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イイね!
2017年03月27日

データで振り返るオーストラリアGP

データで振り返るオーストラリアGP 連日のブログアップですw

テレビでレース中継で見ているだけでは、
レース中、スピードがあったのは誰だった?
というのが、分からない事があります。

LT(ライブタイミング)だと、フォーカスしてる
1人のドライバーのタイム推移が限界です。

そんな、感覚で勢いがあったのはハミルトンだった!というのは、あまり意味が無く。
実際にデータでオーストラリアGPを振り返ってみようと思います♪

以前、こんな画像で書いたブログがありました。
近代F1のオーバーテイクを考えよう (写真多くて長いです・・・w)


これ、使用するタイヤとタイム推移は見やすいですが、他ドライバーとの比較が難しい。
ビジュアル的にも分かりづらいですね。

というわけで、ポジションをグラフにしたものがラップチャートという、こんなグラフもあります。
一番下が優勝したベッテル、一番上が3Lap遅れのスタートで最後尾のリカルドです。
リタイヤしたところで、線が切れているのが悲しい・・・
まあ、これでポジションの推移は分かりやすくなりましたが、速さは見えません。
ただ、最後尾から表彰台!なんて事があると、このグラフで見ると一目瞭然です。


では、今回の真打、ギャップチャートの登場です。
レースリーダーに対して、何秒遅れだったかというのを、全ラップ分、グラフ化したものです。
うーん、でも全車の線が表示されてると何を見て良いのか分かりませんw
しかも、レースリーダーがピットインすると、線が乱れますね。
見やすくするには架空レースリーダーを置くと、本当のレースリーダーの推移も見れて、
ピットストップに線が乱されることも無くなるのですが、借りてきたグラフですからねw


というわけで、べっつん、はみちん、たっぺんの3台分でソートします!
赤い線がベッテル、グレーの線がハミルトンで、水色がフェルスタッペンです。
では、これで何が分かるのか見てみましょう。ポイントは黄色〇と緑〇を書き込みました。


まず黄色〇の部分、ベッテルとハミルトンのギャップは、10周目ぐらいから徐々に減り始め、
15周過ぎて、さらにベッテルが追い込んで、それに耐えかねたハミルトンがタイヤ交換に
逃げ込んだという流れが、見えてきますねー。

そして次は緑〇のハミルトンの2ndスティントを見てみると、ベッテルを追い詰める事が出来ず、
逆にジワジワと離されている状況が、見えてくるのです。

昨日のブログは何なんだっていうシンプルさw
これがグラフのメリットですね!


そんなわけで、昨日のPURE PIT WALLと合わせてみると・・・
1stスティントのウルトラソフト、2ndスティントのソフトの両方のタイヤで、ハミルトンは
ベッテルにスピードで負けていたのが見えるのです。
ただ、縦軸は5秒なので、オーバーテイクが可能な速度差かというと微妙ですけどね。

そしてフェルスタッペンの線から、ウルトラソフトでは完全に2台とはスピードが違うのが
分かりますが、ソフトに履き替えてからは言う程悪くないですね。
これも、レースを見た印象からだけだと、分からない事実かなと思います♪


こうやって、データで振り返ると、楽しくなってきませんか?w

では、お次はアロンソとオコンを見てみましょう。神ってると噂の走りですが・・・
いやぁ、まじで神ってますね!完全にオコンをカバーしています。
長谷川さんのインタビューでは、私がブログに書いた通り、アロンソはオコンのペースを
コントロールしていたのが、このグラフでも見えてきます。
DRS圏内には誘い込むものの、乱流でオーバーテイクまではさせないぞという、走り。
こんなに素晴らしいドライバーがこんなポジションを争うのも悲しいですね。



最後にオマケで、世良耕太氏のインスタから!


これ、私の新車レビューのブログに描いた絵と同じ話だなw


今回のグラフは、f1fanaticから借りてきました!凄く使いやすいグラフをありがとうございます♪

↓3/28追記↓

アロンソとオコン、ヒュルケンベルグのギャップチャートではなく、ラップタイムチャートです。
青〇で3人ともタイヤ交換、赤〇はアロンソにふさがれた状況を打破するために、
ヒュルケンベルグがソフトからウルトラソフトに履き替えたんですね。
なので、この3台はアロンソ先頭で1分30秒台というスローペースでしたが、開けた空間で
ウルトラソフトを使ったヒュルケンベルグは、1分28秒台でアロンソとオコンを追いかけている
のが黄色い矢印の部分になります。
で、追い付いた所で、また1分30秒を超えるスローペースに付き合う事になりますが、
50周目にアロンソのリタイヤで、オコン、ヒュルケン共に、1分28秒台で走れるようになったと。
それが紫の矢印です。

