
道の駅YOU・遊・もりから見るオニウシ公園の桜と噴火湾。

前日に旭川から移動して新函館北斗駅前の東横インに泊った翌日、朝4時に出発。

新函館北斗駅、上空は雲が多目。

4時半、五稜郭公園近くの有料駐車場に到着。

五稜郭公園は5時オープンということで、その少し前に到着するようにここへ来た。

五稜郭公園は2019年の春以来なので、久しぶりに来たという感じ。
駐車場横の桜は満開。

開門までまだ15分くらいあるので、駐車場近くで写真を撮りながらゆっくり行こうと思っていた。
地元のウォーキングをしていた人と話していると、もう開いているよと言われる。
えっ、開いているの?

開いているんだったらさっさと行こう。

2019年に来た時はあのタワーに登ったが、曇り空だったため桜の風景はあまり映えず。
写真は一枚も持っていないが、30年近く前に昔のタワーに登ったこともある。

東の空が明るいが、雲が無ければ太陽が出ている時間帯。

桜の間から五稜郭タワー。

貸ボートの文字の下は記念撮影用の羽の絵だろう。

GW期間中は1時間早い8時オープンの五稜郭タワー、今日はこのあと間違いなく混みそう。

4時55分、門を通過する。
この門が5時00分きっちりに開門するものだと思っていたが、普段何時ごろ開くのだろうか。

朝方は雲が多い予報ということで日差しは厳しいと思っていた。

五稜郭公園の桜はこの2日前の4月28日に満開が発表されたばかり。

晴れていればさらに素晴らしい光景となるが今は仕方がない。

桜のトンネルを進む。

静かな早朝の五稜郭公園。

ちょっと時間が過ぎれば、こんな誰もいない桜のトンネルの写真なんて絶対に撮れない。

函館山の横に見えるルートインは、祝日が重なって10連休となった2019年春に宿泊した。
10連休に北海道へ行くのだからと渡道前からあらかじめホテルを予約していた。
しかし、滞在中に予約サイトを見ると連休中の当日でも空いているホテルがあることが分かり、
それ以来、北海道では基本的に宿泊するホテルは当日に予約するようになった。

桜が見頃の時期は朝5時と同時にたくさんの人がこの場所に来るのかと思ったらそうでもなかった。

桜と五稜郭タワーの風景は春の北海道を表現する一枚。

箱館奉行所。

鮮やかなヤエベニシダレ。

五稜郭公園を30分ほど散策して5時半近くになると少しずつ人が入り始めていた。

今度こそ晴れた時の五稜郭の桜を見たい。
その時も朝5時ごろの開門を目指して来よう。

五稜郭公園から移動して松前藩戸切地陣屋跡に到着したのはちょうど6時。

昨年来た時は見頃は過ぎていて、ほぼ葉桜だったこの場所。
今年はその逆でまだ咲き始めの状態。

城岱スカイライン方面、まだ雲が多い状況は変わらず。

五稜郭が満開なら、ここは満開までもう2~3日かかりそう。
木の下はソメイヨシノと書かれている。

比較的咲いているソメイヨシノ。

今日4月30日でイベントは終わってしまうんだと思って撮った写真。
しかし、北斗市観光協会のHPを見ると5月1日付のお知らせで
この北斗桜回廊のイベントは5月6日まで延長となっていた。

桜の見頃時期だけは、その時にならないと分からないのが難しい。

最後は桜並木を通り抜けて松前藩戸切地陣屋跡を後にする。

反対側からは侵入しないようにという表示がある。
宗谷岬の白い道のような推奨一方通行のような感じ。

10分ほど移動して同じ北斗桜回廊のイベントの一つ、大野川沿いへ。
せせらぎ温泉が臨時駐車場となる。

桜はほぼ満開といった感じ。

歩道脇に咲くスイセン、桜もそうだが北海道へ来ると季節感が全然違う。

昨年は完全に散ってしまった状態の時に来たが、今年はちょうど見頃だが空模様だけが惜しい。

そのまま歩いて法亀寺へ行くことにした。

道道96号へ向かう道にも桜。

突き当りが道道96号。

目指すは右折方面の法亀寺しだれ桜、歩くとなかなかたどりつかない。
わずかに雨が落ちているが、今日は晴れる予報なのでこのあと桜を見に来る人が増えるだろう。

道道96号沿いの桜並木が清川千本桜と呼ばれているが、
通り沿いに駐車場がないことと、この道で車を停めて写真は撮れない。

法亀寺のしだれ桜はちょうど見頃。

夜間はライトアップも行われる。

せせらぎ温泉から北側にある大野川桜並木のもう一つの臨時駐車場へ。

橋の向こうが大野川沿いの桜並木。

橋の上から桜の様子がわかる。

まさに満開の桜

ライトアップの時間帯はこの道は通行止めになる。

7時45分、オニウシ公園がある道の駅YOU・遊・もりに到着。

満開の桜。

しかしながら、この曇り空では桜は映えない。

ホテルを出発して五稜郭からこのオニウシ公園まで手探り状態で進んできた。
今日は松前城や追分ソーランライン方面へ行かない方が良いことだけは決めていた。

早朝はダメでも午前中のそんなに遅くない時間に日差しは出てくるはず。
オニウシ公園へ来てこの曇り空のまま次へ行くのはためらうので少し待つことに。

待っている間に今日の方向性を決めることにした。
このあと道の駅しかべ間歇泉公園がある亀田半島を回って、
そして再び新函館北斗駅前の東横インを予約して泊まることに。
今日は難しいルート選択になったが、明日の追分ソーランラインにかけたい。

30分ほど待って日差しが出てきた。

この光景を待っていた。

実際にどのくらい待てば晴れてくれるのか分からない状態で待っていたが、
そのうち晴れる可能性が高いのなら桜がこれだけ咲いているだけに待ちたかった。

立派なソメイヨシノ。

昨年来た時にキレイだと思った枝垂桜はまだこれから。

屋上展望ラウンジへ。

屋上に上がったところ。

駒ヶ岳には雲がかかってその全容は見えない。

桜と駒ヶ岳というように、理想的な光景はそう簡単ではなかったりする。

そして噴火湾。

桜が咲くこの時期の風景はホントにキレイ。

待った甲斐があったオニウシ公園の桜。

これから亀田半島を回る。