2009年10月19日
残念ながら、ベッテルの勢いをもってしても、STOP THE BRAWNならず。
ベッテル、今回は『これも人生』と本人も言うしかない、予選で運に見放されて、
下位に沈んでしまい、決勝はアグレッシブな走りを見せてくれたものの残念ながら、
バトンが自力で5位入賞を果たしたことで、ベッテルの結果に関係なく、バトンは自力で
タイトルを獲得しました。バリチェロが優勝すれば、いちおう可能性はありましたが・・・。
優勝したウェバーの走りを見ていても、予選で天気に見放されなければ、じゅうぶんに
ベッテルがレースに勝てるポテンシャルがありましたが、これもレースですね。
本当に、今年はレギュレーションに翻弄され、全く興味を失いかけましたが、
なんとか観続けられたのも、ベッテルの輝く走りがあったからこそです。
来年のマシンは、全車が穴あきディフューザーを前提で、マシンを造ってくるでしょうから
今年の前半のような、特定の数チームだけが恩恵を得てブッちぎりという、つまらない
レースを見せられる事も無いと思います。
そして、今回デビューした可夢偉ですが、いろいろと言われてしまうかもしれませんが
アグレッシブで、来年のシートに繋がる攻撃的な走り、良かった!
やっぱり、目立って何ぼの世界ですから、ストレートのライン変更は確かに危険です。
でも、オーバーテイクを見せてくれるドライバーである事は間違いないです。
来年は是非とも、デビューしてもらいたいですね。
穴あきディフューザーに翻弄されて、尚且つホンダの撤退と言う経緯もあり、日本人的に、
バトンのタイトルを心から祝福できない、心の小さな、わたしですが・・・。
でも言いましょう、おめでとうジェンソン!!!
Posted at 2009/10/19 02:44:18 | |
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F1_2009 | 日記
2009年10月04日
今年も終わりました日本GPが!
いやー、面白いレースでした。ベッテル速かったですねー!!!
本人も、まさに楽しんで走っていましたし、見ていても楽しさが伝わってきました。
それに比べるとバトンのレースは、ポイントを捕りに行くと言うよりも、ポイントを
守りに行くレースをしていると川井ちゃんも言っていましたが、まさにそんな感じの、
完全に防戦一方なレースでした。
まさに昨年、一昨年のハミルトンのシーズン終盤戦を見ているかのような、ガラスの心臓w
まあ追われる立場と言うのが、そういう心境にさせるんでしょうけどね。
普通に、なあなあと生活している我々には想像もできないプレッシャーなんでしょうけど、
何十億円、何百億円と稼いでいるんですから、辛口に批評されても、しょうがないんです。
ここ数年では、07年の攻めに攻めて勝ち取ったライコネンとは大きく印象が違います。
05、06とミハエルとガチンコで戦って、引退への引導を渡したアロンソも、ポイントを稼ぐ
感じでタイトルを獲ったものの、でも印象はハミルトンや今年のバトンとは別物です。
今年、残すレースはブラジルGPと初開催のアブダビGPです。
ブラジルは昨年も、雨だったとはいえタイヤに優しいマシンよりも、タイヤへの攻撃性の
高いマシンの方が有利だったと思います。(今年で言えば、RedBullですね!!!)
アブダビも、砂の多いグランプリ?でしょうからグリップの確保に苦しめられるはず?
まあ、気温は高めかもしれませんが。。。
そんなのも考えると、まだまだチャンスはベッテルに残っています!
ポイントリーダーのバトンと、なんと15点差まで迫ってきました。
ただね、今年はRedBullが搭載しているルノーエンジンは、景気良くブローしまくり、
残りエンジンが、もう無いんですよね・・・。
そして、失った点数を数えても無意味ですが、エンジントラブルで失った点数も・・・。
でも、あえて言おう、
今までのは奇跡なんかじゃない。
奇跡はこれからだ!!!
ベッテル以外の所へ目を向けると、ニックがポイントゲットしましたね。
シーズン前半は、KERS開発に掛けるも、モノにできず、結局はKERSを破棄して、
コンベンショナルなマシンの開発にシフトしました。
結果、重量バランスも改善して、ブレーキの安定性も向上し、マクラーレン程では無いにせよ
入賞争いを出来るところまで、マシン開発が進みました。
ただ残念な事に、シーズン前半の目も当てられない成績で、BMWは撤退を決断しました。。。
個人的に、ここ数年のF1マシンの中では、MILDSEVENカラーのルノーと並ぶ、
ベストカラーリングマシンだと思っていたので、BMWの撤退は非常に残念です。。。
そして、今回のレースで地味ながら素晴らしい走りを見せたのは、ライコネンでしょう!