 
キミ     FL:1分26秒538  Q:1分23秒033  ST:304.3km/h (DRS使ってない?)
アロンソ   FL:1分30秒077  Q:1分25秒425  ST:290.8km/h (DRS使ってない)
オコン    FL:1分28秒475  Q:1分25秒568  ST:317.6km/h
ヒュルケン FL:1分28秒486  Q:1分24秒975  ST:318.3km/h

セクターごとのベストタイム


セクターごとの最高速度
関連情報URL : http://www.f1fanatic.co.uk/
ブログ一覧 | F1_2017 | 日記
Posted at 2017/03/27 22:57:52

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この記事へのコメント

2017年3月28日 0:31
データで振り返るってのは本当必要ですね。
しかし見るデータが多いのに考察が凄いです。


ベッテルよかったですね(^^♪
やっぱりフェラーリがトップ争いしないと
F1は盛り上がりません。
是非レッドブルと三つ巴の争いになってほしいです。
マッサも頑張ってほしいなぁ~
コメントへの返答
2017年3月28日 22:40
やっぱり、データからじゃないと見えてこない深層というのはありますよね!

でもまあ、内容に関しては大した事は書いてないです。単に、データを眺めるヒマがあるという事だと思いますw

ベッテルは、去年は心がおかしくなり始めた?って発言もあったので、この勝利は本当に良かったです!あとは、アロンソが心配w
本当に、1強時代は見ていても気持ちが入っていきませんね。データを見る気にもならなかったです。なんせ、結果が見えてるのでw

マッサ、今回は全然テレビには映らなかったですけどラップは安定してるし、マシン的にも4番手ですね。ただやはり、TOP3の6台の壁は厚いですね。
2017年3月28日 11:45
こんにちは。

データの解析が相変わらず凄いですねw データからしか分からない状況もありますね!

私はメルセデス、トロロッソのフロントサスに興味津々なのですが、あれは空力側の要求ですよね?メカニカルグリップはどんな影響があるのでしょうか?
コメントへの返答
2017年3月29日 1:02
こんばんは!

こうやって見ると、RedBullはタイヤによる得手不得手なのか、燃料搭載量の質量変化なのか、バランスの悪さを感じますね。レース中盤からのタイムは悪くないのに、レースの入りが悪すぎです。

メルセデスとトロロッソのフロントサスは、このコメントで説明するには短すぎるのと、そもそもサスペンションジオメトリーのセオリーを無視してるのもあり、なかなか断定的なことは言えないのですが、1つ言えるのはダブルウィッシュボーンとストラットだと、一般的にはダブルウィッシュボーンが優秀とされてます。それなのに、ダブルウィッシュボーンではなく、ストラット的なジオメトリーになるんです、あの角を生やすことで。なので、旋回時にタイヤがポジキャンになるとかメカニカルグリップに良い事は無いはずなんですけど・・・ただ、サスアームの下反角を減らすのはスカッフ変化も減るし、ストロークを受け入れように見えてグリップ上がる方向で、とにかく、あべこべで・・・w

私レベルで理解できる世界の、その先に答えはありそうですw
2017年3月28日 14:37
44歳にもなると、データーが細かすぎて見えなくて大変ですwww

しかし、ノーズ先端にチンチンがあるのは知ってても、フロントアップライトから新たなチンチンが生えてるとは思いもしませんでした(汗)


金曜日、よろしくお願い致します、やーまちゃんセンセー!!
コメントへの返答
2017年3月28日 23:10
おぉっと、渡ナベさん、リーディンググラスが必要ですか!w

アップライトのちんちんは、↑のコメント返信にも書きましたが、いろいろ謎過ぎて。プライオリティがあって、その為に目をつぶるという妥協案なんだとは思うのですが・・・

その辺含めて金曜日は、お話ししましょうw
2017年3月28日 17:04
ホンダの長谷川さんがアロンソを「神」と激賞しているのがチョット気になっています。

もしそこまで繊細にコントロールし切れる車体ならば、エンジンさえ整えば上位進出の望みがあるのかもしれません。

逆にアロンソファンとしては言いにくい部分ですが、オコンやヒュルケンは「2秒差くらいの違いがないと抜けない」とコメントしているので、今年のマシンはDRSを使っても追い越しが相当難しく、アロンソもそこまで読んでいるのでは?とも思います。

