
本日のお昼ごはんは、金沢市旭町地内の士朗商店の定番メニュー「鶏白湯」(塩、税込950円)です。今日はお盆のお墓参りで夜勤明けにバタバタ。いつもより遅い、世間では普通の時間帯でのお昼ごはんになりました。
私が大好きだった近所の町中華が店主高齢により廃業し、その店舗跡に出店したお店。私が45年前から通った町中華とは正反対の、若い店主がやっているこだわり系、おしゃれ系のラーメン屋。もう開店して1年以上は経つのに、行けなかった、行かなかったお店。息子は美味しいし、近所だしで定期的に通っているみたいですが、前の町中華が大好きだった私には踏ん切りが付かなかった。本当に大好きなお店で、週一ペースで通っていたんだよな〜。まっ、思い出は思い出。現代を語るとしようか。
その士朗商店の「鶏白湯」です。塩味と醤油味。細麺と太麺があり、私は一番人気らしい塩の細麺を注文。ふわっふわになるまで泡立てられた鶏白湯スープが印象的で、具材はチャーシューにレアチャーシュー、海苔、貝割れ。ふわっふわなスープは濃厚な旨みで、細麺によく絡む。レアチャーシューもとにかく美味い。新感覚なラーメンながら、細部まで計算されているのが凄い。個性的でありながら、美味しさとのバランスが取れているのが凄い。
凄いんですが、以前は町中華らしい赤色のカウンターに白板が貼られ、店全体が若々しい。あのご高齢の夫婦がやっていた、なんとも言えない温かな雰囲気はなく、美味しさよりも、寂しさが押し寄せてくる。時代の流れについていけないおっさんの悲哀だな。古き良き昭和は今や昔。自分がおっさんになったんだと痛感しました。
Posted at 2025/07/14 12:07:23 | |
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