
本日のお昼ごはんは、なか卯の定番メニュー「カツ丼」(並盛、税込590円)に「はいからそば 」(並盛、同410円)です。
カツ丼大好きです。牛丼もカレーも大好きですが、カツ丼にはそれらとは違う華やかさや特別感、ワクワク感がありますよね。究極の丼と言うか、とにかく他の丼とは違う王者の風格が漂っています。でも、その分ですが牛丼よりも味の好みが出やすいメニューだったりします。親子丼もそうですが、玉子と肉のシンプルな組み合わせ。シンプルなものほど、奥が深い。
で、なか卯の「カツ丼」です。トンカツは小さめではありますが、並盛590円だと思えば仕方が無いか。それ以上に気になるのがトンカツの質で、一枚肉では無いのか、つなぎ感がある成形肉っぽさがあります。また、玉子はたっぷりなんですが、味付けがとにかく濃い。甘くどいと言うほど甘過ぎるワケでは無いものの、かなり甘めなうえ、とにかく醤油が強い。出汁の風味よりも醤油が勝っちゃっています。
一方の「はいからそば」は、そばに揚げ玉と刻みネギがのったシンプルなメニュー。そば自体は二八そばで、かなり細い仕上がりで悪くは無い。と言うか、風味の無い某ゆで◯郎よりそばらしい。ツユは鰹が強いうえに、醤油も強め。甘さはほとんどなく、よく言えばスッキリとしたキレがある味。悪く言えば深みが足りていない。
なか卯の「カツ丼」と「そば」って、金沢の味とほぼ真逆なんですよね。金沢では「カツ丼」ってすっきりとした甘さと、柔らかな出汁の風味で、醤油はほとんど感じない。玉子の匂い消し程度の醤油感。それは「そば」も同じで、すっきりと甘い昆布出汁なんですよね。全国チェーンのなか卯がこの味ってことは、金沢の味が全国平均からかけ離れているのかな。県外でわざわざ「カツ丼」と「そば」って食べないので分からない。今度旅行にでも行ったら試してみようかな。
Posted at 2024/02/28 10:31:58 | |
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