となると、予選で前に出ること、タイヤ選択や交換タイミングの戦略、インラップ/アウトラップの巧みさが結果を大きく左右するシーズンになるような気がします。

今回のレースだけでシーズン全体を占えるものではありませんが、上位勢でもミスって下位に沈んでしまうと、そのまま上がってこられない場面もありそうで、番狂わせの結果が出る可能性は高まったように思います。

問題児ストロール、急速にレベルは上がっているようですが、グロージャンのようにGP2で出直した方が良さそうな気がしますね。
コメントへの返答
2017年3月29日 0:48
データで振り返ろうというブログなので、アロンソとオコン、ヒュルケンのデータを追加してみました。

アロンソのレースですが、ファーステストラップを見ると、1分30秒と、めちゃくちゃ遅いです。あと2秒は速く走れたはずで、あまりの遅さにヒュルケンベルグは痺れを切らせて、ウルトラソフトに履き替えてアタックを仕掛けるほどです。
そんな状況でもアロンソは、最初から最後までオコンをDRS圏内に入れ続けているのが、昨日のブログのアロンソとオコンだけのギャップチャートから読み取れます。
という事は、意図的にペースは落としつつ、でもストレートはDRSギャップをキープして、まだ若いオコンをヒュルケンから逃がす為に、尻に食いつかせて、でも要所は抑えて引っ張っていたと読み取りました。ストレートスピードで28km/h遅いマシンで、ポジションをキープするのは、神ってるかと思ったんですが・・・

見方によっては、単純にレギュレーションで抜けなくなった車で前を走っていたので、後ろを塞いで通せんぼをしただけとも言えると思いますw

MCL32に関しては、セクター別ベストタイムを見ても、オコンに対して全てのセクターで0.4秒ぐらい遅く、ラップタイムも強烈に遅かったので(戦略的とはいえ)、繊細にコントロールできたのかは、少なくともデーターからは読み取れません。
仮定の話をしてしまえば、ブーリエの話を信じれば、メルセデスエンジンなら勝てるみたいなので、きっと上位進出も余裕でしょうw

ただ、新車レビューのブログに書いたように、フェラーリと近いコンセプトで低いフロントサスだったりと、意外と面白いマシンだと思いますよ。でもまあ、なんとも言えませんね。メルセデスエンジンの2014年に勝ってたら信憑性もありますが。去年の鈴鹿も、完全に車が足を引っ張りましたからね。

ストロールはデビュー前に、相当なマイレージを積んでるみたいですけどね、F1マシンで。マッサとのタイム比較でも、そりゃあメルセデスにボッタスを差し出せと言われても、意地でも断るよねって感じですね、今のところ・・・
2017年3月28日 22:03
こんばんは

おや、データでレースを楽しむようになってしまったダメ人間さん、約1名( ̄▽ ̄)笑

F1 Fanatic、面白いサイトですね。てっきりやーまちゃんさんが、データサイエンティストばりに、Excelで仕事中内職したのかと思いました。笑

しかもドライバー単位で表示を変えられるとは、かなりやるサイトですね!

調べたらスーパーGTのモバイルサイトでラップタイムが見れるようなので、私も開幕戦グラフ化してみます┗( ̄^ ̄ *┗)
コメントへの返答
2017年3月29日 0:56
こんばんは!

データで見るレース観戦、面白味を感じてしまいましたか?w

今回のグラフは、手抜きで借りてきましたw
でも、昔はこんなに便利なサイトは無かったんで自分でFIAのサイトからリザルトデータをダウンロードして自分で書いてたんですよ!
なので、トップがピットストップしても、線が乱れない、今回のブログで貼ったグラフより見やすく作ってましたw

でも、レース直後に、こんなに見やすいグラフがアップされると、自分で作る気は失せますねw

スーパーGTもラップタイムが見れるんですか!モバイルサイトで公開してたんですねー。きっとグラフ化して新たな発見しちゃうと、もう抜け出せなくなりますけど、その覚悟はありますか?w
2017年3月29日 17:18
続けてコメント失礼します。

オーストラリア後の長谷川代表のコメントで、『パワーの向上にはICEそのものの改良が必要』と言っていた記事を読みましたが、前代表が2014年当時、あれほど『ICEでは負けていない』といった意味の発言をしていたと思いますが、現状のホンダはどうなっているんでしょう?2017年仕様のPUはICEもERSもダメってことでは、今後トークン制が無いとは言え、大丈夫でしょうかね?(^_^;)

