BMWらしいBMW

写真で見たり、先代と比較をすると地味に感じると思いますし、自分もそう感じていましたが、実物を見るとそんなことはなく、むしろプレーンなのに存在感があり、上品で好感を覚えました。

まぁ多少キドニーグリルがやり過ぎな感は否めませんが、全体的には好印象です。

2.0L直4というスペックからは想像できないくらいよく走ります。

120km/hまでは何の不満もなく走り回れるはずです。

また、モーターのアシストがいい意味で分からず、非常に洗練されています。

ステアリングも適度に重くよく効くので、飛ばしても安心してコーナーに進入できます。

路面が荒れているところでは多少粗さが出ますが、オプションの20インチでこれなら文句は言えません。

乗り心地と走り両立させたい人は、標準の19インチのままがいいと思います。

床面積やトリムの形状に不満はなく、広いラゲッジです。

ただし床面がかなり高いため、重いものの出し入れには少し気を使いそうです。

ディーゼルだけあって、飛ばしても燃費の悪化が少ないのが利点です。

120km/h巡行でも15km/Lは出ると思います。

コミコミ900万になってしまうのは残念ですが、物価高•円安の中では仕方ないと思います。

ただ、かつてのBMWと違い、メーカーオプションほぼないため、吊るしのままでも乗れ、本体価格が見せかけではない点は評価したいです。