2022年03月10日
車道と歩道
公共交通機関の発達した都市部では歩行者が多く、私も東京ではよく歩いていた。また、通勤に20kmほどの距離を自転車で通っていたこともある。だから、自然と体を動かすことになっていたが、石川県の田舎に移住してからは、歩行者を見かけることが圧倒的に少ない。自転車の数も少ない。雨や雪が多いという気候のせいもあるかもしれないが、運動不足にならないのだろうかと思ってしまう。
春になって散歩もしやすい季節になって、外に出るのだが、滅多に歩いている人に会うことがない。この辺の人は外に出る時は車を使うのだろう。私も自転車を買って乗っていたのだが、以前ほど自転車を使わなくなってしまった。また、暖かくなって天気が良い日には、自転車で遠出をしたいと思っているのだが、しばらく乗らないと整備するのも面倒になってくる。
日本は歩行者や自転車の道路の整備が遅れている。特に田舎の道路は狭くて歩行者すら歩くのが怖いくらいだ。だから車社会に染まっている田舎では、ますます外に出て歩こうとしなくなってしまうのだろう。
田舎でもスポーツジムが多いのは、そういう運動不足を解消する為なのかもしれない。私もここに来てから、しばらくジムに通っていたが、それほど通うことがなくなり、辞めてしまった。ジムまで行くのが面倒なのだ。そこで始めたのが、自宅でできる自重トレーニングだ。しかし、これだとあまり心拍数を上げるトレーニングができないので、少し外を歩く必要がある。
やはり、ウォーキングに適したコースが必要なのだ。山道は、車も通ることは少なく、安心して歩けるので良い。昨日は歩いて行ける近所の山に行ったのだが、ふきのとうがたくさん出ていて、それを妻と摘んで帰ってきて、夕食で食べた。まだ残りがあるので、今日も食べることになるだろう。
苦味があるが、春の香りが漂って、なかなか美味しい。天ぷらが一番良いのだろうが、我が家は天ぷらはしないので、油炒めで食べた。茹でて食べたこともあるが、これはあまり美味しくなくて、私は1つしか食べられなかった。まだ、慣れてなかったせいもあるかも知れない。
田舎は歩くことで色々な収穫がある。秋には栗や胡桃などを拾うこともある。これから山菜も獲れるだろう。しかし、山の所有者でないと山菜は採れないところもある。実家には山があり、そこに行けば山菜は獲れるが、そこまでして食べたいということもない。
都会と田舎でどっちが健康的に過ごせるか、それは本人の意識次第ではあるが、常に体を動かすことを考えないといけない。北陸の冬はまるで動物が冬眠するかの如く、動けなくなってしまう。ようやく待ちに待った春の日差しが届くようになった。
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Posted at
2022/03/10 09:28:54
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