もう、今年は捨てて開発の終了したF60という駄馬しかないのに、積極的にシーズン終盤も
開発パーツを入れたマクラーレンに次ぐ4位という成績は、ライコネンの意地でしょう!
ポイントゲットで万々歳と思っていたので、まさか4位とは望んだ以上の成績でした!!!
最後に、富士に奪われた日本GPが鈴鹿に戻りましたが、やはり日本GPといえば、鈴鹿!
これに間違いないですね。やっぱり鈴鹿は良いです。ドラパレのマーシャルの雰囲気も最高!
今年はテレビ観戦でしたが、来年はまた、現地観戦したいなーと思いました。
それでは、日本GP、また来年!!!
そしてベッテル、チャンピオンの獲得を目指して奇跡を!!!
“Kate's Dirty Sister”、チャンピオンを獲りに行くぞ!!!
なーんてなw
Posted at 2009/10/04 17:33:55 | |
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F1_2009 | 日記
2009年09月29日
1つ前のブログで、スマートフォンを購入しましたというブログを書きましたが、
なぜスマホが欲しくなったかと言う理由の1つがTwitterがあるんです。
これはもう、完全に依存できます。病気だなと自分でも思いますw
というのは、スマートフォンだとTwitterの新しい書き込みがあると通知してくれる
アプリとかが使えるのですが、これがもう手放せなくなりました。
Twitterといえば、世界中にユーザーが居るので、当然ヨーロッパ在住の
ジャーナリストやドライバーなんかの、つぶやきも見れるわけなのです。
これは何を意味しているかと言えば、ヨーロッパ発の鮮度の良いニュースが
勝手に携帯に届くのです。もう、ニュースサイトで、ちまちまとニュースを探す時代じゃ
なくなったんだなと、感じさせられました。
フィジケラのフェラーリ移籍なんかもリアルタイムで知る事が出来ました。
フリー走行や予選もリアルタイムで、ブラウンGPなんかが実況してくれるので
出先からも、フリー走行の流れがだいたい掴めます。
って、そこまでF1に一生懸命である必要があるのか!?
もし興味がある方は、こちらにオススメをいくつか載せて置きます。
日本語F1ニュース
http://twitter.com/markzu
http://twitter.com/F1Gate
英語F1ニュース(オススメ)
http://twitter.com/NobleF1
ドライバー&チーム
ダニカ・パトリック
http://twitter.com/DanicaPatrick
モントーヤ
http://twitter.com/jpmontoya
バリチェロw
http://twitter.com/rubarrichello
ピケJr
http://twitter.com/NelsonPiquet
レッドブル
http://twitter.com/RedBullRacing
ブラウンGP
http://twitter.com/OfficialBrawnGP
Posted at 2009/09/29 23:59:07 | |
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F1_2009 | 日記
2009年07月11日
残念な事に、ジェフ・ウィリスがRedBullチームを離れたようです。
これは非常に心配です。
というのは、いまのRedBullの速さを創り出したのはエイドリアン・ニューウェイの
才能のように言われていますが、個人的には6:4で6がニューウェイ、4がウィリスの
功績ではないかと思っているのです。
エイドリアン・ニューウェイ、確かに見えない空気が見えてしまう違いの分かる男なのですが、
なにぶん、そっち方面に傾倒しすぎていてエンジニアリング面の能力が欠けているように思います。
過去、レイトンハウス時代はフラットサーフェースなサーキットじゃないと性能を発揮しないとか
コンパクトなエンジンカウルの実現の為にJUDDにVバンクが激狭角のエンジンを作らせたり
マッドサイエンティストっぷりを発揮していたのに、その後に移籍したウィリアムズでは
FW14という最強のマシンを創り上げる事になります。
さて、それは何故か?
