとは。

建物を抜けて海岸の方へ。

恵山岬灯台からこちら方面へ来るとき、恵山へ行こうか迷っていた。
前回は海峡展望台やその先も行ったが雲の中で景色はほとんど見えず。

晴れているので行けば良い景色が見られるのは間違いないが、
夕方近くで恵山の方へ行くとそれで今日は終わってしまう感じがして、道の駅へと進んだ。
そして道の駅まで来てからも未練があり、今からでも恵山に行こうかと気持ちが揺れていた。

考えた結果、恵山はあきらめて道南金剛へ。

大分県のビシャゴ岩付近の道を彷彿とさせるような海沿いのカーブミラー。

雰囲気はすごく良い。

道南金剛は柱状節理の断崖。

かつて採石場だったということで特徴的な柱状節理の景観となっている。

写真を撮っている時に大きな路線バスが通って行ったが、
この道南金剛前後は道が狭いので、そこですれ違わなくてよかった。

戸井憩いの丘公園。

武井の島展望台を目指す。

過去のヒグマ出没の看板を見て、車に戻って熊対策の鈴とスプレーを持ってきた。

こういう道の350mは長く感じる。

開けたところからの海の景色は良い。

静かな山道は緊張感が出る。

見えてきた武井の島展望台。

展望台から見る武井の島と下北半島。

道南金剛のあと、日浦洞門と呼ばれる手掘りのトンネルを通過した。
狭い道だったので写真は撮らなかったが、次回行った時は少し歩いてでも写真を撮ろうと思う。

旧戸井線汐首橋梁跡。

一度も列車が通ることが無く廃線となったアーチ橋。

宿泊する新函館北斗駅前の東横インに到着したのは18時ごろ。
日が沈みかけてホテルの上の方だけ太陽が当たっている。

ここは北斗市になるが函館エリアに宿泊する時はよくこの東横インを利用する。
郊外になるので道が混雑していなくて、駐車場が平面なので荷物の出し入れがしやすい。
このあと19時からホテルで提供されるカレーを食べる。

函館山がキレイに見えている。
今日は室蘭を出発、噴火湾沿いを巡って北斗市まで走行距離は326km。
朝の早い時間帯に八雲育成牧場展望台に行ったのが遠い昔のように感じられるくらい、
亀田半島の初めてのルートを走行して、いろいろ立ち寄ることができて新鮮な一日となった。