『RALLY1 TO REMAIN UNTIL END OF 2026』
FIA WMSC(ワールドモータースポーツカウンシル)が6月11日に合意に至れば、Rally1規定のマシンは2026年末までトップカテゴリーに位置し続ける
DirtFish は、現行のレギュレーションが今後2年間継続されるとする文書を確認したが、来シーズン初めから、マニュファクチャラーがより多くのワークスカーを年間を通して走らせるようとする様に、スポーツレギュレーションに大きな変更が加えられるだろう
今月初めに DirtFish が報じた様に、6月11日の会合に向けた文書がWRC委員会によって1か月前に完成し、その文書には、2025年から2026年までハイブリッドエンジンを搭載したRally1カーを継続するための枠組みが含まれている
マシンは今のところ変わらないかもしれませんが、新しいスポーツレギュレーションにより、より多くのエントリーが促進されることが期待されています
更に、マニュファクチャラーポイントのシステムが調整され、現在はマニュファクチャラー登録したマシンのうち上位2台がポイントを獲得できるのだが、上位3台がポイントを獲得出来るようになります
現在このためマニュファクチャラーは、ポイント獲得の為に3台のマシンを登録しているが、より多くのマシン(ドライバー)の出場を促す為に、登録と言うシステムは廃止される
ある関係者はDirtFishに「最終的には、この決定は賢明なものだ。FIAは(新シーズンの開幕から)6~7カ月後で大きな変化は賢明ではない事を理解していると思う」
「WRCのワーキンググループは、WRCの中長期的な変化を探ることを任務としていました。FIAスポーツ担当副会長のロバート・レイドとWMSC評議会メンバーでプロドライブ会長のデイビッド・リチャーズは公平を期してそれを行った。道筋が模索され、継続するかどうかがテーブルに上りましたが、チームは変更を望んでいないのであれば、それを尊重するのが賢明です」
「ポイントシステムの変更は理にかなっていて、より多くのRally1カーをサービスパークに集める簡単な方法です。 おそらくWRCワーキンググループからの不満もあるだろうが、議論の中で見失われている重要な点の1つとして、来年に集中するあまり、2027年以降の道筋を見誤っている事だ」
「EV(電気自動車)、持続可能な燃料を備えたICE(内燃機関)、水素、そしてパフォーマンスのバランスによる上記すべての混合の可能性等、すべてが検討の対象となっています。アルピーヌがWRCにEVの導入を望んでいる事は知っているし、スバルはEVの導入に乗り気でない事も知っているので、この決議は全メーカーににチャンスをもたらす可能性があります」
DirtFish は、現在のRally1セーフティ・セル・シャーシの保持に基づいた2027年のレギュレーションが間もなく施行され、今後数週間でさらなる調査が行われることを理解している
トヨタ、ヒュンダイ、Mスポーツ・フォードは共同で現行レギュレーションの延長を求めてFIAに書簡を送っていた
WRCプロモーターはシーズン当初から安定性を求めてきましたが、それは少なくとも2025年末までRally1を現在の姿で維持することを意味すると感じていました
ダートフィッシュはFIAとWRCプロモーターの両方にコメントを求めた
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取り敢えずは、現行のRally1規定が継続されるようで一安心・・・
と、言いたい処ですが、マニュファクチャラー登録が無くなり、上位3台がポイントを獲得出来るとなると、資金力のあるチーム(マニュファクチャラー)が有利になんじゃないですかねぇ?
そうなると、Mスポーツ・フォード WRT はもちろん、ヒョンデ・シェル・モビス WRT も不安を漏らしそうですよね
ただ、Rally1カーのシートを得られるドライバー増えるのは、見ている方にすれば楽しみが増えますよねヾ(@⌒▽⌒@)ノ
Posted at 2024/05/25 06:55:09 | |
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