それは、パトリックヘッドの存在だと思います。というのは、ニューウェイに欠けている
エンジニアリング面、サスペンションとかギアボックスとかメカニカルな面をパトリックヘッドが
フォローして、エアロダイナミクスではニューウェイが手腕を発揮して、2人の能力の
相乗効果で生まれたんだと思います。
そして、ニューウェイはウィリアムズを離れマクラーレンに移籍しますが、奇跡的にハッキネンには
チャンピオンマシンを創る事が出来ましたが、ハッキネンが引退しライコネンが加入した
2002年ぐらいから、また悪い病気が出てしまいMP4/17を2年使う事になってしまった、
MP4/18騒動なんかは、まさにニューウェイって感じで、ハマるとアホみたいに速いけど、
信頼性が確保できない、得意不得意が大きすぎるマシン特性等、病気が再発しました。
その後、今に繋がるRedBullに移籍しますが、やはり移籍当初のマシンは、サスアームが
粉砕したり、ギアボックスが毎戦のように壊れたりと、パッとしないマシンでしたが、
ホンダを解雇された、ウィリアムズ時代に一緒に仕事をしたジェフ・ウィリスが加入します。
すると、前年までのマシントラブルでのリタイヤが嘘のように減り、08年にベッテルの
モンツァでの優勝に始まる、今年のRedBullの素晴らしい活躍に繋がるのです。
今年も、ドライブシャフトにトラブルを抱えていますが、07年には必ず2台のうち1台は
ギアボックストラブルでリタイアしていた頃と比べると月とスッポンですw
そんな訳で、エイドリアン・ニューウェイには独り遊びさせてはいけないという事です!
ジェフウィリスもエアロダイナミストの1人という事ですが、BAR時代もパッとしないし
エンジニアリング面に長けているように思うので、ニューウェイトのコンビネーションが
来年以降も続くと、良かったのですが・・・。
さて、どうなることやら!
Posted at 2009/07/11 09:12:45 | |
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F1_2009 | 日記
2009年06月28日
一度は変態マックス会長の引退で決着が付いたようですが、
『えぇい、まだ終わらんよ!』と、復活しそうな感じですね。。。
もう、アナタは引退してください。それが世の為、F1の為。
たしかに、いまのF1は自動車メーカーの経営状態に左右されて、
とても健全な状態とは言えないかもしれませんが、そんなF1にしたのは
あなた方、FIAなんですよね。。。
しかしながら、自動車メーカーが本気で参戦してきて発言力を強めてきたら
今度は、もう出て行けと言うのは、それは無いんじゃないの?と、
思ってしまいますよね~。
それに、FIAの今年最大のミス!!!
それはダブルディフューザーを認めた事でしょう。
結局、いまになってディフューザー3(トヨタ&ウィリアムズ&ブロウン)
からもダブルディフューザーのマシンの車の後ろに付くと、乱流が大きく
追抜きが不可能だって言ってる事ですね。
お前らが言うな!!!!
っていうか、それは最初から分かっていた事じゃないですか。
シーズン当初に、違法じゃないかと問題になった時、他のチームからは
そういう意見が出てただろうと。
そもそも、今年のカッコ悪いフロントウイング、リアウイングは、コース上で
追い抜きを増やすために導入したんですよね。
その為にはダウンフォースを減らしたいという事で導入されたのに、
その目的に反する脱法ディフューザー。
それを認めてしまった事で、今年のF1は1つのレギュレーションではなく、
ディフューザー3、KERSの有無、後追いディフューザーという、バラバラの
統一されないルールでのマシンが混走する事になってしまいました。
その結果が今年のF1です。
そして来年のF1も、マックスはダブルレギュレーションにする気満々でした。
もう、混走レースのF1は、今年で満腹です。SGTじゃないんですから。
来年は、1つのレギュレーションでバトルを期待します。
同じレギュレーションで作られたマシンが、知恵と工夫で結果ワンサイドゲームに
なるのと、違うレギュレーションで作られたマシンが独走しているのを見るのでは
全く、印象が違います。
まあ、そうは言っても、F1は誰のもの?的な事を考える良い機会でしたね。
このまま経済危機が続いて自動車メーカーが撤退してしまえば、
ウィリアムズ&フォースインディア&その他のF3チーム程度が走る事に
なりかねません。
そう考えれば、やはり自動車メーカーの参戦を促した数年前のFIAは、
大間違いをしていたんでしょうね。
そして、楽しく観てくれる観客が居てこそ、スポンサーもマネーを投じてくれます。
それを忘れるなよ!!!
つまんないF1じゃ、スカパーのフジテレビNEXT解約しちゃうぞ!!!
Posted at 2009/06/28 18:31:53 | |
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F1_2009 | 日記