
本日のお昼ごはんは、ネパール人のアルバイトさん手作りのネパール料理です。連続カレー生活『Final Season』番外編。
少し前まで外国人語学留学生、アルバイトはベトナム人が主流だったのですが、コロナ禍と過度な円安によりネパール人ばかりになっています。そんな私の職場も外国人バイトはネパール人が主流となり、文化の違いで困惑続き。ベトナム人は何やかんやで同じアジア系。共産国なので上の命令には絶対服従って感じで何とか対応できていましたが、その経験が活かせない。でも、インド、ネパール系の料理は大好きですし、良くも悪くも素直、純朴な人間性ですので、接し方が分かれば良好な関係を築けている・・・・と思いたい。
で、そんなネパール人のアルバイトが、私が大のカレー好きと知って、お国の料理を作ってきてくれました。ネパール風餃子の「モモ」に「ナン」では無く丸く平たい「チャパティ」、怪しげな黄色サラダです。「モモ」は有名ですが食べたことがなく、サラダは香りが明らかにエスニック。20代の褐色美人による手料理ですので、美味しくいただきたいと思いますが・・・・。
で、まずは「モモ」から。手作り感溢れる厚めの皮で、具材はキャベツに鶏肉、大量の香辛料。これがなかり鮮烈な味。大体の味は想像できていましたが、日本人向けにネパール人がやっているお店の味と、ネパール人がネパール人のために作った料理は全くの別物で正に衝撃的な味。美味しい、美味しくないではなく、脳が処理できない程のスパイス感で、表現しにくいレベルの鮮烈さと言うか、日本語の語彙では表現できない味。でも、我ら日本人にはこの文化の違いを表現する言葉を知っているのです。それは戦争をも止める力を持つ言葉、「デカルチャー」。
黄色サラダのベースはジャガイモ。いわゆるポテサラなんですが、水にさらしていない生の玉ねぎに、大量の香辛料で、こちらも「デカルチャー」な味わい。胡瓜があるともっと美味しいらしいですが、無かったみたい。確かにその通りで、スパイス&玉ねぎが強すぎる。日本人的にはマヨを足したくなる味わいでした。
まー、とにかく貴重な体験で面白かったです。なお、同じものを貰ったベトナム人のバイト君は一口でギブアップだったらしい。ベトナム人ってチリソースは好きなのに、スパイス苦手で日本のカレーもダメですもんね。
私はスパイスに強い方と言うか、大好きな方なので大丈夫。ネパールの子に「ネパール人と結婚するば、毎日カレーが食べられるよ」と言われましたが、当方はすでに家族持ちのおっさんですから。でも毎日、毎日の食事がカレーってうらやし過ぎる。
なお、連続カレー生活はこれにて終了でございます。来年は行わないつもりですし、勤務時間がより不規則になりそうなので、「本日のお昼ごはん」も不定期になるかな。
Posted at 2023/12/25 11:09:13 | |
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