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九島辰也のブログ一覧

2010年11月25日 イイね!

ポルシェとフェラーリ

ポルシェとフェラーリ先日、カリフォルニアでポルシェのもっとも新しいモデル、911GTSと911スピードスターのステアリングを握りました。GTSはRWDで408psというカレラSを上回るパワーがウリです。エンジンフードを開けると、マニュホールドが樹脂製ではなくアルミ製に代わっていました。
で、日本に返ってきてから久々に458イタリアに乗りました。確か前回はまだ夏だったと思います。
さて、この2台ですが、458イタリアはいろいろな自動車雑誌に記されているようにとても完成度が高くなっています。ボディ剛性の高さやコントロール性はこれまでとは明らかに違います。「フェラーリもこうなったか〜」というのが正直な感想でしょう。
一方911は、これまでパワー合戦とは違うところにいました。ですが、RWDのGTSもそうですし、4WDのターボSが追加されるなど、オーバー500psでガンガンいってます。低回転型エンジンでギアが少なかったのが911の個性だったんですがね。
というようなことを考えると、いろいろ比較されるこの2モデルですが、向かうベクトルはけっこう近くなっているような気がしなくもありません。どちらも「乗りやすさ、扱いやすさ」という面で、共通性を感じます。
Posted at 2010/11/25 08:36:25 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2010年11月19日 イイね!

今年はなんの年

LAショーでのポルシェのプレゼンは、アメリカにおける60年の軌跡の説明でした。2010年は彼らにとってコメモラティブな年のようです。
ですが、今年はアウディがクワトロ30周年イベントも行っていますし、アルファも100周年を祝いました。でもって、ジャガーは75周年、アストンマーティンのオーナーズクラブも75周年でラリーニッポンに参加しました。
で、このほかに頭の中に入っているものを挙げると、レンジローバー40周年、エクスプローラー20周年なんかもあり、強引にいえば911タルガ45周年というのもあります。
そらから最近発見したネタとしては、ジャガーのル・マン初参戦60周年。そして翌年に初優勝したので、来年はル・マン初勝利から60周年となります。

要するに、それだけモータリゼーションは長い歴史の上に成り立っているというわけですね。なので、毎年お祝いが尽きません。ここで以前にも書きましたが、来年はシボレー100周年というのが大きなイベントではないでしょうか。11月になにかが起きるかも。
Posted at 2010/11/19 00:25:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2010年11月17日 イイね!

LAです

いま夜の10時過ぎです。一晩明けたらLAオートショーの取材です。目玉は午前10時55分からはじまるポルシェのカンファレンス。なにやらキーワードは”R”のようです。
VWグループですからね、ゴルフやシロッコのようにRが付いて……、なんて話をポルシェの人にしたら嫌な顔されました。まぁ、別物ということで。
そのほかの見所は……カマロのコンバーチブルでしょうか。やっとという感もしますが、楽しみな一台です。

ところでLAショーですが、10年くらい前来たときは大きなディーラーショーのようなものでした。ですが、いまは立派な国際モーターショーとなったようです。まぁ、それも最近は威力がなくなった気もしなくないですが。それでももしかしたら東京モーターショーより盛り上がるかも。大丈夫なんでしょうか、我らが東京モーターショー。ドイツ勢は出展するもイタリア系はしないという噂もちらほら。やはり各国メーカーが揃ってこそのモーターショーですよね。
それに不安はもうひとつ。東京ビッグサイトの駐車場環境。キャパシティのなさは断トツ。並ばせておいて、ハイ締め切りはしょっちゅうです。こっちはお客のはずなんですけどね。なんか思い出すと腹立ってきたー。
Posted at 2010/11/17 15:43:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2010年11月12日 イイね!

COTY

COTYこの一週間はバタバタでした。ラリーニッポンで4日間走ったり、COTY(日本カーオブザイヤー)の発表や自動車雑誌の取材が続いたりと。
で、そのCOTYですが、ご存知のように大賞はホンダCR-Zがとりました。エコだけのイメージだったハイブリッドにスポーツのイメージをもたらしたのですからそのコンセプトは受賞に値するでしょう。

ただ、個人的にはジャガーXJを一番に推しました。今年この由緒正しいブランドは75周年を迎えました。1922年にブラックプールで創業したスワローサイドカーカンパニーの時代から数えれば、88年になります。
で、68年にリリースされたXJは近代ジャガーの礎となるモデルです。このブランドエクイティを現代まで伝えてきた貢献者といえるでしょう。
そんなモデルがこれほど大胆にかつ様々な提案を持ってモデルチェンジされたのですからこれはものすごく評価するべきものだと思いました。これだけの様変わりはファン離れする危険性もあるため、通常でしたらボードメンバーはゴーサインをださないと思われます。まぁ、それでも決行したということは、それだけ販売的に必至だったともいえますが。
それにしても、この英断はすばらしいと思います。それにじっくりと付き合っていると、クルマの細部にジャガーの伝統が散りばめてあるんです。ドライビングポジションもそうですし、インテリアのデザインもそうです。英国車ファンにはたまんないですね。
もちろん、走ってもそう。大きいエンジンということもありますが、クルマが軽く感じられワインディングでのフットワークもスポーツカー並みです。”ネコ足”健在といって間違いありません。

いま内縁機関は過渡期にあります。なのでいろいろな技術が登場しそれを競い合うのは当然のことです。なので、それらは技術賞として多いに評価されるものだと思います。ただ、クルマは見て、触って、乗ってナンボ。そう考えると、やはりXJは相当優秀だと思います。来年もこういったクルマがドンドン出てくるといいですね。

ちなみに、写真はラリーニッポンでのカット。300SLですが、こういった価値のあるモデルが日本にはいっぱいあるんですね。日本のカーメーカーのデザイナーとかもこういったイベントに参加すればいいのにと思います。4日間こういったクルマに触れていると、いろいろなものが見えてきます。
Posted at 2010/11/12 11:33:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2010年11月04日 イイね!

キャデラックCTSシリーズ

キャデラックCTSシリーズ今日は逗子マリーナで2台のキャデラックを取材しました。CTS-Vセダンとスポーツワゴンです。
このVは以前雑誌の企画でE63AMG&RS6と対決したことがありますが、そのときはクラスが違ったこともあり、ちょっとかわいそうなところもありました。ですが、こうして単独で乗るとボディやステアリング剛性は高く、足回りのセッティングもかなりいいです。多少跳ねるところもありますが、硬過ぎない乗り心地と接地感は安定感があります。レース(アメリカ•ルマンシリーズ)のテクニックをうまく市販車に取り入れているといった感じですね。

で、気になるのがCTS-Vクーぺ。もしかしてかなりいいのでは。クーぺは単純に剛性が上がるとともに軽量化されているのもそうだし、セダンでのネガティブ部分を解消している可能性もありますよね。いやぁ、興味津々。

そんなことを考えながら帰りは3.6リッターV6のワゴンを走らせました。「あれ、こんなによかったっけ?」というのが正直な感想。なんか、このクルマってキャデラックというブランドイメージでフィルターが入っているような気がします。とはいえ、これが現代のキャデラックなんですけどね。

Posted at 2010/11/04 18:13:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

プロフィール

九島辰也(くしまたつや) モータージャーナリスト兼コラムニスト/日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員/2011-2012日本カーオブザイヤー選考委員/...
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