
本日の朝ごはんは、松屋の期間限定メニューの新作「たっぷり明太タルタルチキン定食」(ごはん大盛、税込890円)です。
北陸新幹線の敦賀延伸、北陸応援割の開始が迫り、私の仕事も激務期間に突入しました。北陸新幹線開業ほどでは無いしろ、けっこうなお祭りムード。衝撃的な1月1日の大地震から立ち直るための原動力になって欲しい。能登半島はいまだ観光客を受け入れられるような状況では無いですが、どうか皆様、金沢に来てください。金沢は地震の影響はほぼ無いですから、金沢で観光して遊んで、能登産のお土産を買うなどしてお金を使ってください。それがなによりの支援にらなります。よろしくお願いします。
で、松屋の「たっぷり明太タルタルチキン定食」ですが、春らしい色合いの定食に仕上がっています。明太子はあの「かねふく」製。ゆで卵を崩して明太マヨと混ぜ、明太タルタルにする力技なメニューなんですが、欠点が浮き彫りの欠陥メニューかな。あっさりとした鶏ささみに南蛮ダレと明太タルタルがかかっているのですが、品質管理のためか明太タルタルが冷たく、焼きたてのはずの鶏ささみが生温い。味がどうこう以前の問題かな。熱々なら美味しいはずなんだけどな〜。
ちなみに世間一般ではスケソウダラ(スケトウダラとも言う)の卵を塩漬けにした物を「明太子」、さらに唐辛子で漬け込んだものを「辛子明太子」と呼びますが、金沢市では違うんですよぬー。まず、真鱈の卵は「タラコ」と呼び、昆布出汁で甘く煮付ける金沢の冬の味覚。世間様で言われる「明太子」は金沢市内では辛いイメージて言うか「辛子明太子」のこと。では辛く無い「明太子」のことを何と言うかと言えば「もみじこ」です。なんと風流な言葉でしょう。加賀100万石の風情を感じます。風流を感じましょう。
私たちおっさん、おばさん世代は子供のころ、男子は習字とそろばんを習い、女子はお花が日舞、ピアノをならうのが当たり前でした。70代の父は能楽に必要な謡の師範資格をもち、子供のころから能楽、謡が身近にありました。そんな加賀百万石の風情を楽しんでくださいませ。
Posted at 2024/03/14 08:53:05 | |
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