UPしよ〜か?悩んだブツです。
そこそこ前に入手し、解読に時間がかかりました (;^_^A
結論からすると:使い道ナシ(爆)
surefire 6P キセノンバルブのLED換装モジュール
EAGTAC OSRAM-KB タクティカルブルー です ☆彡
ロイヤルブルーの光を放つモジュールですw
以前から噂は聞いており、主にサバゲ—ファン一部ガチ勢で使用されてるそ〜な
さらに。某防犯グッズ専門店の推奨で語り継がれたアイテム。。
暗闇を照らす照明灯から、攻撃用に転じた閃光。
・・・その意味合いは、あまり資料が無く真実は不明の状態。。
いままでは500+mW程度。ルーメン数で30lm程度でした。
青色単色となると、白色とは違い、数値は低めとなりますが
そんな微光でどんな威力を発揮するのか?疑問でありました。。。
早速テストしてみますと
EAGTAC OSRAM-KB タクティカルブルー
同じLED。EAGTAC OSRAM-KW 白色モジュール
リフの割に集光度が高いLEDで、共に3,000mAをかけてます!
白色光で1,000lmあたり。中心照度は44,000cdを超える ☆彡
白色でも有り余るほどの暴力的な光で、光軸まで見えるほどの強さ!
室内至近距離では、同等の強さですが
屋外に持ち出すと、50m程度の距離で大きな差が出ます。
残念ながら、白色光の方が数段強く、スポット内は昼間以上の明るさ!
対して青色は、50m程度の距離で、かすかに到達してると見える程度。
光軸も手元からちょっとの間までで、微かに見える。。。
これはインドア戦向けなんか??
そ〜。買い物失敗感。。。_| ̄|○ 漂ってましたが
屋外50m先に道路標識があって、それを照らしたら
白色光と同等の激しい反射を確認できました ((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
「光」というものを調べてみますと
光は電磁波の一種で、人間が目に出来る「可視光」という範囲。
波長の短い「青」から波長の長い「赤」まで。
青・・・視認できる最低領域は紫で、それ以下(外)が紫外線。
赤のそれ以上(外)が赤外線となります。
太陽光やLEDのような白色光は「白」い色の光ではなく、
光の三原色RGB(Red—Green—Blue)が混ざると白色になります。
つまり白色光は可視光全域が含まれてるという事。
雨が降って急に晴れると、空気中の水分で分解され虹が出来ますよね!
単色の色は可視光全域の波長という訳じゃなくて
波長によって色が異なります。
このモジュールは450nmにピークを持つ青色となります。
それを踏まえて、いろいろな文献を見てみるに
各波長の光を感じ取る為に、錐体細胞という感応体があって
人間は3つの錐体があります。
生物によって2つであったり、紫外線まで感知する4つのタイプがいるそうです。
錐体は輝度チャンネルと反対色チャンネルというフィルターを通って
脳に電気信号を送ります。
脳は送られてきたデータから姿・色を認識して
そのものはコレだ!と判断します。
たとえば、ある光を感知しました!
微光なので、増幅する様いっぱい光を取り入れ、もしくは
眩しいので、サングラスをかけて減光させる輝度チャンネルが先に働き
その光と反対色と比較して「この光は緑色だ!」
と判断する反対色チャンネルを通り
脳は、「これは緑色のクルマだ!」と過去の経験から特定します。
このタクティカルブルーを放つモジュールは450nmにピークを持つ光ですが
感応するのはS錐体となります。
S錐体は、もっとも原始的な細胞で、輝度チャンネルを経由しません!
せめての色別判断の為に反対色チャンネルのみ経由して脳に送ります。
タクティカルライト
敵を強い光で幻惑させ、動きを止める効果がありますが
単純に幻惑目的なら白色光で充分です!
なぜ?あえてブルーなのか?
白色光だと全域の波長を持ってますから、M錐体・L錐体も反応しちゃいます。
当然、輝度チャンネルを経由しますので、補正がかかっちゃうんですね〜
S錐体のみ狙ったブルーおよびロイヤルブルーの強烈な光は
脳が混乱して、咄嗟の動きが取れませんし、状況把握に時間を要します。。。
また、明るい時は「赤色」が明るく輝き、「青色」は黒ずんで見え
暗くなると「赤色」が黒ずみ「青色」がハッキリくっきり見えるようになります!
この現象はプルキンエ現象と言われ
明るい時間帯は錐体細胞が反応しやすい555nmをピークに
長い波長(〜赤)が高感度になり
暗くなると錐体細胞から杆体細胞に切り替わりますから
ピークは507nmと下がり短い波長(青〜)と感度帯域が移行する為だそ〜です。
上記2つの化学分析をされてるサイトがありますが
私が体感した感じでは、否定はしませんが白色光との差は無いと思います!
ま。昔のように、そもそも最大光量が技術的に低い時代なら違うのかもしれません
私が感じた利点は
白色光なり波長の長い赤色光は、空気中でも散乱しにくい特色があって
クルマのテールランプがそうですが、遠くまで届く性質があります。
逆に波長の短い青色は、空気中では散乱しやすく遠くまで飛びません。。
白色光のタクティカルライトで照射された敵は、もちろん幻惑し盲目になりますが照射した側も反射光が眩しく、少なからず幻惑し
特に暗い所で暗順応してた場合、照射側もしばし目が見えない状態になりがち。。
その点、タクティカルブルーとなると
同じように反射するであろうはずの反射光は散乱してて
照射側の暗順応に影響せず
照射された相手は、動きを阻止され
なんとか免れても暗順応するまで時間がかかり
行動を大きく制限されてしまいます。。
いままで流通してた低出力モジュールでは
インドアか?屋外でも数m程度の距離内じゃないと有効ではないと思われますが
このモジュールなら5〜60mあたりまで有効と思います。
ただ逆にインドアでは当然ながら反射光も強いので
それなりの覚悟が必要ですね (;^_^A
2段調光になってますから、その場合はLowモードで対応となるでしょうが
調光には2プッシュの作動が条件なので、
1発目に幻惑食らわないよ〜にしなければ意味ナシですけど。。
50m先の標識を撮影してみましたぁ (^▽^)/
デジカメは夜間モード。
シャッター落ちるのに2秒程度かかり、手ブレしちゃってますが (;^_^A
EAGTAC OSRAM-KW 白色光はこちら
うんで。EAGTAC OSRAM-KB タクティカルブルーがこちら
デジカメの露出感度でしょ~か?目視より結構青く写り込みますねぇ。。。
これもなんらかのポイントかもしれません(謎)
実際はタクティカルブルーは微光程度しか確認できません。。
いろいろな条件が重なる上で意義するモジュールなんでしょ~ね (;^_^A
どのみち、特殊用途すぎて普段使いには全く意味を持たない(核爆)
現在。
キセノンバルブを頑なに守ってたsurefire 6P に組んで
格納庫で寝てますw
キセノンはやっぱり生きる術がありませんね (;^_^A
うんで。
普段使いの単色光は
100均ライトで充分だったりします (爆)