確かに昔のイメージから、ホンダはICEでは他社に負けるわけないなんて自分も心のどこかで思っていましたが、それは過去の話で、今のホンダにはICEでもライバルに追いつけないのでしょうか?他のカテゴリーでも最近のホンダの成績は・・・。実際のところ、どうなんでしょう?惨憺たる成績で今のままでは、ブランドイメージに悪影響しかない気がしてしまいます(汗)
コメントへの返答
2017年3月29日 23:05
メルセデスとトロロッソのフロントサスの話に比べれば、ホンダのPUの話は100倍簡単ですw

新井ちゃんの言っていたICEが負けていないというのも、長谷川さんの言うICEの改良が必要というのは、どちらも間違っていません。どちらも、正直すぎるストレートな発言かなと。

というのは、ホンダの初年度はメルセデス以外は、ICEとしては横並びだったと思います。で、初年度のホンダはES(回生含む電動部分)をKERS程度と甘く見ていたんでしょう。
WECで言うと、ポルシェが8MJ+小排気量を持ってくるとは思わなかったトヨタがエンジン排気量をアップしてしまったのと、まったく同じ状況だったと思います。なのでホンダは、コンパクトにし過ぎたタービンで改良しようにもトークンで改良が出来ず、ズルズルと苦しみました。タービンの大きさを回生目的ではなく、ICEの一部としてしか考えなかったのだと思います。

で、ESの対策を必死に進めているうちに、フェラーリとルノーも、メルセデスと同じ、ジェットイグニションという、新しい燃焼方式のICEを開発してしまい、ホンダは取り残されてしまったのが去年の出来事です。
なので、今年はホンダもジェットイグニションという燃焼方式にトライしているのですが、それはまだ市販車でも研究レベルの技術で、苦労しているのが今の状況です。

メルセデス、フェラーリ、ルノーは、マーレという部品メーカーの特許にお金を使って使用しているという噂ですが、ホンダはその特許とは別の方法で、同じような機構を開発中なのでは?という噂です。

何故か?それはホンダは技術蓄積、人材の育成の為にF1に参戦しているからだと思います。買った技術でF1やるなら、参戦意義を失うと考えているのではないかと。
その辺が、ブーリエの言うF1文化がホンダには欠如しているとか言われてるのかと、わたしは想像しています。あくまで、ここは想像ですがw

というわけで、マーレの技術を使っても、同じレベルのICEにしかなりませんが、開発が上手くいけば、とてつもないICEになる可能性が秘めていると思うのです。
でも、それがうまくいかないと・・・この状況です。

マクラーレンが契約解除何て報道もあるみたいですが、なまぬるく見守りましょう!
2017年3月30日 18:32
何度も申し訳ありませんが、続けさせてもらいます。

ジェットイグニッションに関して、私は素人で全く分かりませんが

プレチャンバーにイグニッションとプラグを配置した技術がHCCIの一つで、この技術ついてマーレが特許を取得していると理解すればいいんですか?良く分からないのがジェットイグニッションはHCCIの技術の一つなんですかね?

で、HCCIを、ホンダはジェットイグニッション以外でサプライヤーに頼らず自前で開発してHCCIを実現しようとしているって理解で合っていますか?私はHCCIは基本、プラグがない技術だと思っていたので、その当たりが良くわかりません。

結局、ホンダはこれらHCCIの燃焼技術でライバル勢に遅れを取っていて、パワー不足になっている。これに関してシーズン中の開発で大幅な改善は期待できると思いますか?

何だか質問ばかりで申し訳ありませんm(_ _)m

コメントへの返答
2017年3月30日 22:56
大前提として、これは妄想ゲームです。ホンダ関係者じゃないと本当の所は分からないし、関係者はこんなオープンな環境で話さないので答えが分かるのは数年後だと思いますw

ではまずHCCIですが、スパークプラグの点火に頼らない自己着火の燃焼方式の名前です。
ディーゼルエンジンの仕組みを知っていれば、燃料はガソリンと軽油という違いはあるものの、ほぼディーゼルと変わらないです。

まず、そのHCCIの前に通常のガソリンエンジンの燃焼プロセスですが、気化したガソリンを含む空気を軽めに圧縮して、スパークプラグが点火すると、その火花を起点に燃焼室の端まで徐々に燃えていきます。

それに対してHCCIは、気化したガソリンを含む空気を、気体が圧縮で熱を生じるぐらい本気で圧縮します。すると、ガソリンは火花が無くても生じた熱により爆発的に燃焼するんです。

