
アストンマーティンの歴史を調べていたら、ちょっと面白いことを発見しました。
ベントレーの創始者W.O.ベントレー氏がアストンに吸収される前のラゴンダ社にいたのです。
そしてそこで設計したエンジンがその後DB2に積まれる、というわけ。
でも、なぜ彼は自分の設立した会社、ベントレー・モーターズを辞めてしまったのでしょうか?
その辺の経緯を自動車史に詳しい先輩に訊ねると、どうやらベントレーがロールス・ロイスに吸収された後、ロールスとそりが合わず飛び出したというのです。なんでも、その頃ロールスは英国の高級自動車ブランドをすべて手に入れようと画策していたとか。なるほど、自動車史というのは、まさに合併と分離の繰り返しなのだな、と改めて感心させられます。
写真は友人のクラシックカーショップで売られているジャガーXJシリーズ1。この厚みのあるグリルがいいんです。
Posted at 2008/08/24 22:04:14 | |
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