堅雪かんこのブログ一覧

　　TVの番組表を見ていたら偶然にベストモーターTVというのを見つけて予約録画にしておいた。過去のDVDを放映しているのかなと思い、先日見てみたらなんと新作ではないか。でも、なんか懐かしい感じもしたが、そこでのR35GT-Rの進化は凄いものがある。YouTubeでも一部見れるので紹介しよう。





　　一本目はGT-Rがモデルイヤー毎に進化してきた様子がわかるが、これじゃ新車のGT-Rの賞味期限が1年と言っているようなもの。






　　

　　2本目はサーキットバトル。ウエット路面ではポルシェ997GT2RS、フェラーリ458、メルセデス・ベンツSLS　AMGとはもはや勝負にならないくらいのぶっちぎりでR35GT-Rの勝利。(このビデオは予告編のみ）　　






　　さて、ここで心配になってくるのが今度の991ターボの性能。はたしてこのR35GT-Rを凌駕することができるのか？　元々“見栄”のための高性能なのだから、997の時のように負けてしまっては意味がない。（勝負を挑まなければ4Sで十分）


　ついでに言えば、現行の991で最高速が時速300キロを超えるのはカタログデータ上カレラSのみで304キロ。カレラ４SはMTで律儀にも299キロと書かれている。0-100はカレラSとカレラ４SのPDKで4.1秒が最高。
　もちろん、こういうスペックはクルマの魅力の一部だが、ポルシェで配るカタログには一覧表で記載されているのだから、スポーツカーの面子でもあるのだろう。


　　前から言っているが、GT-Rの存在がポルシェの尻に火をつけることは好ましいことだ。一方、本屋で立ち読みした最新版「間違いだらけのクルマ選び」にはGT-Rには古さを感じると書かれてあった。まあよく言い切ったなと思うけど、超一級の性能でありながらトータルとしてのクルマのデザインが旧態依然となってきているのも事実。ヘルメットを被ってサーキットを走らなくても所有する満足感を持たせないとね。（やっぱり商品としての魅力は、負けた3台の方がはるかに上だもの）



　　でも、なんだかんだ言っても、GT-Rも含めこういうスターのクルマは話題性に事欠かない芸能人みたいなものだから来年も盛り上がって欲しい。
　今年一番記憶に残ったクルマは何かな・・・・・。