スパークプラグの点火は、シャーペンの芯ぐらいの火花が起点なので、一瞬の事とは言え、点火した瞬間から全体が燃え終わるのには時間がかかるので、パワーを取り出す=ピストンを押し下げる力ですが、じっくりと燃焼するので、効率的に燃焼のエネルギーが、ピストンへ伝わらないのです。時間差があるので、バラバラとピストンを押すイメージです。

それに対して、自己着火の場合、燃焼室の全体で燃料がイッキに爆発するイメージなんです。なので、ピストンを一気に押し下げるので燃焼のエネルギーが効率的にピストンへ伝わります。なので、ディーゼルはトルクがあるんですね。

しかし、ガソリンでの自己着火はコントロール難しいのですが、スパークプラグではなくイッキに爆発させたい・・・と考えました。
そして、F1のレギュレーションとして、点火にプラグを用いる事と決まっているのもあり、純粋なHCCIは実は使う事が出来ないのです。

そこで、プラグを使ってイッキに爆発的な点火を実現する方法として考え出された技術がジェットイグニションです。

メインの燃焼室とは別のサブ燃焼室を設けて、そこでスパークプラグによって着火した燃焼を、メインの燃焼室に向けて火炎放射する事で、スパークプラグによる点火よりも、爆発的な燃焼を実現した技術だと、私は認識しています。
火炎放射な点火なので、ジェットなイグニションなんでしょうw

なので、HCCIとジェットイグニションは別物なんですよ。そうなると、ジェットイグニションを使っている今のF1のパワーユニットは、プラグによる点火とも違っているので、セミHCCIなんていうテキトーな呼び名が付けられていますねw

そして、そのジェットイグニションはマーレの特許になっていると思われます。なのでホンダは、そのマーレの特許を回避しながら爆発的燃焼を実現するために、何か従来構造とは違う事を試しているんだと思います。
それが、そもそも内燃機関として確立された技術では無いので産みの苦しみなんでしょう。でも、技術者としては非常に興味がある内容ですよね。そんな技術で世界と戦ってみたいものですw

という感じで、HCCIとジェットイグニションの違いはスッキリされたでしょうか?w
これだけでも、1つのブログネタにできそうなぐらい書いた気がしますw

最後に、シーズン中の大幅な改善ですが・・・トークンというレギュレーションによる縛りが無くなったので、可能性という視点では、間違いなく改善は可能だと思います!あとは、ホンダを信じるか信じないか、そこは660さん次第かとw
2017年3月31日 12:34
わたしもたびたび失礼します。
ジェットイグニッション、仕組みとしてはホンダのCVCCと似ているようですね。
シーズン後半には上位を狙ってほしいものです。

トークンの足かせが無くなった分、エンジン載せ替えでペナルティが発生する可能性はあれども、トライ&エラーでもホンダの本気の開発を見てみたいですね。

フェラーリのノーズのmahle のロゴが気のせいか誇らしげに見えます。

開発しつくされたかのようなガソリンエンジンも、まだまだ開発の余地があるようですね。
コメントへの返答
2017年4月1日 23:13
CVCCの構造をご存知だと、話は早いですね。最初、この話がニュースとして出て来た時に、みんカラでも詳しい人からはCVCCだよねという話が出ていて。私も古い学生時代の記憶を掘り起こしても名前ぐらいしか出て来ないので、改めて勉強しましたw
コンセプトとしては、むしろ似ているというより、CVCCそのものじゃないかと思いますよね。まあ、福燃焼室の形状まで同じかというと、そこは分かりませんけどねー。

驚異的な空燃比によるリーンバーンと高圧縮比のスペックからHCCIという話が出てきたんでしょうけど、結局は排ガス対策とはいえ、その目的は?と言うとCVCCもリーンバーンを実現する技術であり、今回のジェットイグニションにも通じますね。

でも、この噂が本当だとすると、CVCCの本家であるホンダが、後追いに回っているというのも何の因果かなぁと。

開発スパンもあるので、毎戦のように新エンジンという訳にもいかないでしょうけど、本当にトライ&エラーでマクラーレンに、ごめんなさいを言わせて欲しいモノですね。

プロフィール

「ちなみに、私がNurburgringを走った時にレンタカー屋で案内してくれたドライバーが今年も、このマシンで走ってました。フランクフルトへ帰るのにナビのセットの仕方が分からなくてセットしてもらったりお世話になったので活躍が見れて嬉しいですw」
何シテル?   06/22 23:26
車は純正がイチバンと思っています。 ですが、ナゼだか残念な事に、愛車スカイラインはノーマルとは、 程遠い姿になってしまっています・・・w ブログは、も...
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