2020年10月11日
MX-30と改良するCX-5
マツダの最新車の試乗は、普段であれば何かの点検の時についでにお願いするのですが、MX-30は興味があったので、アポ無し突撃してきました。
個人的には非常に欲しくなりました。
ある一点を除いては。
まず、良かった点をあげると、たくさんあるんです。
1、デザインはクーペ風ですが、CX-30とほぼ同一の室内空間&ラゲッジスペースで、ファミリーでも使えそうなところ。
子どもがまだ小さい家庭ではむしろ、観音開きはチャイルドシートに子どもを乗せやすかったり、後部座席の子どもがドアを勝手に開けなくて済むといったメリットもあると思います。
2、静粛性が高く乗り心地が良いこと。
ちょい乗りレベルの試乗ですが、エンジン音とそれ以外の音も含めて、遮音をしっかりしている感じでした。
ただ、少し力強い加速を求めてエンジンを回すとそれなりのエンジン音は侵入してきましたが、ロードノイズは抑えられていました。
乗り心地も、ようやくマツダ3系のプラットフォームの使い方に慣れてきたのか、トーションビームがあまり気にならない乗り心地になっていました。
アイドリングストップが停止前に効き、エンジン再始動にセルモーターを使わないマイルドハイブリッドのいい点を活かしています。
3、なんといっても、価格。
これは想定外に安かったですね。
もちろん、オプションを盛っていけば高くなりますが、自分が欲しいAWD
のセーフティパッケージ付きで最低限のディーラーオプションで約356万。
ヤリスクロスのハイブリッドが360万だったことを思うと、安く感じます。
まぁ、フルハイブリッドとマイルドハイブリッドの差はありますが。
ということで、結構欲しいなぁと思って試乗から戻ってきたら、担当セールスさんから衝撃の一言。
「DVDの再生機能がないんです。」
なんですとぉ!
マツダよ、お前もかという感じです。
トヨタのディスプレイオーディオ方式…
まぁもっとも、MX-30はDVDスロットを設置する場所が無いのだろうとは思いますが。
でも、ファミリーに向いてる部分もあるなぁと思っていただけに致命的。
とりあえずすぐ買わないので、うちには関係ない話なのですが、購入を検討している方は注意してください。
それから、CX-5の年改情報を聞いてきました。
・ディーゼルが200psにパワーアップ
・マツコネの液晶がバージョンアップ
ということなのですが、マツコネについては、プロアクティブまでは8.8インチモニター、Lパケ以上は10.XX(正確な数値は忘れました。)インチモニターになるそうです。
プロアクティブでも10.XXインチがオプションで選択できるようです。
ただ、これに伴って衝撃的な変化が。
モニターの大型化に伴い、インパネのデザイン変更も入るため、DVDスロットの場所がとんでもないところに移動するようです。
どこでしょう?
トヨタ方式の助手席足下?
違います。
1列目と2列目の間のルーフに挿入口が前を向いた方向で取り付けるんだそうです。
リヤモニターがある車では、モニターの前側にスロットがつくような形になるようです。
運転手はもちろん、助手席からのDVDの交換もアクロバティックな姿勢を強いられそうですね。
MX-30といいDVDの優先順位が低くなっている気がするんですけど、変な場所についていても、無くならなければいいんです。
我が家の長距離ドライブはDVDが必須なので、今後の流れがそうならないといいのですが…。
とりあえず、MX-30の車自体はいい車でした。
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Posted at
2020/10/11 20:58:56
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