
溜飲が下がるとはこの事か!
バーレーンGP予選の結果。
トロロッソホンダのガスリーが6位
マクラーレンルノーのアロンソが13位
いやぁ、天晴れです、トロロッソホンダ!!!
ホンダバッシングを繰り返してきたマクラーレンのブーリエ、ザクブラウンを見返して欲しい。
・・・それが今年のモチベーションでした。小物感溢れる感想ですがw
2018開幕戦のオーストラリア、結果だけ見るとトロロッソの惨敗でしたね。
リーフとの遠足に浮かれていて、ブログにF1ネタはちょこっとしか書いてませんでしたが、
中身は悪くなかった。おいおい、後出しの感想かよ!って感じですがwww
いちおうブログのコメントには、次ですよ!と書いてはいました。
と言うのは・・・
今回のバーレーンはガスリーもGP2や昨年は
公式テストでRedBullのマシンで走行済み。
ハートレイはWECでポルシェワークスの
919 Hybridで嫌というほど走ってます。
そんな、経験済のサーキットではまた違う展開があると思ったからです。
オーストラリアで結果を出せないからと、ボコられていたトロロッソとホンダです・・・
トロロッソ、ホンダとの初陣で戦力ダウンが露呈?
トロロッソ・ホンダ vs マクラーレン:浮き彫りになった“実力差”
でも、2人のドライバーはオーストラリア未経験、チームもドライバー2人共が入れ替わり、
ベースセッティングの基準を失うという、非常に厳しい状況だったわけです。
以前、ハースの小松さんもインタビューでドライバー2人ともが入れ替えになるのは、
非常にハンディを負う事になると語っていた記事がありました。
という状況を踏まえて、今シーズンのトロロッソホンダは応援しなければなりません。
で、今回トロロッソの戦闘力がアップしたマシン、アンダーフロアのアップデートらしいですが、
あまり写真が出ていませんが、
RACEFANSにありました。
こっちはFP1とFP2でハートレイが比較の為に走らせた、オーストラリア仕様のパッケージ。

↓画質調整↓
こっちが初日からガスリー、FP3からハートレイも使い始めたアップデート版パッケージ。
上の写真と比べると、バージボードに縦のスリットが増えているのが分かりますね。

↓画質調整↓
今回のハートレイのFP1とFP2、新パッケージの評価の為に旧パッケージで走る。
このようなチームプレーに徹する走り、WECでの経験でしょうが、非常に良い雰囲気ですね。
こんな対応ができるのも、RedBull育成をクビになって這い上がった逞しさですよね。
ハートレイにしても、初日から新パッケージで走らせろ!って思っていたはず。
そもそもパーツが1セットしかないから我慢しろ。ではなく、パーツはあったわけで。
でも、とっかえひっかえでパーツの逐次投入では、パーツの性能評価もできませんね。
これは昨年のマクラーレンが、まさにそんな感じで、フリープラクティスの1回だけで、
持ち込んだパーツを外してしまって破棄→お蔵入りを繰り返す、グダグダでしたね。
MCL32のデザイナーのニューウェイの片腕と言われたプロドロモウも、1つ1つしっかりと
じっくり評価して欲しいと言ってたのが思い出されます。
そんなマクラーレンを見ていたホンダのアドバイスなのか、ジェームスキーの進め方なのか、
このトロロッソのパーツ評価は、とっても落ち着いてレースを進めてる感じがします。
マクラーレンのバンドーンは、自分たちのマシンはアップデートを繰り返すので別物になる!
と言ってましたが、そんなのはどのチームも同じなわけで・・・w
今回の予選は通過点。とりあえず、本当の開幕はここバーレーン!という気持ちで、
応援できれば良いかなと思います。ドライバーの経験値が不足しているのは事実ですし。
でも、今回の予選結果の通りで速さは間違いなくあります。
悲観しすぎる必要は無いし、でもこれからずっとこの結果!という甘い世界でも無いです。
そんな今回の予選、データを振り返りましょう。
まず最高速から!
左列がスピードトラップでの最高速ですが・・・アロンソとバンドーン、最後尾ですwww
あれあれ~?去年のホンダPUを積んでた頃と、何も変わりませんね。
ルノーのPU積めば勝てる!RedBullと勝負をする!って言ってたのに・・・
念願のルノーPU積んだにもかかわらず、昨年同様でクソ遅いけどwww
この結果を見るだけで、今年もマクラーレンはドラッグ過多なのが見えてきます。
結局、ウィンターテストで焼きパパイヤになった、この仕様が開発してきたマシンなので。

でも、こんなに小さな開口部では排熱不良で焼きパパイヤになってしまいレースにならない。
で、開口部を大きくした対策版アップデートで、元のドラッグ過多に戻った。そう見えます。
開口部を減らすと前面投影面積が小さくなり、ドラッグを減らす簡単な方法ですね。
ロングランで壊れなくなったものの、同時に速さも失っているという事ですね。
ま、焼きパパイヤは、どうでもいっかwww
というわけで、トロロッソホンダのレースは、乗り手の経験値が不足してる感は否めません。
でも、Q2落ちしたハートレイも、FP3から乗ったマシンで、あのタイムなわけで。
言われてるほど心配する速さが無いドライバーという事は無いと思います。
今回のトロロッソ、前回のHAASのように、チームが緊張で崩壊するかもしれませんw
でも、こんな若いチーム、ドライバーを応援して、段々と戦闘力を増していくのを観る!
こんな楽しい経験、そんな出来る事じゃないですね!
ということで、優しく見守りましょう!言われてるほど、悪くないですから♪