
昨日のお話。夜勤を終えて帰宅すると、嫁さんが38℃台の発熱と背中の痛みに苦しんでいました。
さすがにこの時期、コロナを疑って市のHPで調べると、かかりつけの医者に電話相談した後、県発熱患者等受診・コロナワクチン副反応相談センターに電話するようにとのこと。でも、祝日なので当番院しかやっておらず、相談センターに電話するものの、「回線が混み合っているため、しばらく待って電話して下さい」とのアナウンスが流れるだけ。2、3時間かけて数十回、いや百回近く電話したのですが全く繋がらない。
仕方なく市内3カ所全ての当番院に電話するも、2カ所が診察拒否。残る1カ所は「対処療法は可能だが、コロナの検査は不可能」と言われ断念。その後も何回も相談センターに電話するも、やはり繋がらない。そこで現相談センターの前施設となる県感染拡大防止県民相談センターに電話すると繋がったものの、「当番院に連絡するか、相談センターに連絡するしかないですよ」と言われる始末。
結局、無駄な時間を費やし、午後になるも状況は変わらず。駄目元で救急外来のある総合病院に電話すると「発熱外来があるので診察可能。診察まで時間がかかりますが、来てください」と言っていただけたので、車で向かうことに。暑い中ではありますが、換気のために窓全開のエアコン全開で走ることになりましたが、とりあえず診察は受けられるので我慢、我慢。
で、ようやく診察かと思ったのですが、病院には入れず駐車場で4、50分ほど待つことに。眠いだけで元気な私はともかく、38℃以上の熱がある嫁さんには厳しい待ち時間。結果としては待ちに待った診察&検査で無事にコロナでは無いことが判明し、安堵したのでした。コロナになると濃厚接触者となる私も仕事を休まないといけませんし、大会中の女も部活に行けず、受験生の息子は安くないお金を払った塾の夏期講習に行けず・・・・ってことになる所でした。
家族の一人が感染するだけで、広範囲に影響を与えるコロナの怖さを実感しました。まだ熱が下がらない嫁さんには悪いですが、気の揺るみがちな中、そのことを再確認できたことは収穫ではありました。でも、24時間受付という相談センターに電話がつながらない県の対応は問題あるだと思いますし、そんな中、自ら感染の危険の中でお仕事をされている医療従事者の方々には感謝、感謝です。診察を断った医院の方も、検査すらできないのではリスクでしかありませんし、他の患者さんのことを考えた決断だと理解はできます。
で、仮眠しか取れないまま、次の夜勤を迎えたワケですが、通勤中に見る金沢駅前の人の多さ。県外からの観光客でホテルも居酒屋もいっぱいの人、人、人。私も観光産業で収入減に苦しんでいますが、この時期に旅行に来て飲み歩く人たちが理解できない。自分だけは大丈夫だと思っているのかな。それが大切な人のリスクだと分からないのかな。
長文になりましたが、少しでもコロナの怖さを再認識する機会になればと思っています。さっ、寝ようかな。
Posted at 2021/07/23 09:57:59 | |
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