謹賀新年
今年は、菊池桃子さんのデビュー40周年記念イヤーです。
ということで、新年一発目は、桃子さんネタでいきます。
人気漫才コンビ「どぶろっく」の実録版です。代表的なネタに、「もしかしてだけど」があります。
――電車で乳児を抱いた若い女性に席を譲ったら、突然、その子供が大泣きしたんだ。もしかしてだけど、女の顔になった母親を見て、びっくりしたんじゃないの~。
この路線の話が、軽快なメロディとともに続いていきます。
自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
――高校時代の古いふるい話です。
雑誌GOROをときどき買っていました。当時の人気アイドルが表紙を飾り、付録に、そのアイドルのポスターが付いてきました。グラビアは、普通のピンナップから、篠山紀信氏撮影のヌード「激写」シリーズまであり、ソフト路線ながら準エロ本扱いでした。
篠山氏の影響力は絶大で、多くのアイドルや女優達にヌードになるのを決意させてしまう凄腕カメラマンでした。この時代は、「激安」という言葉よりも「激写」のほうがポピュラーだったほどで、のちに生まれた多くの「激〇」という造語のルーツになっているかもしれないと思えるほどです。
GOROの話題に戻りますが、ある号で、菊池桃子さんが表紙になっていましたので、「激写」ではなく、ポスター目当てで2冊購入しました。レジが女子大生風のバイトで、少し恥ずかしかったのですが、「桃子のポスターのためなんだから」と自分に言い聞かせ、努めて堂々と振舞いました。雑誌を裏側にして差し出すような姑息なこともしませんでした。
すると、ハプニングが生じました。レジの調子が悪くなってしまった様子で、「少々お待ち下さい」と私に言い残したまま、お姉さまがしばらく戻ってこなかったのです。レジは行列となり、卓上に置かれた2冊のGOROがさらし者のようになっていました。
一瞬で終えたかった工程で1分以上をロスすると、いろいろな考えが脳裏をよぎっていくものです。
まずは、「同じエロ本を2冊買うほどのエネルギッシュな高校生」とみられているかもしれない、と思いました。続いて、妙な性癖を誤解されているかもしれない、という心配が出てきました。GOROを2冊買う客は相当珍しいでしょうし、私のまわりにもいませんでした。
実録は、以上です。
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、俺の童貞臭で母性本能がうずいて、バイトを休むのを交渉中なんじゃないの~。
今年も全力で応援します。
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Posted at
2024/01/01 11:14:38