想像力が全開になれば、それが正解! のクイズ

学生時代にテニスでのダブルスパートナーだった親友から、彼自身が長年使っていたラケットを譲り受けました。もう製造されていないプレミア物で、現存するもの限りという貴重なアイテムになっています。「もう俺は、（お前とは違って）最新モデルに慣れて使わないから、是非使ってくれ」とのことでした。
テニス以外では、お互いアイドル狂で、彼は、南野陽子の大ファンでした。御礼の気持ちとして、彼向けに、1980年代に活躍したアイドルのセレクションCDを作成しました。選曲には、2つの条件を設定しました。
第一は、歌手としても盛名を馳せていた有名人の作曲であることです。1980年代は、アイドル歌謡と、ポップスの世界に明確な区分がありました。ときに、ポップスの世界でのカリスマが、アイドル向けに作曲するのが話題になっていたものです。代表格は、松田聖子ですが、後述する基準によって選外となりました。
第二の条件に、親友ならではの工夫を凝らしました。無難な表現をすれば、「グラビアが美しい」というイメージになります。実際には、ここにはとても記せない露骨な表現をしていました。ある場所にある特定の美しさが宿っている、というようなニュアンスです。
当時は、グラビアアイドルというカテゴリーがエスタブリッシュされておらず、多くのアイドルが、歌とグラビアを兼業している状態でした。GORO、スコラ等の雑誌のほか、アイドル水泳大会のTV番組まであったのです。
以下に、選曲を記しますので、隠しテーマの――ある場所にある特定の美しさ――が何を意味しているのか、想像力を駆使してみて下さい。私の中での正解は1つありますが、標題のとおりで、他にいくつも正解は存在すると思います。

▼曲名/作曲者等 順不同、敬称略
◎三田寛子「駆けてきた処女」/井上陽水
◎三田寛子「初恋」/村下孝蔵
◎石野真子「恋のハッピーデート」/洋楽ノーランズ
◎西田ひかる「きっと愛がある」/中島みゆき（作詞）
◎浅香唯「Cガール」/NOBODY
◎石川ひとみ「まちぶせ」/松任谷由実
◎小泉今日子「The Stardust Memory」/高見沢俊彦
◎斉藤由貴「悲しみよこんにちは」/玉置浩二
◎岡田有希子「くちびるNetwork」/坂本龍一
◎中山美穂「色ホワイト・ブレンド」/竹内まりや
◎中森明菜「1/2の神話」/大沢誉志幸
◎中森明菜「十戒」/高中正義
◎中森明菜「悪女」（カバー）/中島みゆき
◎柏原芳恵「春なのに」/中島みゆき
◎河合奈保子「けんかをやめて」/竹内まりや
▼編集者枠の特別選出
◎南野陽子「話しかけたかった」/岸正之
◎菊池桃子「Say Yes!」/林哲司


永遠の編集者特別枠です。