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桃乃木權士のブログ一覧

2022年08月10日 イイね!

ミラクル伊沢君

ミラクル伊沢君ゴルフ場への行くのに、同伴プレーヤー達の運転手を務めると、平均5打損するという統計を見たことがあります。同乗者は大いびきをかいていられるのですから、確かにそれくらいは違ってくるかもしれません。
例外もあります。あるときのゴルフコンペで主役となった彼は、当日運転手を務めていました。なのに、いつもより10打くらいスコアがよかったそうです。

ゴルフ場で前の組が詰まって進行が悪くなると、ショートホールで後ろの組にティーショットだけ先に打たせることがよくあります。大抵は、グリーン奥の物陰等、安全な場所で待機することになります。
あの日も、後ろを先に打たせることになり、4人目の伊沢君(仮名)のショットを目で追っていました。
160ヤードの打ち下ろし、風は弱いフォローでした。
「ナイスショット!」
「ピンデッドにきてるぜ」
「いや、デカい。かなりデカいんじゃないか」
「これ、危ないぞ」
退避場所の近くまで届きそうな弾道でしたので、大木の裏側に密着し、頭部を守る態勢になりました。
ガッシャアアアアン!!!!!!
物凄い音がしました。ピンフラッグ直撃でした。
「球は?」
「どこ跳ねた?」
「相当跳ねただろ」
「えっ、跳ねてないの? まさか」
結果は、そのまさかでした。
カップに直接入ってしまう超スーパーショットだったのです。
伊沢君は、自分が成し遂げた快挙に実感が湧かない様子で、頭を掻きながら照れまくっていました。同伴者3人のほうがはるかに興奮していて、「スコアカードに初めて1という数字を書いたよ」という声が聞こえてきました。
そこから、3ホール目で、再び前が詰まって後ろの組と完全に合流しましたので、ヒーローの伊沢君に声をかけました。
「ホールインワンの記念ボール見せてよ」
「実は、あの次のミドルホールで、ティーショットをチョロして谷底に落としてしまったんですよ。マムシ注意って看板がありましたので、探すのをあきらめました」
「マジかあ。もったいないなあ」
スコアカードを見せてもらうと、
「10」「8」「1」「14」「9」「11」という感じで、2桁の数字が目立っていました。
彼は、初心者だったのです。
Posted at 2022/08/10 07:50:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2022年08月10日 イイね!

エスティマの先輩のゴルフコースにて

エスティマの先輩のゴルフコースにて先日の全英女子オープンゴルフで、渋野日向子選手のプレー中の態度が国際的な称賛の声を浴びていました。痺れる優勝争いをしていても、相手の際どいパットを一緒に悔しがる仕草に、スポーツマンシップの心魂があるという内容でした。
翻って、私は、一度だけ、誓ってたった一度だけですが、同伴者のミスを心から祈ってしまったことがあります。

15年から20年物くらいの古い話です。エスティマに乗っていた入社年度で4つ上の先輩がいました。あるとき、この方から、プライベートのお誘いを頂きました。8人で予定していた同期会を兼ねたゴルフコンペに1人キャンセルが出てしまったそうなのです。4人、3人の2組でもプレーはできるのですが、予約条件等の諸事情で協力して欲しいとのことでした。
当時からエスティマの収容能力は、驚異的でした。コンペ参加者全員の送迎がほぼできてしまうほどでしたので、先輩の自宅まで行けば、あとは往復の足の心配が霧消します。
行き先は、エスティマの先輩が正会員の名門ゴルフコースでした。キャディの力量にも、それを感じさせるものがありました。スタートして3ホール目の途中には、私の飛距離と攻め方の好みを完全に把握していました。
同伴者の古谷さん(仮名)だけは、悪戦苦闘されていました。たまにしかゴルフをされない方なのですが、それにしても調子が出ない感じでした。前泊して猛練習されたそうですし、120くらいではラウンドできる方だと聞いていました。
なのに、終始3番アイアンを握りっぱなしで、残り100ヤード以上では、それ一辺倒になっていきました。打球がまったく上がらず、ゴロ連発です。ロングホールで全員がドライバーを手にしているのに、古谷さんの打順がくると、キャディが「もう一丁いくかい?」と3番アイアンを手渡していました。結果は、いい打球音を発しつつも、またしてもゴロになってしまいました。
問題は、次のショートホールでした。125ヤードのため、多くのプレーヤーがPWか、9番アイアンで迷う場面です。キャディが、4人分のクラブをバッグから抜いて持ってきました。私には、PWが手渡されました。
判断が難しいのは、絶不調の古谷さんです。まさか、と思いきや、そのまさかをキャディが実行しました。「もう一丁いくかい?」と言いながら、3番アイアンが手渡されました。芯を食えば200ヤード近く飛ばせるクラブです。グリーンの奥は、次ホールのティーグラウンドになっており、人の姿が見えています。一番恐れたのは、ハーフトップと呼ばれる低い弾丸ライナーになることでした。
「お願いだ。芯に当たらないでくれ」と念じながら、古谷さんのティーショットを見守っていました。そろそろ当たりが出る頃なのではないか、と心配でなりませんでした。
結果は、ゴロでした。
Posted at 2022/08/10 12:07:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2022年08月10日 イイね!

🍽グルメモ-6- エスペリア(東京都曙橋) 神様シェフの店

🍽グルメモ-6- エスペリア(東京都曙橋) 神様シェフの店内容をより発展させるために、「ぐるなびシリーズ」をリニューアルしました。旧シリーズで、いいねやコメントを頂いていた方々におかれましては、衷心より深くお詫び申し上げます。

正式な店名は、クリニカ・ガストロノミカ・エスぺリアです。オーナーシェフの森克明氏は、フランス政府から、チーズ鑑評騎士の最高位である大将校の称号を授与されています。
国民的人気番組だった「料理の鉄人」に出演される前から通っていたことが自慢です。

この日のメイン料理だったブイヤベースで作った特製のリゾットです。究極ともいえるシーフードの旨味が凝縮されています。最後の晩餐の希望を訊かれたら、迷わずこのひと皿を選びます。


このエキスが凝縮されています。
Posted at 2022/08/10 17:01:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | グルメ/料理

プロフィール

筆名、桃乃木權士(もものき・けんじ)です。カーディテイリング大好き。おもに、Sam’s Detailing の用品を愛用中です。 薔薇園芸の世界には、「薔薇は...
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