
WRCの
ラリージャパン、開催断念です。
まあ、エリアをクローズできるサーキットと違い、
WRCの場合、範囲が広くなるのでコントロールがね。
欧州のレースは、主催者の責任で空港からサーキットの
往復に限る入国許可を取り付けているそうです。
そのような関連スタッフの入国に裏技も使えないラリーなので、しょうがないね。
開催後に、市民、町民に、コロナのお土産ってなれば、もう次年度からは完全終了になっちゃう。
このような、山道育ちの車好きには刺激の強い景色が見れないのは残念だけど。
そんなコロナウイルスがWRCが与えた、もう1つ大きな影響がありました。
GRヤリスの2021シーズン、投入断念!!!
これも本当に残念。
トヨタのヤリスとは別に、GRから3ドアの専用ボディ、カーボンルーフの意欲作だったのにね。
WRCのレギュレーションは市販ボディには手を付けちゃダメよ部分があり、それでも、
より戦闘力のあるボディをベースに戦いたい!2022年からは別のレギュレーションになる。
だから有効に使えるのは2021年のみ。でも、例え1年の為でも!という、エゴの塊計画でしたw
こんなの資金力のあるトヨタじゃなきゃできねーっす。
今のレギュレーションでは2万5千台というハードルの高さです。
でも、この計画が上手くいけば、カーボンルーフのWRCヤリスが生まれたはずでした。
ボディは、ホモロゲ部品なので、実質競技専用ボディはトヨタぐらいしか用意できない。
なので、きっとコロナ騒動がなければ、来年のWRCは相当インパクトがある結果があったはず。
でも、こうやってヤリスのストーリーを作るんだという、過程が見れたと思う・・・
ですが、このコロナ禍、経済危機も並行で起きているわけで、競技継続できる事が最重要。
というわけで、2021年は2020年のマシンを継続して使い、2022年からパイプフレームに・・・
そんな夢の無い、競技専用マシンで行われることに決まってしまいました。
という事は、2万5千台も市販のインチキなボディを用意する必要もない・・・
だれでも、こんなマシンで参戦できるカテゴリーになってしまうという事です。(ここまでじゃないかw)
昔からありますが、レギュレーションの為のホモロゲモデルって夢があるんですよね。
Gr.Aでブレンボを使う為のV-SPECⅡとか。
グレードのホモロゲだとメーカーの基礎体力勝負になるので、緩和されたN1耐久とか。
こっちはオプションカタログに載せれば、何でも使えるという競技にやさしいレギュでした。
もちろんカタログに載せる=販売する義務はありますが、グレード設定するよりはハードル低い。
でもカタログがどこで手に入るの?近所のディーラーでブレンボ買えるの?とか、問題はあったw
というわけで、活躍の場が無くなってしまったGRヤリスです。
でも、トヨタが本気で作ったスポーツカー。小さいけど4WDターボは450万円+諸費用です。
きっと、将来は価値の出る1台になるかも・・・知らんけどw
Posted at 2020/08/19 22:38:46 | |
トラックバック(0) |
その他、興味の有る事 | 日記