
本日のお昼ごはんは、金沢市旭町地内の白銀軒で夏季限定メニュー「冷やし中華」(大盛、税込700円)と、昼呑み用に「肉炒め」(620円)です。
北の大地にお住まいの某氏に影響されて始めた「今年の夏は冷やし中華を食べてみよう」企画の第4回は、自宅近くにある昔ながらの町中華です。頻繁に通い始めたのはここ2年ほどですが、40年以上前から知っているお店。でも、冷やし中華は一度も食べていないので、良い機会だと思い食べてみることに。今日も蒸し暑いので、ついでに昼呑みです。

まずは「肉炒め」からなんですが、凄くシンプルなビジュアルと言うか、豚バラ肉を焼いて、キャベツと盛り付けただけ。思い入れも何も無い別のお店で出てきたらイラっとくるかもしれませんが、これが近所の町中華で、高齢(に見えるだけとの噂も)のご夫婦でやってると思えば許せる。味付けが塩胡椒でただ焼いただけだとか、キャベツも幅2、3mmほどで千切りにもなって無いとしても許せる。と言うか、これが良い。子どもの頃は近所に他のお店が無く、出前をして貰ってましたし、貴重な外食の場、思い出の場なんです。塩味強めですが、ビールの相棒にはちょうど良いですし何より、自宅のIHにテフロン加工のフライパンで焼くのとは違、業務用のコンロと中華鍋の高火力で一気に焼き上がるので、旨味が逃げずベシャっとしていないのが良い。ただ焼いただけでも、家庭の設備では出せない味なんです。
で、食べ終わりを見計らってか分かりませんが、絶妙なタイミングで本命の「冷やし中華」が登場。並盛りで頼んだはずなのに、大盛りで出てきましたが許します。と言うか並盛りが1玉なのに、+50円の大盛りで2玉なら悪くない。ビールさえ飲んでもいなければね。具材は錦糸玉子とは言えないぐらいに太いですが、焼きたての玉子に胡瓜、もやし、細切りにした魚肉ソーセージ(扇型のヤツ)で、紅生姜と刻み海苔がのり、カラシが添えられています。スープは冷やし中華らしい酸味があるものですが、酸味は少し弱めな優しい味。酸味が弱めな方が好みかも。
シンプルな「冷やし中華」ですが、玉子を直前に焼くだけでなく、胡瓜や魚肉ソーセージもその場で切り、モヤシも茹でたてを冷水で冷やすなど作り置きの無い100%できたて。めちゃくちゃ美味しいワケでは無いですが、良かったです。
Posted at 2022/07/06 11:36:37 | |
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